何を根拠にか知らないが勝手に自分たちを重要人物と信じ込み、無意味に偉そうにしている”笑い飯”が大嫌いなので、私としては、彼らが決勝進出も果たせなかった、それだけで十分に当初の目的は果たした気分である。番組の全体としては、やはりつまらなかった。
いやもうM1、ほんとにもうやめたらいいでしょ?
紳助はダウンタウン松本と、「クオリティが落ちたらもうやめようか」と話していたそうだけど、いや、今回、もう十分にクオリティは落ちていたと思うよ。
にもかかわらず、「でも今回はレベルが高かった」と評価する紳助は、企業家として番組がまだまだバブルを産むであろうという方向に空気を読んだんだろうね。
今回は優勝者も含め各チーム、ともかく突っ込みの空疎な怒鳴り声がやかましく響くばかりで、機知に飛んだお笑いネタなんか見つけるのも困難な、貧相な時間がただただ流れていったのだった。
怒鳴れば熱演、ですか?うっとうしい限りですね。
(今年の優勝者のそれと比べてみると、昨年のサンドイッチマンのネタが堂々たる本格派にさえ思えてくる。少なくとも今年のように”見ていて汚い”芸ではなかったしね。つまりは年々、確実にレベルは下がって行っているのでしょう)
そもそも毎年、一千万も賞金与えてスポットライトを当ててやる価値のある漫才なんか出てくるものなのかどうか。
それでも企業家・紳助は今回を「レベルが高かった」と平気で公言する。参加者も年々増えて来ているようだし、受賞者が名を売り、おいしい思いが出来るシステムも出来上がっているようだ。
つまりまあ、ど真ん中に抱え込んだ内容の貧困さに反比例して、煽り立てられた祭りの騒ぎばかりが膨れ上がる、そういうものこそ”バブル”と呼ぶんだけどね。いずれ潰れる泡なんだけどね。
○M-1新王者NON STYLE、賞金1000万はまさかの「借金返済」
(ORICON STYLE - 12月22日 05:01)
結成10年以内の漫才コンビ日本一を決める『M-1グランプリ2008』王者に輝いたNON STYLEが21日(日)、生中継した東京・六本木のテレビ朝日で優勝会見を行った。優勝賞金1000万円の使い道について石田明は「借金が残ってるので、それに(充てたい)。全部返済するにはあと5回くらい優勝しないといけない」との生々しい報告で、大会委員長の島田紳助を驚かせた。
総評を求められた紳助は、本番中に発した「もう(『M-1を』)やめようと思った」発言の真意を聞かれ「クオリティが落ちたら、松本(人志)と『もう2回やったらちょうど10回だし、やめようか』と話してた」と説明。「でも、今回レベルが高かった」と考えを改めた様子で、NON STYLEには「(審査員の)上沼(恵美子)さんの言うとおりフリートークは無理。よその番組(でのトーク)を見てから、(自分の番組で)使います」と辛らつエールを贈った。
過去のグランプリ受賞者の活躍が証明するように、一夜にして知名度と“単価”があがるM-1バブルは健在。今後のNON STYLEに石田は「トークメインでやりたい」と苦手克服を課題に挙げ、井上も「おしゃべりを頑張りつつ、ゆくゆくは司会とかできるようにしたい」と芸人の出世コースを目指すことを誓っていた。
当初は2年ぐらいで終わるだろうと思ってたけど、このままだと2011年(アナログ放送終了)まで続きそうです。
>年々、確実にレベルは下がって行っている
>もうM1、ほんとにもうやめたらいいでしょ?
M-1も、R-1も、キング・オブ・コントも、一発屋量産番組である「エンタの神様」、「爆笑レッドカーペット」、「ザ・イロモネア」・・・
全て打ち切ってほしいです、肥大化したワイドショーと共に。
>NON STYLE・・・フリートークは無理。
M-1で優勝しても、東京では ”紀香のヒモ” 呼ばわりされている「陣内智則」ほどは続かなさそーですよね、汚いフンドシ獅子舞「たむらけんじ」みたいに、飽きられたら大阪に帰ってくるしかないのでは?
