MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

唐移す滝

2013-11-23 | Weblog


九重町民劇場さんの公演の撮影へ行った。

関係者の方に挨拶をしたりしていると…
ものすごいヒゲ面の大柄な男がこっちにノッシノッシと近づいてくるではないか。

うわっ!
なんだこの人!

と思ったが、よくみるとそれはよく知るY氏。
どうやら役作りでヒゲを伸ばしたみたいんだよね。

なるほど。
それは大変ですなぁ。

でもヒゲが似合ってていいわ。
元々、どちらかというと野性的というかワイルド系というかそっち系の顔なんだけど、それがますます際立っている。
毎日、熊と戦ってます。
って感じの荒々しい雰囲気になっているんだよね。
昨日も猪肉食いました。
って感じになっているんだよね。
実にいいよ。

そして実に羨ましいよ。

ボクもそんなヒゲ生やしてみたいと常々思っているんだよなぁ。
でも似合わないんだよなぁ。

それが分かってるから伸ばさないんだよ。

Y氏の場合はヒゲで豪傑になるからいい。
例えばイチローの無精髭も、元々精悍な顔立ちが更に際立ってくるからいい。

ボクの場合はこのノッペリ顔にいくらヒゲがあろうと、どうにもならないんだよな。
そしてなによりヒゲが伸びるの遅いし。
という事で密かにY氏のヒゲに憧れつつ、かといって触らせてもらうのもお互い気持ち悪いので、そんな態度は出さずにセッティングをしましたわ。

さて。
朝から行っていて、なんだかんだで夕方になった。
「ご飯を用意しているからあっちの部屋へどうぞ」
と言われたので、行ってみる。

お昼もお弁当いただいたのに申し訳ないですなぁ。

と思いながら行ってみると…

夜ご飯はカレー!

それも、お持ち帰り弁当のカレーとかではない。
その場でスタッフの方がでっかい鍋からカレーをよそってくれるという方式の手作りカレー!

素敵だ!
なんて素敵なご飯なんだ!
この為にこの大量なカレーを用意してくれたんだろう。
撮影に行っててお弁当はいただく事はあるけど、でもこんな事は滅多にないもんね。
実に嬉しい。

てな事を書いたら、「弁当じゃ不満なのか!」と、ここを見ている一部の撮影関係者に言われるかもしれない。
いやいや。
そうじゃないんですよ。
お弁当いただけるだけでありがたいんですよ。
感謝しているんですよ。

でもやっぱりその場で出来たものとは感動具合が違うよなぁ。

なんて事を行ったら「俺らの弁当に気持ちがこもってないと言うのか!」と言われてボクはアワアワなってしまうかもしれないが、仕方ない。
実に美味しくいただきましたよ。

舞台のほうも素晴らしい出来。
セットも手が込んでて凄かったなぁ。
撮影しながら楽しませてもらいましたよ。

引っ込み思案のためカレーのおかわりをもらえなかったのだけが心残りなので、もしまたこんな機会があった時のために強い男になっておこっと。