MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

栗玉蜂の虫えい

2015-04-14 17:08:16 | おもしろい

今日も雨、ほんとによく降る4月の前半です。

三島市の花壇コンクールに応募したら、今日が現地審査だという通知が来たので家で待っていたのですが、

予定時刻よりかなり早く来たらしく、駐車場に行って待ちましたが会えませんでした。

電話も無かったので、立ち会わなくてもよかったということなのでしょう。

午後傘を差して散歩に出かけたら、ばあちゃんも久しぶりに駐車場の方へ歩いていました。

クヌギやコナラの若葉が美しい中、きれいな赤い実のようなものを見つけました。

近づいて見ると、枯れそうな栗の木です。でもきれい!

ばあちゃんが、赤いこぶの中には虫がいるというので、ぎょぎょっ!

爪で半分に割り、よーく見ると、確かに1ミリくらいの幼虫がいます。

帰って来て調べたら、赤いこぶはクリタマバチの虫こぶで、虫こぶを虫えいと言うそうです。

クリタマバチは黒い3ミリくらいの蜂で、6~7月に虫こぶに穴を開けて外に出ると書いてありました。

成虫が新芽に産卵し、その幼虫は芽の中に潜り込んで越冬し、4月に芽が異常肥大して虫えいになるらしいです。

栗農家にとっては、大敵、ただこの栗玉蜂にも天敵がいるそうなので、やっぱりバランスがとれているということかな。

それにしても、この事実を知らなければ、新緑と赤いこぶはうっとりするような美しさです。

コメント (2)
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