母屋の裏は、すぐ土手です。
先日図書館で読んでいた農業の雑誌に、クズを取ってきて食べる活動をしているグループの話が出ていました。
2019年の台風で大きく崩れ、むき出しになっていた土から、今は草が伸びています。
窓を開けると、もう少しで手が届きそうな所に、オトコエシの白い花。
ばあちゃんが見て、昔は十五夜に飾った花だと言っています。
この辺りにはオミナエシは無くて、オトコエシがあちこちで咲いています。
かなり大きくなってしまうと倒れて、それでも咲き続けるたくましい野の花です。
もっとすごいのが、クズ。
裏一面を覆ってつるが垂れ下がり、次々に花を咲かせています。
先日図書館で読んでいた農業の雑誌に、クズを取ってきて食べる活動をしているグループの話が出ていました。
クズの根っこは葛粉で、高級なデンプンになるのは知っていましたが、花や葉も食べられるとは知りませんでした。
ネットで調べると、クズはスーパーフードだそうで、いろんな情報が書かれています。
良く聞く漢方薬の葛根湯、考えてみたらクズの漢字そのままなんだから、知っていて当然なのに・・・。
花は芳香を漂わせて虫達を集めるので、花を取って食べるには、その虫達に去ってもらわなければなりません。
とても手間がかかると思います。
相変わらず、知らない事ばかりです。
十五夜の月、夕べばあちゃんと眺めて良かった!
今夜は雲隠れ中です。
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