それにしても、今年は例年以上に一発屋が多かったですよね。
今年の流行語大賞を取ったエドはるみも一発屋で消えそうだけど、エドよりも、渡辺直美(ビヨンセの口パク)がいちばん酷い一発屋でしたね、あんな誰でもできる素人の宴会芸だけで「笑っていいとも」に連日出演できるなんて、お笑い界どころかテレビ界自体がおかしいよ。
ついでに、今年のM-1で2位だった「オードリー」も、エドよりもつまらないから一発屋で消えると思う。
つまらないだけでも我慢ならないのに昨今の芸人、なんか汚らしいですよね。あれも何とかならんのか。もっとも、どうにもグロテスクでテレビに現われるたびに目をそらしてしまうエドはるみなんかが美人扱いされているんだから、どもならんか。
ビヨンセの物真似。実は私、本物のビヨンセを知りませんで、あの”渡辺ビヨンセ”が私にとっては本物のビヨンセです(笑)
まあ、あの”芸”も、フェリーニの映画の中の出来事と思えば納得できる・・・かどうか(苦笑)
「爆笑レッドカーペット」に出ている「もう中学生」と言うふざけた芸名のやつ。やってることは小学生の学芸会です。
エドはるみは、調子乗って「グーグー体操」をやりだしたあたりから、やたらブリっ子するようになりましたね。
>なんか汚らしい
江頭2:50だけでも汚らしいのに、たむけんは大阪人の醜さ剥き出しで江頭以上に汚らしかったです。
うわあ、ちょうど昨日、見たばかりですよ、”もう中学生”は!確かにありゃひどいや。というよりほかに言葉もないですね。
エドはるみとか、あの系統の女芸人って、勘違いの細道に踏み迷って出て来れなくなる伝統があるみたいですね?
たむけんの焼肉屋・・・って、よく食いに行けるな、という気がします。
ソフトバンクが「S-1バトル」と言う賞金総額2億2,000万円と言う超破格のお笑い大会をやるそうですよ。
http://japan.internet.com/allnet/20090201/3.html?rss
昨年の「M-1グランプリ」がつまらなかったから、優勝賞金を1桁減らせ!と思ったのに、このソフトバンク主催のS-1の年間チャンピオンの賞金は、M-1よりも1桁増えて「1億円」だってさ。
そんな超破格の賞金にふさわしいネタをやる芸人なんて本当に出てくるのでしょうか?
賞金だけは破格のお笑い賞レースと比べたら、芥川賞・直木賞やオリンピックメダリストの報奨金って、すごい安すぎるなあと思いました。
”お笑いバブル”もここに極まれり、みたいな話で、いや呆れました。確かにM-1の賞金だって高すぎるのにねえ。これで浮かれてりゃ日本のお笑い、本格的に滅亡への道を歩むでしょうね。
ソフトバンクはこれでいったい何を企む?高額なゼニカネを見せ付けて、今どきの日本人の奴隷根性にさらに拍車をかけて商売やりやすくしようとかいう魂胆なんでしょうか?
やはり、例年通り酷かったですよ、全然笑えませんでした・・・本当に一発屋量産番組の2時間スペシャルと変わらないです。
司会の宮迫さんは「レベルが高かった」と何度もしつこく公言してましたが、主催者&プロデューサーに言わされてるだけですよね?
アレを見て「レベルが高かった」と思った視聴者はほとんどいないと思うんですが・・・。
それに、審査員の全然面白くない女芸人清水ミチコが、バカリズムに ”100点満点” を付けてたので呆れました。
優勝した中山功太・・・賞金500万円+副賞の車にふさわしいネタだとはとても思えませんでした・・・何年か前に優勝した博多華丸の方が面白かったですよ。
その華丸ですら、今ではテレビでほとんど見かけなくなったから、功太も、M-1王者の NON STYLE と同じく、東京(全国ネット)では長くは持たないと思います。
私はR-1は見ませんでした。特に収穫があるとも思えなかった、というか腹が立つか退屈するか、どちらかにしかならないことは目に見えていると思えたもので。kisaraさんのお話をうかがうにつけても、その直感は”当たり”だったようですね。ことさら空しいですよね、高額すぎる賞金が。
NON STYLE・・・サンドイッチマン程度の認知も受けずに、もう忘れ去られる道を歩んでますよね。芸人連中もそろそろ疑問を抱くんじゃないですか、この種のコンテストに?
博多華丸は、私が朝食食べながら見ている朝番組のレギュラーなので見慣れていて、なんか”健在”みたいに見えています(笑)
今のお笑い番組を見てると、面白くもないのにゲストがワザと笑ってる《演技》みたいに見えるし・・・正直に笑わなかったら《KY》ってことでゲストの今後の芸能活動に影響してくるんでしょうね。
不況の煽りでテレビ業界も大物司会者たちがギャラの高さを理由にリストラされるそうですが(週刊誌の記事より)、お笑い番組のプロデューサー&放送作家こそリストラした方が良いんじゃないかって思いました、つまらない芸人よりも高いギャラ貰ってるんだから。
来年は私、もうM-1も見ないかも知れません。
もはやお笑い世界は一面の荒野って感じでしょうか。
何でこんな事になってしまったんだろうなあ・・・