MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

スノボ2

2006-02-12 | Weblog
(昨日の続き)
バスは広島へと到着した。

さっそく着替えをする。

ボクは(ツアー予約当初)スノボするつもりがなかったので、道具もウ
ェアもレンタルしていなかったのだが、H氏が余っている一式を貸して
くれる事になった。
さらに、他のみんなが申し込んでいた『リフト券』もボクは申し込みし
ていなかったのだが、急遽キャンセルしたO氏の分のリフト券が余って
いたので、それを拝借する事にした。

つまり、ボクは(バス代以外)全て他の人のおこぼれでまかなっている
ことになる。
ちょっと情けない。
ハイエナのような感じだ。
ま、ありがたく使わせてもらいましたよ。

着替えも終わり、ゲレンデに向かう。
とりあえずみんな初級コースで滑っていく。
ボクにとってはこれで満足なのだが、肩ならしを終えた一同はそそくさ
と『中級・上級者コース』へと去っていってしまった。

ボクは一人寂しく滑っていく。

何度乗ってもリフトを降りられない。
毎回必死で降りていく。

どうにかこうにか滑れるようになり、いったん休憩。

食事をしたりしてダラダラ過ごしているとM氏から「今度は中級者・上級
者コースのほうへ行こう」と言われた。
どうやらそっちのほうにも『初心者用コース』があるらしい。

気乗りしないが、せっかくなので行ってみることにした。
実はさっきまでのコースはなだらか過ぎて、さすがのボクでも物足りなく
なってきていたのだ。
ドキドキしながら違うコースへ向かう。
さっきまでとはリフトの距離も全然違う。
いつまでたっても上につかないのだ。
ようやく上までたどり着き、(といってもこれが頂上ではなく、他の人は
もっと上に行くんだけどね)滑り始める。

怖い!

ここは本当に初心者用か??

恐っそろしいの何の!

必死で滑っていくが、ガンガンこける。
さっきまでちょっと滑れる気になっていたボクだが、自分の愚かさに気づ
いた。
寒いはずなのに汗がドンドン流れてきている。
楽しんで滑るはずのスノボだが、楽しんでるどころか、生きるために必死
で下山しているだけだ。

命からがら、必死で下まで着いたときにはもうヘロヘロ。
これにてボクのスノボは終了しましたわ。

他の人はまだ滑っていたけど、ボクは一人ダラダラしてましたよ。

しばらくしてようやくスノボが終わり、みんなで風呂に向かった。
このスキー場には隣接して温泉があるのだ。
それだけで独立した建物の、なかなか立派な施設だ。
800円払って中に入る…

と…

うわぁ~!!!

すんごい人!!!

こんなに込んでる風呂は見た事がないぞ!

だって、洗い場の後ろで大勢が順番待ちして立ってるんだよ。
裸の男たちがズラ~と、6コしかない洗い場を求めて立っている。

かなり異様な光景だ。
このまま出ようかと思ったもんね。

洗うというよりも、洗わされているような感じ。
家畜的な扱いを受けているようで屈辱だ。

ボクはタツヤと一緒に、とりあえず横に避難し、隙をみて洗って逃げる
ように風呂を出ましたよ。
あれで800円は高すぎるな。

風呂から出て急いでバス乗り場へ向かい、バスを待つ。
予定よりも30分も遅れてバスが到着。
帰りはみんなほとんど寝たまま、23時半くらいに大分に着きましたよ。

家に着いたのが0時前。
何か食べてすぐに寝ようと思い、カップラーメンにお湯を入れていく。
と、横を見たら時計がジャスト0時。
おお。
(アピールするわけじゃないけど)実はボクは13日が誕生日。
その誕生日を『カップラーメンにお湯を入れている時』に迎えてしまい
ましたわ。
悔しいから静かに「ハッピーバースデイ」を歌いながらお湯を入れてや
りましたよ。

なんだかなぁ。