MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

ブラ

2006-04-03 | Weblog
近所のショッピングモールに愚妻と買物に行った。
プラプラと見て回ると、アメリカ人らしき男性2人連れがいた。
別に外国人が珍しいわけではないが、こういう地方のショッピングモールに来ていると
どうしても目をひくね。
おお!!外人さんだ!!
と絶叫するほどではないが、
おっ!
と軽く心の中で思うくらいの気持ちはある。

そんなことを思いながら歩いていると、気づけば女性用下着売り場に迷い込んでしまっ
ていた。
やばっ!
男にとってこういう売り場はツライ。
目のヤリ場に困って居心地が悪い。
別にそういう趣向があるわけじゃないけど、どうしても周りの目が気になってしまう。
「ああ、そっち系の人ね」と思われそうで怖いのだ。

向こうにいる親子連れがボクを見ている気がする。
怪しい奴がいると思って見てるんじゃなかろうか。
「あそこに変質者がいるザマス!」と通報され、すぐさま警備員が飛んでくるんではな
いかと思ってヒヤヒヤしてしまう。
そう思ったら動きがギクシャクと固くなってしまい、冷や汗もダラダラ出てきてよけい
怪しくなってしまう。

と、と、とにかくこの場から逃げなければ!

そう思って下着に挟まれた通路を逃げるようにして進んでいく。
と…
前方からさっきの親子連れの子供がボクに向かって歩いてきた!
しかも、両手にブラを持って振り回している!
え~!
そしてその子はボクの前に立ちふさがり、ブラをボクにパシンパシンとぶつけてくる
ではないか!
え、え~~~!
なんじゃこりゃ~~!
女性下着売り場で見知らぬ子供にブラを打ち付けられる33歳の男。
おいおい、勘弁してくれよ。
親は1つ向こうの通路にいたのでその行為に気づいてない様子。
「◯◯ちゃん!走り回ったらダメよ!」と注意する声は聞こえているが、それよりも
「◯◯ちゃん!ブラを見知らぬ男に打ち付けたらダメよ!」と注意してもらえないも
のか。
キャッキャ言いながら楽しそうにしているその子供。
怒るわけにもいかず、ニヤニヤと笑うしか出来ないボク。
ふと横を見ると、さっきの外人さんがボクを見て「OH!」という顔をしていた。
いやぁ~!
やめて~!
ボクを見ないで~!!
日本の伝統行事とでも思われたかなぁ…。

もう、恥ずかしくって、その子を押しどけるようにしてその場から去りましたよ。
やっぱ下着売場には近づかないほうがいいな。