イス

今夜もいつものように編集作業。

イスに座ってパソコン机でチマチマ作業していると、どうしても軽く前傾姿勢になってしまう。
この姿勢が肩や背中に良くないんだよね。

なので定期的に背中を伸ばすようにしている。

今日も３０分くらい作業をしてから

う～ん！

と思い切り背伸び。

をした瞬間！

バギッ！！

グギッ！！

うおぉ！！

いてぇ！！

一瞬、何が起こったのか分からなかった。

どうやらイスの背もたれ部分が外れちゃったみたいなんだよね。
だもんで、背中が反り返ってしまったのよ。

ビックリしたぁ～！
そして背中がいてぇ～！

後ろに完全にひっくり返る事が無くて助かったけど、それでもかなりの衝撃だったよ。

慌ててイスを調べてみると、背もたれ部分を止めている巨大なネジがゆるんでいた。
こいつが原因か。
固く固くしっかりと締めたので、もう安心。
再びパソコンに向かいましたよ。

いやぁ。
しかしビックリしたな。

突然ガクンッと背中が反り返る瞬間の恐怖。

思い出しただけで恐ろしい。
もうあんなのは懲り懲りだよ。

んで、３０分後。
さっきの事はすっかり忘れ、また「う～ん！」と背伸びをした時！

バギッ！！

グギッ！！

うおぉ！！

いてぇ！！

またか！
あれだけキツくネジをしめたってのに、もうダメなのかよ！
どうやらネジがばかになっちゃったようだ。

これはもう諦めるしかないな。
この背もたれ部分は単なる飾りとして取り扱うようにしよう。
一応またネジをしめたものの、もう背もたれは使わないと決意。

そのまま再び編集作業を進める。

けどね。
習慣ってのは恐ろしいものだ。
頭ではそう分かっていても体が自然に背伸びをしちゃってるんだよね。

危ない危ない！

と、背もたれ部分に触れるギリギリ直言に思い出して急停止させるのが、その後何度も続きましたよ。

こうなってくると編集作業も命がけだ。
呑気に座ってパソコンに向かっているだけのように見えるが、実は生死をかけた仕事をしているのだ。
刑事や山岳救助隊など、殉職を覚悟しなくてはならない職業と同等の仕事と思っていいだろう。
ボクもいつ「なんじゃこりゃ～！」と倒れる事になってもおかしくない。

早いとこイスを買い直して、安全な環境を取り戻したいものだね。

なんこう

朝から撮影の仕事へ。
車で一時間半かけて、会場の駐車場へと到着。

さて！
気合い入れていくぞ！

と、その前に薬を飲んでおきましょうかね。

ほんのり頭痛がすんのよ。
たいしたこっちゃない極々わずかな頭痛だけど、念のため早めに薬を飲んでおいたほうがいいだろう。
これが撮影中に爆発したら、えらいことだもん。

ボクがいつも持ち歩いているカバンのポケットには、色んな薬を入れている。
目薬やら風邪薬やら胃薬やら。
その中から頭痛薬を取り出す。

あ。
ここにペンも入れてしまってたか。
いつもはこっちのポケットに入れてるんだけど…

な…

ん？

ボールペンって、こんなにヌルヌルしてたっけ？
もっと、キュッと手にフィットしていた気がするけど…

そして全体的に白いぞ？
これ…なんだ？

顔を近づけてみる。

と、その正体はすぐに判明した！

オロナインくせぇ～！！

やばい！
ポケットに入れていたオロナインＨ軟膏のフタが外れちゃってるんだ！

慌ててポケットの中を確認。

うわあ…。
テンション下がるわぁ。
オロナインＨ軟膏がポケット中に溢れちゃってるじゃないですか！



気分わりぃ～！

そして、幸先わりぃ～！

さあ、これから頑張って撮りましょうって矢先に、まさかのオロナイン攻撃。
事故ってのはいつどこで何があるか分からない。

見なかった事にしたい。
けど、このままにして撮影に向かうのも、それはそれでスッキリしない。

仕方なくポケット全ての物を出し、ティッシュで１つ１つ拭いていく。
こっちの薬、あっちの薬、消しゴムやボールペン、どれもこれもがオロナインＨ軟膏まみれだ。
あまり丁寧にやってる場合じゃないので、とりあえず一通り拭いて終了。

