ひろの映画見たまま

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「楊家将 烈士七兄弟の伝説」、三国志と並んで中国で人気の物語

2014-07-27 12:00:25 | 中国映画
おススメ度 ☆☆☆

中国(香港)活劇好き ☆☆☆☆

三国志と並んで人気の中国の伝記。楊家将の映画化。

とくに、楊家兄弟の奮闘が描かれます。

宋の時代。遼と敵対していた楊家。もともと北韓の将軍だった楊業。敗れて、宋の重鎮に。

遼の将軍は耶律原、彼は父母を楊業に殺され復讐を誓っていた。

宋の指揮官は、潘仁美。だが、彼は楊業を快く思っていなかった。

楊業は、宋の先頭を切って戦っていたが、耶律原に罠にかけられ、更に、藩は援軍を送ってこない。お蔭で、楊業は大敗、傷を負います。

この話を聞いた楊業の妻は、7人の息子たちに父を救うため出陣を命じます。

そしてたった、7人で、敵の大軍を相手にし、手負いの楊業を連れ戻そうとします。

しかし、耶律原は、なかなかのこわもて、圧倒的な兵力で、楊家の7将軍に襲い掛かります。

ある意味、楊将軍は、強いのだけど勝てない。

そんな戦の連続で、やったという勝ち戦の面白さはありません。

ただ、中国では、忠臣の七兄弟としてあがめられています。

「七子行き、六氏戻る」のご託宣通りになるのでした。

まだ、銃のない世界、馬と弓矢が飛び道具で、大活躍。更に大槍はぶんぶん振り回されるとぶっとぶ。

中国の刀は、日本のと違って重量級。火を放って火責めとか、あらゆる手が使われる。

大量の軍隊の出陣は圧巻。その一方で、殺戮の後の悲惨さは半端でない。

群衆戦、一対多数、一対一など、戦闘シーンもバラエティに富む。平原であったり、山の中であったり、草原であったりと多彩。

香港、台湾の若手俳優をそろえた演技陣も圧巻。

中国時代劇のパノラマを見せてくれる。

コメント
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