夜。
母・美智子を乗せて車を走らせていた。
急遽、湯布院に泊まりに行く事になったのだ。
もちろん2人っきりではなく、愚妻やら義弟K一家も行くのだが、別行
動の為にボクは母・美智子と2人で行く事になってしまった。
父・康彦が『用事があるから途中まで乗せていってくれ』というので言
われるがままに途中で降ろし、母・美智子は後部座席に乗ったまま、再
び湯布院に向けて出発!
高速で1時間たらずの距離を走っていく。
しかし、母・美智子と2人っきりで高速に乗るってのは始めてかもしれ
ないな。
なんだか微妙に嫌な感じだが仕方なく暗い夜道を走っていく。
母・美智子が後ろから「ちょっと暑いなぁ」などと言っているが、それ
も気にせずに走っていく。
と…
パチッ!
なんだなんだ!?
いきなり車内の電気がついたぞ!!
おまけにメーター横にある『ドアが開いてる』ことを知らせるランプも
ついている!!
母・美智子が窓を開けようとしたら間違えてドアを開けたようだ!
危ねぇ!
何やってんだよ!この人は!
高速なのでどうする事も出来ず、慌てふためくボク。
「あら?ちょっとアンタ、上の電気ついてるよ」
と母・美智子は呑気だ。
いいからドアを閉めろっての!!
ボクが必死でそう言うと、ようやく状況に気づき、一生懸命になってド
アを閉めていってましたわ。
「これどうするん!どうするん!」と言いながら、どうにかこうにか閉
める事が出来ましたよ。
ふぅ…。
危ないとこだった。
困ったオバハンだわ。
しかも
「ドアをしっかりロックしててくれんとイカンわ!」
と、ボクを悪者に仕立て上げようとしてくる。
おまえはイタズラ好きな子供か!
高速道路の車内でドアを開ける大人がいるなんて、想像出来ないっての!
そのまま車外にほおり出されればよかったのに…。
さらにしばらくして…
「あんた、安全運転せにゃイカンよ』と言ってくる母・美智子。
いろいろ言いたい事はあるが、面倒なので黙って聞いていると
『もし狸とか飛び出してきても、引いてもいいから真っ直ぐに進むんや
で」
と、道徳のある大人とは思えないアドバイスをしてくれた。
ありがたいね。
ま、無事に湯布院まで着いたから良かった良かった。
母・美智子を乗せて車を走らせていた。
急遽、湯布院に泊まりに行く事になったのだ。
もちろん2人っきりではなく、愚妻やら義弟K一家も行くのだが、別行
動の為にボクは母・美智子と2人で行く事になってしまった。
父・康彦が『用事があるから途中まで乗せていってくれ』というので言
われるがままに途中で降ろし、母・美智子は後部座席に乗ったまま、再
び湯布院に向けて出発!
高速で1時間たらずの距離を走っていく。
しかし、母・美智子と2人っきりで高速に乗るってのは始めてかもしれ
ないな。
なんだか微妙に嫌な感じだが仕方なく暗い夜道を走っていく。
母・美智子が後ろから「ちょっと暑いなぁ」などと言っているが、それ
も気にせずに走っていく。
と…
パチッ!
なんだなんだ!?
いきなり車内の電気がついたぞ!!
おまけにメーター横にある『ドアが開いてる』ことを知らせるランプも
ついている!!
母・美智子が窓を開けようとしたら間違えてドアを開けたようだ!
危ねぇ!
何やってんだよ!この人は!
高速なのでどうする事も出来ず、慌てふためくボク。
「あら?ちょっとアンタ、上の電気ついてるよ」
と母・美智子は呑気だ。
いいからドアを閉めろっての!!
ボクが必死でそう言うと、ようやく状況に気づき、一生懸命になってド
アを閉めていってましたわ。
「これどうするん!どうするん!」と言いながら、どうにかこうにか閉
める事が出来ましたよ。
ふぅ…。
危ないとこだった。
困ったオバハンだわ。
しかも
「ドアをしっかりロックしててくれんとイカンわ!」
と、ボクを悪者に仕立て上げようとしてくる。
おまえはイタズラ好きな子供か!
高速道路の車内でドアを開ける大人がいるなんて、想像出来ないっての!
そのまま車外にほおり出されればよかったのに…。
さらにしばらくして…
「あんた、安全運転せにゃイカンよ』と言ってくる母・美智子。
いろいろ言いたい事はあるが、面倒なので黙って聞いていると
『もし狸とか飛び出してきても、引いてもいいから真っ直ぐに進むんや
で」
と、道徳のある大人とは思えないアドバイスをしてくれた。
ありがたいね。
ま、無事に湯布院まで着いたから良かった良かった。