車の中がティッシュだらけになっているけど仕方ない。
そして自分自身から発せられる強烈なオロナインＨ軟膏臭。
自分で分かるくらいだから、かなり強烈に違いない。

今からイベント先の方と打ち合わせをするってのに、これほどオロナイン臭を発していても大丈夫なものなのか？
車の中にはファブリーズを置いている。
これを使ったらちょっとはマシだろうか。
いや、でももしかしたらファブリーズ臭とオロナイン臭が混ざって、とんでもない異臭がするかもしれない。

ということでオロナイン臭を放ちながら打ち合わせをし、セッティングをし、撮影をしましたよ。

とりあえず、カバンのポケットに軟膏いれたらダメだってのが分かって良かったですわ。
気をつけよう。

Ａ面

Ｏ氏から「ナイアガラトライアングル２が紅白に出るらしい」という情報が入った。

ほんとかいな？

ネットで調べてみると、確かにそんな話題があった。

いやぁ。
あり得ないでしょ。

ナイアガラトライアングル２ってなに？

と、若い人達は言うだろう。
というか、ボクと同年代でも知らない人が多いと思う。

大滝詠一と杉真理と佐野元春の３人で１枚のアルバムを作るために結成されたものなんだよね。
まだ無名だった杉＆佐野を世に送り出そういう目的もあって大滝詠一が企画したのよ。

ちなみにナイアガラトライアングル１は、大滝詠一と山下達郎と伊藤銀次。

と個人名を書いたとこで、１の山下達郎と、２の佐野元春くらいしか知名度ないかもしれない
メインである大滝詠一の事は分からない人が多いと思う。
最近は歌も歌ってないしね。

凄い人なんだけどなぁ。
４０歳以上なら誰でも知っていると思うよ。
業界でも信者が多い偉大な人であるんだけど、まあこの人について語り出したら止まらないので今日のとこは止めておこう。

んで、そのナイアガラトライアングル２。
それが紅白に出るのが何が凄いのよって言うと、メインである大滝詠一。
この人、全くテレビに出ないのよね。
だから、何十年もファンやっているボクですら動いている姿を見た事ないの。

顔写真とかラジオでの声とかなら何度も見たり聞いたりしているんだけどさ。

同じスタンスである山下達郎の場合はライブがあるからまだマシだ。
見る事が出来るし、現に何度も見ている。
でも大滝詠一の場合はライブなんて何十年もやっていない。
３０年近く前に数回やった程度。

今で言えば、ＧＲｅｅｅｅＮみたいなものか。

何十年とファンをやっているのに、動いている姿を見た事がない！
そんな人が、今さらテレビに出るかねぇ。
それも紅白に。

信じられん。

でももし本当に出たら、ボクはどうなってしまうだろう。
だって、何十年も見たくてたまらなかった、動いて歌っている大滝詇一なんだよ。

ネロがルーベンスの絵を見たがっていた気持ちよりも遥かに上の気持ちだ。
思春期の男子中学生が女性の裸を見たがっている気持ちよりも、ちょびっとだけ上の気持ちだ。

そんなに見たかったのを実際に見た瞬間のボクが、どういう反応をするのか自分自身でも楽しみだ。
まあ、紅白出場は９９％あり得ないとは思うけど、期待と妄想だけで充分楽しめたから良しとしよっと。

大滝詠一が出たら間違いなく何年かぶりに紅白見るけど、せいぜい佐野元春が出る程度だろう。
もし本当に出たら、鼻でスパゲティ食べてみせるよ。

サボり

ひっさしぶりにテニスへ。

ボクが管理人を務めているテニスサークルがあるんだよね。
と言っても、管理人とは名ばかりの放置状態。
他の人に任せっきりにしちゃってる。

前回行ったのはいつだろう？
もしかして今年初か？
いや、さすがにそんな事はないだろうよ。
いや、でもやっぱりそうかもしれないよ。

行きたい気持ちはあるのに、なかなかタイミングが合わないんだよね。

関係者がここを見ているからって言い訳を書いているわけじゃないんだけど、
でも関係者が見ているから言い訳を書いておいたほうが良さそうだ。

別に大忙しでもないし、サボっている訳でもないけど、ちょっとした作業があったりしてテニスにいく余裕がないのよね。

金曜日の夕方は晩ご飯の買い出しに、近所のショッピングモールへ行く事が多い。
ここに行くとよく、テニスメンバーであるＳ氏に会ってしまう。
知り合いがこの中のショップに務めているようで、テニス前の時間に寄っているらしいのよ。
会うと当然

