みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

チャーチルAVRE粗朶束運搬用パーツ

2011年10月04日 11時06分07秒 | AFV(英・チャーチル)
 はや十月になってしまいました。現在もちょっとずつ、これをちょっとずつという模型生活を送っています。またこれは随時報告。で、先日店頭で見つけたので、買ってしまいました。レジキャストのチャーチル戦車用改造パーツ。1/35の、もちろんAFVクラブ用です。例の、巨大な粗朶束を運搬するための台架で、操縦席前に取り付けます。上陸地点に掘ってある対戦車壕に粗朶束を投入して埋め、上を通れるようにする、ホバーツファニーズの一つで、これを装着した時は砲塔を横に向けたままにする、という代物。もちろん粗朶束投下後はこの台架も直ちに取り外して、次の戦闘行動に入ります。
 で、このレジキャストのパーツですが、ご覧の通り各面ごとにパーツが分けられていて、それを箱形に組んでいくようになっています。他にもこの台に粗朶束を乗せてそれを固定するためのシャックル類、投下時に車内から操作して直ちにワイヤーをリリースするためのコネクター、といったパーツも入っています。是非作ってやりたいのですが、いくつか問題も。まず、肝心の巨大な粗朶束を作るのが大変。この粗朶束には、小川などに投下した後、水をせき止めてダムを造ってしまわないよう、水を通すためのパイプが芯として使われています。そしてそのまわりにかなりの数の粗朶が円筒状に束ねられています。写真を見ると、まず比較的小さい直径の粗朶束を何本も作り、それをさらに束ねて大きな粗朶束にしているようです。これを模型としてどう表現するか。その辺から実際に小枝を集めてきて糸で束ねて行かなければなりませんね。
 それから、その粗朶束を台架へ固定するワイヤーの張り方が、説明書だけでは今ひとつよく分からない。他の写真からあらかじめ研究しておかなければなりません。それと、レジンパーツをきちんと直角に接着して台架を作るのもなかなか大変。これはもしかして、このレジンパーツの通りに適当なプレカットプラ板で組み立てる方が、接着が簡単だし頑丈に作れるのかも…。ってことは、大枚(?)はたいて買ったこのキットは、立体設計図ってことですね。それにしても、ホバーツファニーズってのは形としてとても面白い。