”Folk och rackare”
いかにも寒そうな国の音楽といえば、北欧トラッドも忘れることができない。
スエーデンのトラッドバンド、フォルク・オック・ラッカレ。(正確にはスエーデンとノルウェイの合同バンド、とも聞いた)これは素敵な一枚だったなあ。
これは76年発売のアナログ盤で、さすがにリアルタイムで手に入れはしていないんだろうけど、さて、どこの店で買ったものやら。
ともかくその頃はこちらも、ヨーロッパのトラッドはまだイギリスのもの、フェアポート・コンベンションとかスティールアイ・スパンなどしか聴いていなかったので、初めて接する北欧のエレクトリック・トラッドバンドの新鮮な響きに、すっかり魅了されてしまったものだった。
なにやら北国のキリっと澄んだ大気をそのまま真空パックしたみたいな鮮烈な響きのその音楽は、どちらかと言えば陰鬱な感触も無いではない英国諸島圏のトラッドを聴きなれた耳にはなんとも清々しく感じられたのた。
そんな次第で、あちこちのレコード店を、北欧トラッド欲しさにめぐり歩くことになるのだが、これもお定まり、扱っている店などにはさっぱり出会えず苦戦を知られ、やっと手に入れた盤もまた、”北欧のミュージシャンは結構屈折しているんだなあ”なんてしみじみ感じさせるヘンテコ音楽ばかりだったりするのだった。フォルク・オック・ラッカレみたいにわかり易い音はむしろ珍しいのであって。
もちろん、その楽しみかたが分かってくれば、それらヘンテコ盤たちも愛聴盤へと変わってゆくのだったが。
それにしても、いつまでも寒いっスねえ。
いかにも寒そうな国の音楽といえば、北欧トラッドも忘れることができない。
スエーデンのトラッドバンド、フォルク・オック・ラッカレ。(正確にはスエーデンとノルウェイの合同バンド、とも聞いた)これは素敵な一枚だったなあ。
これは76年発売のアナログ盤で、さすがにリアルタイムで手に入れはしていないんだろうけど、さて、どこの店で買ったものやら。
ともかくその頃はこちらも、ヨーロッパのトラッドはまだイギリスのもの、フェアポート・コンベンションとかスティールアイ・スパンなどしか聴いていなかったので、初めて接する北欧のエレクトリック・トラッドバンドの新鮮な響きに、すっかり魅了されてしまったものだった。
なにやら北国のキリっと澄んだ大気をそのまま真空パックしたみたいな鮮烈な響きのその音楽は、どちらかと言えば陰鬱な感触も無いではない英国諸島圏のトラッドを聴きなれた耳にはなんとも清々しく感じられたのた。
そんな次第で、あちこちのレコード店を、北欧トラッド欲しさにめぐり歩くことになるのだが、これもお定まり、扱っている店などにはさっぱり出会えず苦戦を知られ、やっと手に入れた盤もまた、”北欧のミュージシャンは結構屈折しているんだなあ”なんてしみじみ感じさせるヘンテコ音楽ばかりだったりするのだった。フォルク・オック・ラッカレみたいにわかり易い音はむしろ珍しいのであって。
もちろん、その楽しみかたが分かってくれば、それらヘンテコ盤たちも愛聴盤へと変わってゆくのだったが。
それにしても、いつまでも寒いっスねえ。