久しぶりにITS関連の話。
経営統合の方向で検討に入っているアメリカの衛星ラジオ2社、シリウスとXMは地図データ大手のNAVTEQと組んで衛星ラジオでナビ画面に渋滞情報を提供するサービスを始める。
日本ではFM多重でナビに送られているVICS情報を、衛星放送で送るというものだ。
情報量・スピードではFM多重よりははるかに有利だろう。
アメリカには日本のような官主導のVICSのような仕組みがない。
渋滞情報をナビと連動して表示し、経路誘導するためには衛星ラジオなり携帯データなりの何らかの通信手段で民間業者と契約する必要がある。実際にそうしたビジネスが次々と立ち上がろうとしている。
いずれにしても有料情報となるわけだが、衛星ラジオの場合はおそらくは毎月の聴取料に含まれる形になるだろう。シリウス・XMとしては収入源というよりは、有力コンテンツとしての位置付けになるのではないだろうか。
現在、北米における車載衛星ラジオ契約率はおおむね10%程度とおもわれ、まだまだ拡大の余地がある。
フリーウェイの渋滞情報は北米では強力なキラーコンテンツとなる可能性が高い。
しかし、一方で衛星ラジオにとって無視できないファクターはHDDだ。
車載HDDはこの先数年で急上昇する可能性がある。
はたしてミュージックサーバーを搭載したユーザーは、月々の聴取料をはらってまで衛星ラジオを必要とするだろうか?
逆にHDDへの録音を許可するようなビジネスモデルを作れれば、追い風になるのかもしれない。
車載音楽メディアがどう変わっていくのか、何がスタンダードになるのか、これからしばらく目が離せない。
経営統合の方向で検討に入っているアメリカの衛星ラジオ2社、シリウスとXMは地図データ大手のNAVTEQと組んで衛星ラジオでナビ画面に渋滞情報を提供するサービスを始める。
日本ではFM多重でナビに送られているVICS情報を、衛星放送で送るというものだ。
情報量・スピードではFM多重よりははるかに有利だろう。
アメリカには日本のような官主導のVICSのような仕組みがない。
渋滞情報をナビと連動して表示し、経路誘導するためには衛星ラジオなり携帯データなりの何らかの通信手段で民間業者と契約する必要がある。実際にそうしたビジネスが次々と立ち上がろうとしている。
いずれにしても有料情報となるわけだが、衛星ラジオの場合はおそらくは毎月の聴取料に含まれる形になるだろう。シリウス・XMとしては収入源というよりは、有力コンテンツとしての位置付けになるのではないだろうか。
現在、北米における車載衛星ラジオ契約率はおおむね10%程度とおもわれ、まだまだ拡大の余地がある。
フリーウェイの渋滞情報は北米では強力なキラーコンテンツとなる可能性が高い。
しかし、一方で衛星ラジオにとって無視できないファクターはHDDだ。
車載HDDはこの先数年で急上昇する可能性がある。
はたしてミュージックサーバーを搭載したユーザーは、月々の聴取料をはらってまで衛星ラジオを必要とするだろうか?
逆にHDDへの録音を許可するようなビジネスモデルを作れれば、追い風になるのかもしれない。
車載音楽メディアがどう変わっていくのか、何がスタンダードになるのか、これからしばらく目が離せない。