ITSを疑う

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ジャケット着用のゴルフ場で思ったこと

2022年06月03日 | 雑記

名門ゴルフ場にはかなり厳格なドレスコードがあって、ほとんどの場合入退場時のジャケット着用が必須になっています。
中にはハーフパンツでの来場禁止とか、ポロシャツの襟立てるの禁止とか、髑髏マークのシャツ禁止とか中学の校則かよ、みたいなのもありますが、今日はジャケットの話。

名門ゴルフ場はそもそもメンバー中心で、ビジターはメンバーのお友達に限られるわけだからどんなルールがあろうがそれに文句をいう筋合いは一つもありません。
でも、ブームで乱立し今となっては来場者はネット予約のビジター中心というゴルフ場でも同様のルールが残ってる。

ということで、夕方のロビーで精算したり待合せたりしてる人たちはみんなジャケットを着ているわけだけど、どうみてもスポーツウェアの上に会社に来ていくダークな背広を仕方なくひっかけてる、という人が多いですね。正直いってやぼったい。

30年くらい前までは、中年以上の男子はレジャーに行くときにジャケットを着たもんです。私(現在還暦+5さい)よりも10歳以上うえの世代。
だから、ゴルフ場に来ていってさまになるジャケットを持っていた。
もしくはその世代はアイビーを経験しているのでカジュアルなブレザーを持っていた。

でもいまの人ってレジャー用のジャケットあんまりもってないですよね?
わざわざゴルフ用、それも合計10分程度の入退場用に買う人もいない。なので会社用をひっかける。まさに入退場用です。

これってバカらしいくないですか?
ジャケット着用ルールでゴルフ場の雰囲気が英国紳士の集まりみたいになるんならまだわかるけど、単にやぼったいだけになってる。
暖炉やアンティークな家具のあるサロンがあるならまだしも、宅急便受付にはプラスチック椅子も置いてあるようなロビーでそんなこと言っても意味ないですよ。

ビジターをたくさん入れてるゴルフ場も形式的にはまだベースはメンバーシップ制になっているわけで、「マナー委員会」とかがある。
そうした非営利の意思決定機関には摩擦をおこしてでも改革しよう、という人はほとんどいない。
うるさい古参メンバーが「ジャケットは着用だ」といったら、はいそうですね、といっとくのが一番楽。

まあ、あと10年もしたら自然に変わるでしょう。

蛇足ですが、
以前はハーフパンツにはハイソックスというルールが一般的だったけどさすがに今はなくなったようですね。
さすがに中年男性のハイソックスは気持ち悪い、と誰もが思うようになったんでしょう。


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