みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ExtraTechのファイアフライ(その1)

2006年08月01日 14時11分55秒 | AFV(英)
 しばらくブログの更新が滞ってました。ここのところ工具の話が続きましたので、ここらでまた製作の途中経過を。エクストラテックのファイアフライです。
 エクストラテックの1/72M4シャーマンシリーズはM10やアキリーズも含め、出るたびにみんな買いました。いつ完成させられるのかわからないんですけどね。プロフィパックも、全部ではありませんがいくつか。例によって気が向いたときにちょこちょこ作るので、何輌も製作途中で並んでいます。
 いや~、なぜか好きなんですよね、このシリーズ。値段の割りにディテールが不満、シリーズ化したために若干パーツの混乱がある、などの批判もあるようで、私も製作途中にしばしば苦労するところがあるのですが、それでもなぜだか、憎めないんです。ドラゴンは安い割りにはディテールもオマケも満点。でも作っていてなぜか癪に障るところが必ず出てくる。どうもメーカーの模型に対する愛情があまり感じられない。その点エクストラテックは、メーカーの製品に対する愛情が、モデラーにも伝わるのかもしれません。
 写真は、エクストラテックのファイアフライのサスペンションです。左が組み立て途中、右が組み上がった状態です。ご覧のようにサスペンションひと組が8部品から成っています。そこまで凝っているのに、上部支持輪のディテールは今ひとつ、そして上部キャタピラ支持スキッドも肉が抜けていません。その点、ドラゴンの新製品だと、サスペンションひと組が4部品、ディテールもあるし、スキッドも抜けている。だったらドラゴンを作ればいいじゃないかと言われそうですが、それでもやはり、エクストラテックの方が好きなんですよね。
 エクストラテックM4シリーズのサスペンションの組み立て上の注意点としては、
・上部支持輪のアーム(パーツB33)は内側を若干削ってから、まっすぐ取り付けること、
・転輪のアーム(パーツB3)をおもての板(パーツB2)に取り付ける時、板側の位置決め用突起が長すぎるので、若干頭を削ってからアームを接着すること、
が挙げられます。私はエクストラテックの足回りは5輌くらい既に組み立てています。経験から申し上げますと、この写真の左側のような組み合わせで先に部品を接着しておいて、それから全体を組み上げると狂い無く出来上がるようです。
 不思議なもので、エクストラテックでこうした難点をクリアすると達成感があるのですが、ドラゴンでこうした難点に遭遇するとなぜかイライラするんです。こりゃどだい公平ではありませんね(笑)。でも、新製品のくせに、サスペンションの左右が削らなくてはうまく合わないというドラゴンは、やはり問題だと思いますよ。
 さて、今気づいたのですが、製作途中のミニスケールのファイアフライ、エクストラテック、MRモデルズ、ミリキャスト、HATと都合5輌が製作途中です。いつのまにか、ずいぶん欲張って並行制作したもんですね。また追ってご報告いたします。