中国のゴルフ事情について書いてみます。
中国にわざわざゴルフをしに来る人は多くないと思うのでさほど需要はないと思いますが。
ゴルフの中国語については過去記事をご覧ください。
ゴルフ場
公式に認められているゴルフ場は少なく、「リゾートに付属したスポーツ施設」というような扱いになっています。最近も贅沢禁止令で結構な数のゴルフ場が閉鎖されました。とはいえ、まだまだ沢山あります。
ゴルフ場はそうした事情のせいか、ほとんど公式HPをもっておらずネットで直接予約はできません。予約サイト(日本語対応業者あり)でならほとんどのコースでプレイ可能。予約サイトのマージンが100元程度上乗せされます。
コースは結構トリッキーなものが多く、一般的に日本のゴルフ場より難しいです。18ホールスループレイ。
チェックインからスタート
一般にバックを預けた時点で引き換えカードをもらうことが多いです。チェックインは日本と同じ。スタート時間になると呼んでもらうような仕組みになってることは少なく、ロッカーキーをキャディマスター室に持っていって全員揃ったら適当にスタートになるような感じ。
キャディさん
一人に一人、もしくは二人に一人。カートの後ろに立ち乗りします。
ゴルフをほとんど知らない若い子も多い。林に打ち込んで横に脱出しかないような場面でも「残り200ヤード」とかいってウッド持ってきたりします。
グリーン上ではラインを読んでボールを置いてくれますが、経験が浅いキャディさんの場合はかえって迷惑。
始まって数ホールで見極めが必要です。
キャディさんは自分専用なので、人のキャディさんはあまり助けてくれません。ボールさがしも基本的には自分のキャディさんしかやってくれません。その代わり自分のキャディさんは家来です。中国の人はティーアップさせたり打つ間煙草や葉巻を持たせる、なんて光景を目にすることもあり。バンカー自分でならしたりすると「オーライオーライ」(本当は「我来=私がやる」といってるのですが、オーライに聞こえる)といって飛んできます。
チップは100元。二人に一人ついた場合は50元x2か、各々100元づつか地域で違うようです。多くあげて嫌がられることはないので200元あげましょう。18ホール終わりカートを降りたところで渡します。
ゴルフをする中国人はお金持ちなのでもっと渡してる人もいます。また彼らは高額の賭けゴルフをしているので、ラインの読みが良かった場合は沢山あげたりします。だからキャディさんも結構真剣にライン読みをします。
ティー
白ティーでやってたら日本人です。中国人は技量に関係なく青ティーです。中国人はなんでも大きい、長い、多いものが好きです。
華南地区は日本人でも青ティーのようです。青ティー使用のハンデ制限等は特にありません。
中国人のゴルフ
最後の一人となってパットを打つ。よし、入った!ガッツポーズして周りをみると、後の3人はもうカートに乗ってます。
お風呂
シャワーです。脱衣所はなく、ロッカーで全部脱いでスリッパはいてシャワーに行くのが基本。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます