昨日、第2回目のさくらの開花予想が出ました!京都は、1回目の予想より1日早くなり、3月26日の予定となりました!ここしばらくの京都は、びっくりするほど暖かい日も寒い日もあり、お天気が定まらない状態です。
前回【前ブログ】、早い時期に楽しむ桜をご紹介しましたが、今回は「おすすめの1本」をご紹介します。まずは、京都の桜といえば代表格の1本!「円山公園」の「祇園枝垂桜」といわれるしだれ桜です。公園の中央にあり、正式名は、一重白彼岸枝垂桜(ひとしろえひがんざくら)といいます。現在の木は、2代目です。初代の桜は、樹齢200年余りで、根回り4メートル、高さ12メートルで、昭和13年に天然記念物に指定されましたが、昭和22年に枯死しました。
現在ある2代目の桜は、昭和3年に初代の桜から種子を採取し、畑で育成したものを昭和24年に植栽したものです。あまりに有名な桜なので、あえてご紹介しなくてもとは思いましたが、そばで見上げるとなんともいえないオーラーが漂い、迫力満点です。今年は久しぶりに夜のライトアップされた姿を見たいです。【2008/4/4ブログ】
続いて、東寺の庭園内にある八重紅枝垂れ桜です。庭園の入り口にあり、弘法大師の不二の教えにちなんだ「不二桜」と命名されています。元々、盛岡市の旧家で育てられていたものが鈴鹿市の農園を経て、平成18年に東寺に寄贈されたそうです。
五重塔と並んで咲く姿は、ため息が出るほど美しいです。不二桜は、高さ約55メートルの五重塔と比べてもこの大きさ・・・と言いたいところですが、写真を撮った場所が不二桜側ですので、実際は五重塔の方がかなり高いです。昨年の京都の桜開花宣言から5日目で、ほぼ満開でした。【2008/3/29ブログ】
最後は、洛西の名刹「正法寺」の鳥獣庭園にある枝垂れ桜です。大きな木ではありませんが、庭とのバランスがとてもよく、遠くに見える京の街と東山連峰も素晴らしいです。何度か訪ねていますが、今まで満開を見たことがないので、ぜひ満開の頃に見てみたいです。枝垂れ桜は、ソメイヨシノの前に咲く早いものと、後に咲く遅咲きのものがあるので、これは遅い品種なのかもしれませんね。(あくまでも私見)【2007/4/5ブログ】
また、このあたりは京都の中心街に比べると、観光客も少ないので、比較的ゆっくり楽しむことができます。すぐ近くにある西行桜で有名な「勝持寺」のお茶室から眺める桜もとても美しいです。【2007/4/5ブログ】洛西の桜は、昨年出かけることができなかったので、今年はぜひ出かけようと思っています。ピクニック気分でお弁当持っていくのもいいと思います。
以上、3件、私のおすすめの1本でした。よく考えると枝垂れ桜ばかりでした。(^^;)そうそう、哲学の道沿いにある大豊神社へ渡る「おおとよはし」のそばでいち早く咲く、ピンク色の大きな桜の木もおすすめでーす。【2008/3/27ブログ】
さて、開花予定が26日に早まりましたが、私の予想は・・・前回20日でしたが、22日にしておこうかなと思います。そういえば、大阪の池田銀行がさくらの開花予想で金利が決まる預金を始めたらしいです。なんでも商売ですねー。(^m^)
過去の桜ブログは【桜:カテゴリ】にて。
東寺の桜は、それほど混まないと思います。円山公園は、時間を選べば、ゆっくり楽しめます。まぁ、花見の名所なので、みんなでワイワイ見るのも良いですけど・・・。