今日、某ネット通販店から、注文してあったCDが届いた。さっそく聴いてみようとしたのだが、その中の一枚から音が出ない。なんだこれは不良品かと検めてみると、製品番号に”VCD”とある。しょうがねえなあ、もう。どうやら発送の際にCDとVCDを間違えて送って来てしまったようだ。
さっそくクレームのメールを送ったのだが、さて、夜が明けたらどのような反応が返ってくるのか。まだ数度の買い物しかしていない、馴染みとはいえない店なので、こんなときどのような対応を見せるのか、非常に興味がある。店主氏には、私がこの先、店の客であり続けるか否かが決まる決戦の場であると自覚の上、事態の処理にあたってもらいたいものである。いや、大仰な話じゃなく本気です。
注文したのはタイのポップスのCDなのだが、今、あらためてネット上の該当商品のカタログを見返してみると、ともかくかの国の商品、CDには皆、ことごとくそれに対応するVCDが存在するようなのだ。なんだろうねえ、タイって国も。いや、こんな状況が昨今の常識なんだろうか。
しかもそれらCDとVCDはジャケがまるで同じデザインであるらしい。こりゃ、間違い易いよなあ。それだからこそ、商品発送に際しては注意怠りなきよう、お願いしたいものなのだが。
しかし、それらCDとVCDを、それぞれ両方とも律儀に在庫しておくってことは、それら双方に顧客が存在するってことなんだろうか。CDしか基本的に購入しない私としては、いい迷惑としか言いようのない話である。そんなもの、いちいち両方とも集めなくたっていいじゃないか、ご同輩。VCDなんか、どうせ一回見れば終わりでしょ?
とか言っても通じやしなんだろうなあ。
私はVCDとか、ともかくその種の映像商品にはまったく興味がない。なぜって?音楽ファンだからだ。まあ、音楽を聴く上でのあくまで”資料”として一回ぐらいは見てもいいけど、そこまでだろう。
目と耳、両方からの情報を受け止めるがために想像力の働く余地がなくなるからかと思うのだが、音楽関係のビデオと言うもの、一回見ればお腹一杯であり、繰り返し見たいと言う衝動にはさっぱり駆られないのだが、そうでもないですか?何であんなもの、買うの?
とか言ってはみるものの、国によってはそちらの方がメインの商品であるとの情報もあり、なにやら面白くない雲行きを感ずる昨今なのであった。
まあ、ともかくくだんの店主氏、とっとと誤送付の商品を取り替えてくれよなあ。どう対処するか、しっかり見させてもらうぞ。
レコード店からは謝罪のメールが来まして、すぐに代替品を送る、VCDも返さなくていい、といいことなので代替品到着をもって許してやろうかと。(あ、この店、例の店ではありませんよ。あそこは注文方法がやっと理解できて、まだ1回しか注文していないです。笑)
VCDはしかし、いかがなものかと。こんなものが主流になってしまい、おかげで出るべきCDが発売されにくくなるなんて世の中になったら、そりゃあもう許せないっと。
しかも、家庭ではパソコンでしか見られないってのが許せないです。
タイもですが、台湾・香港もやたら多いですよね。VCDを集めている人はアイドルマニアの方がほとんどだと思いますよ。
それから、DVDは、国によってリージョンコードが違うため、日本のDVDプレーヤーで見れないやつがあるので、これも許せないです。
ちなみに、ロシアもののDVDは見れましたが、インドネシア映画のDVDはパソコンでしか見れませんでした・・・。
インドネシアの映画・・・なんかあそこはビデオの時代も、国ごとベータを選択してしまったので、結果、困ったことになったなんて話を聞きましたが。要領悪いというか運が悪いと言うか。