E氏が来た。
「今日は、こんなものを持ってきてみました。どうぞ」
と、差し出してきたのは、直径20センチほどのクッション。
色といい形といい、どら焼きっぽい感じだ。
「中に小豆が入っていて、お腹に乗せると温かくなる」
との事。
ああ。
うっすらだけど、どこかで聞いたことあるな。
これをボクにくれるの?
そりゃどうもありがとう…
けど…
これを素直に受け取ってもいいのもか…
だってね。
彼が来る時は、決まって何か頼み事をしてくるんだよね。
というか、そういう時にしか訪ねてこない。
けど、今回はそうじゃないかもしれないな。
満面の笑みで渡してくるもんだから、ありがたく頂戴した。
が、
ボクが受け取るとすぐにその笑顔は消える。
「では…」
って、案の定カバンの中から資料を差し出してきちゃったぞ!!
やっぱりか…
ちょっとした素材の加工なんだけどね。
1時間くらいで終わる程度のものとはいえ、かなりめんどくさい!
「やりたくねぇ~!」
と訴えるボクだが、
「それ(どら焼き)あげただろ!!!」
と、厳しい顔のE氏。
よくもまあ、ここまで手のひら返しが出来るものだ。
押し売りよりタチが悪いわ。
「じゃあ、これ返す」
と言っても受け取ろうとしない。
仕方なく、シブシブ引き受けましたよ。
予定通り作業は1時間ほどで終了。
仕上がったのを見て
「いやぁ~!さすが和田さん!完璧!凄い!最高!!」
と、再び手のひらを返して満面の笑み。
あ~あ。
こういう大人にはなりたくないものだね。
「じゃあ、また来ま~す!」
と去っていったE氏。
たまには頼み事じゃないときに来なさい!
もう絶対彼からは物を受け取らないぞ!
「今日は、こんなものを持ってきてみました。どうぞ」
と、差し出してきたのは、直径20センチほどのクッション。
色といい形といい、どら焼きっぽい感じだ。
「中に小豆が入っていて、お腹に乗せると温かくなる」
との事。
ああ。
うっすらだけど、どこかで聞いたことあるな。
これをボクにくれるの?
そりゃどうもありがとう…
けど…
これを素直に受け取ってもいいのもか…
だってね。
彼が来る時は、決まって何か頼み事をしてくるんだよね。
というか、そういう時にしか訪ねてこない。
けど、今回はそうじゃないかもしれないな。
満面の笑みで渡してくるもんだから、ありがたく頂戴した。
が、
ボクが受け取るとすぐにその笑顔は消える。
「では…」
って、案の定カバンの中から資料を差し出してきちゃったぞ!!
やっぱりか…
ちょっとした素材の加工なんだけどね。
1時間くらいで終わる程度のものとはいえ、かなりめんどくさい!
「やりたくねぇ~!」
と訴えるボクだが、
「それ(どら焼き)あげただろ!!!」
と、厳しい顔のE氏。
よくもまあ、ここまで手のひら返しが出来るものだ。
押し売りよりタチが悪いわ。
「じゃあ、これ返す」
と言っても受け取ろうとしない。
仕方なく、シブシブ引き受けましたよ。
予定通り作業は1時間ほどで終了。
仕上がったのを見て
「いやぁ~!さすが和田さん!完璧!凄い!最高!!」
と、再び手のひらを返して満面の笑み。
あ~あ。
こういう大人にはなりたくないものだね。
「じゃあ、また来ま~す!」
と去っていったE氏。
たまには頼み事じゃないときに来なさい!
もう絶対彼からは物を受け取らないぞ!