MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

思い出のオレオレ詐欺電話

2020-10-29 22:54:59 | komako

24日のどっきり後、二日間は仕事をしながらいろんなことを考え、

これまでの人生の様々を思い出しました。

最近は、自分はだまされる人間だという事を忘れがちだったので、

ここで再認識する経験は貴重でした。

15年前のオレオレ詐欺の電話、それも懐かしく思い出しました。

息子が就職した年の今頃だったと思います。

家にかかってきた電話は、「あ、俺だけど。」

私は普通に息子だと思い、「声が聞き取りにくいけど、どうした?」

「ちょっと風邪ひいて休んでる。あのさ・・・。会社の金を使っちゃって、

監査が入るんだよね。」

私は心臓がドキドキし、あの息子でもそんなことするんだと思いながら、

受話器を持ってしばし沈黙。

昔から何かあった時、必ず先に相手の話を聞くというのが習慣だったので、

「あ、そう。」とだけ言って黙っていると、

「監査って知ってる?」と聞くので、「うん。何となくはね。」

私はまだ息子だと思っていて、こう言いました。

「自分でやったことは、自分で責任取るしかないよね。」

相手が黙っているので、この時初めて「あれ?」と思い、

「頑張り給え。」と言って電話を切りました。

しばらく考え、息子の携帯に電話をかけたのですが、

仕事中で出ないはずと思ったら、出たのでびっくり!

休みだったそうで、「今電話した?」と聞くと、「しないよ。」

それで、チャンチャンでした。

この時も「俺だけど」に騙されたのは確かです。

先日のどっきりの時、終盤で私が気づくようにと仕掛けられた言葉に、

私は頭の中で(あれ?なぜ知ってる?変だな。)と考えながらも、

取りあえず今は、相手にあわせようとしました。

この直後、ネタバレしたのでワッハッハーとなりましたが、

私はあれ?と感じたことを、絶対そのままに出来ない性格なので、

後で必ず「どうしてそれを知っているの?」と聞いたと思います。

騙されるけれど、意思は通す、これからもこれでいくんだろうな。

どっきりMANが持って来てくれたお土産、足柄山の金時力まんじゅう。

「komako頑張れ」というメッセージかなと、勝手に思ってます。

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