「龍三と七人の子分たち」、北野武の老人ヤクザ物語

おススメ度　☆☆☆

老人、やくざ映画好き、こねた映画好き　☆☆☆☆

まあ、話が老人ヤクザだし、北野武だし、演者も老人だし、映画館は老人だらけ。

ゆえに、結構笑を取る。

昔のやくざが、今は、堅気じゃ元気がない。

そんなところへ、オレオレ詐欺にあって、それが暴力団だとわかると、年賀状を頼りに昔の仲間を呼びだす。

それぞれ癖のある老人たちが７人集まる。「７人の侍」の向こうを張ったか。

藤達也は、背に入れ墨を彫って威厳を見せる。

まあコントギャグの連発で、笑いを取って、後半は一気にアクション映画。

霊柩車に、飛行機が出てきて、バスジャックでカーチェイス、北野監督大暴れ。

ギャングネタを期待していくと肩透かしを食らうが、ギャグネタを楽しむ分には十分。

中尾彬、近藤正臣をはじめ、爺どもはカッコいい。