「今からテニスだけど、今日は来る？」

と聞かれる事になる。
ま、そりゃそう言われるわな。

でもボクは「今日もちょっと…」という返事をし、逃げるようにＳ氏から去るのだ。

これはイカン。
だって、どう見てもテニスをサボって呑気にショッピングしている一家の姿だもん。
これから帰ってまた作業があるんだけど、とてもそうは見えない。
イメージが悪すぎる。
この姿をテニスメンバーに話され、ボクのサボりイメージは拡大してしまっているに違いないのだ。

と言う事で、こないだはＳ氏がいる場所を通らずに、わざわざ遠回りしてみた。
ら、目の前から歩いて来たのはＳ氏！

何で今日はこっちにいんのよ！
で、また
「今日はテニス来る？」
と聞かれてしまい、逃げるように彼から去るようになる。

イメージ悪いなぁ。

それがようやく！
今日は都合がついたので久々に参加出来た。
それでもちょっと遅れてしまったけど、来ないよりは遥かにマシだ。

久々にラケットを握り、コートに立つ。

ああ。
全く打てやしないわ。

みんな、かなり上手くなっている。
そしてヤル気も違う。

カットボールを打つようになってたり、パワーが増していたり、小ワザを使うようになっていたり。
一方、ヘロヘロの打球しか打てないボク。

テニスをやった事なかったこのメンバーにボクが教えていた時期もあったんだけどなぁ。
今ではもう考えられないよ。
あの時は偉そうに指導して申し訳ない。

しかしまあ久しぶりのテニスは楽しかったね。
最後の頃にはようやく打てるようになってきたし。

来週…は無理かな。
再来週…はどうだろうな。
その次…も不明だな。

ま、いつになるか分からないけど、なるべく近いうちにまた参加出来るようにしよう！

ケンミン

『大分県民手帳２０１１年版』というものを貰った。

今まで見た事はあっても、こうして手にしたのは初めて。

県民手帳ってどんなのだ？
帯には『県民の皆さんのための手帳です』と書いてあるから、大分県の情報が満載なのは間違いない。
大分県民なら全員知っていたほうがいいような事が、たくさん載っているのだろう。

だとすると…

オススメ美容室や、美味しいウドン屋さんの事とか載っているのかな。
トキハの五時の市はお得ですよとか、ジャスコのお惣菜は半額になってから買ったほうがいいって情報もありそうだ。

高崎山の事ももちろん書いてあるだろう。
歴代のボス猿の経歴や勢力図を、３０ページくらいにわたって紹介しているに違いない。

とり天の発祥は、大分市の「いこい」って説と、別府市の「東洋軒」って説があるよって事も載っているだろう。
大分県民なら、邪馬台国の場所よりも気になっている永遠の謎だ。
両市の代表者が、喧嘩寸前の論争を繰り広げている様子が写真付きで載っていると思う。

大分県の有名寿司屋である『寿司めいじん』の事も書いていそうだ。
「最初に水槽で泳いでいる魚を見て、寿司に対する気持ちを高めるのがマナーです」
とか
「期間限定で発売されている新ネタは必ず食べるべきです」
とかね。

先日引退した郷土力士・千代大海の事も事細かに書いているに違いない。
『千代大海ものがたり』って漫画が収録されているかもしれないな。
もちろん漫画家は『デトロイト・メタル・シティ』でお馴染み、若杉公徳（大分出身）にお願いしているだろう。

あ、大分出身のプロレスラー・ドラゴン藤波辰爾の半生も、富永一郎（大分出身）による漫画がありそうだ。

その他にも、南こうせつの楽曲一覧や、元ＡＫＢ４８のやまぐちりこの写真集も載っている可能性がある。

う～ん。
何とも楽しそうな手帳じゃないですか。
こりゃ大分県民必須の手帳ですな。

ワクワクしながら開けてみる。

けど…

う～ん…

これはちょっと…
期待していたのと違うなぁ。

千代大海ものがたりなんてどこにも載ってないじゃん！

いや、もちろん大分の情報はあるんだよ。
「各地の行事」として、毎月「◯◯祭り」や「◯◯マラソン」なんてのが書いている。
終わりのほうには、大分県に関する資料もある。
ここの市町村の人口が何人とか、議員名簿とか、学校一覧とか。

でもなぁ。
ちょっと物足りないよ。

そもそも、一番最後の見開きに『東京の地下鉄案内図』が書いてあるのはいかがなものか！
東京行った時に便利なのは分かるけど、大分県民手帳にこれを載せて、どれだけの人が利用するのだろう。
それだったら、湯布院の散策マップでも載せなさいよ！

う～ん。
再来年版はさっきボクが考えた事を全て網羅して、魅力ある手帳にしていただきたいものだね。
あ、もちろんシャインクラブの事も書いてもらわねば！