今日は息子(5歳)と2人っきりの一日。
よし。
んじゃあ、公園にでも連れて行くか。
滑り台があれば1人で勝手に遊ぶからラクだ。
たっぷり遊ばせておいたらその後はグッタリ大人しくなるから更にラクだ。
ボクは涼しく快適な公園でただそれを見守っておけばいい。
車に乗って、広い公園に到着。
滑り台が何個も付いてるデッカイ遊具で遊ばせる。
ラクだ。
といっても、1人で遊ぶには限界がある。
さすがに延々遊んでいられないようだ。
40分くらいでもう満足したっぽいので、もうそろそろ帰ろうかな。
なんて思っていると…
息子に近づいてきた人影。
ん?
息子と同じクラスのTくん一家じゃん!
たまに保育園外でも遊んでいる仲のいい一家だ。
だいぶ前だけど、今日と同じくボクが息子をここに連れて来てた時にも会ったんだよな。
その記憶があってか
「またTくんに会うかなぁ」
なんて言ってた息子だけど、まさか本当にまたここで会うとは思わなかったよ。
まさかここに毎週来てるわけじゃあるまいし、なかなか運命的な確率だよ。
しかし子供同士ってのはこういう時にあってもあんまり感動がないんだよね。
いつもそう。
スーパーとかで友達に会ったって、ヒャーヒャー言って遊びだすものの、「うぉ~。こんなとこで」ってくだりがない。
今日もそうだった。
会ったとたん、いきなり始まる鬼ごっこ!
いきなりボクが鬼に指名され、Tくんの父親を含めた鬼ごっこが開始されたのだ。
え?え?
1分前までノンビリしていたのに、いきなり追いかけるような立場になってしまった。
人生とは何が起こるか分からない。
さっきまではまさか自分がこの後、鬼になるとは思いもしなかったよ。
まあ仕方ない。
ノリノリで逃げ回っている息子らを無視するのも可哀想なので、本気を出して追いかける。
大人が5歳児に追いつけないはずがないからね。
追いつけない!
はえぇ!!
いや。
早いというよりも、すばしっこいのよ。
息子もTくんも滑り台を駆使してあちこち逃げ回る。
こっちは一切手抜き無しに追いかけるものの、このすばしっこさには勝てない。
はぁ。
はぁ。
ゆっくりするつもりで来たってのに…いつの間にか汗だくになっちゃってるよ。
きっつ~!
さすがにこの時期には汗かかないだろうと、タオルは車に置いてきてしまっていたのが失敗だったな。
しかもヤツらはなかなか止めようとしないし…。
疲れたなぁ。
まあでもここで会えて良かったよ。
「サンドイッチ作り過ぎてるから」と昼ご飯をご一緒させてくれたしね。
ありがたいありがたい。
まあ息子を疲れさせるはずが帰ってからも全くそんな気配はなく、グッタリしたのはボクのほうだったってのは計算外だったな。
走り回った後も息子の相手をし続けるのはキツかった…。