my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

推し(または最近買った絵本)

2020-06-27 12:38:50 | 好きな絵本

少し前から?だいぶ前から?「推し」って言葉よく
聞きますよねー。
推しのメンバー→推しメン→推しになったらしいですけど。
箱推し」っていうのを最近知って、面白いなあと思い
なかなか気にいってます。(対義語は単推しだって)

そういう変遷を知ると、この使い方はちょっと違いますね。

絵本界における私の「推し」笑‥そして最近買った絵本。

 今月号の「こどものとも」

 こちらの方も早く買わねば。




とても美しい水彩画。りすが、とにかく可愛い。
昨年の6月は西荻のウレシカさんで植田さんに会えました。
6月は、植田さん月間だなー)

あと最近買ってはいないけど、ささめやゆきさんも推し。

八生さんの絵本も2冊買ったので、載せておこう。

 


そしてさらに、ぜんぜん絵本ではないけど。




こうやって並べてみると、好きな絵本や読みたい本が色々あって、
私のまいにち楽しいじゃん、って感じです(笑)。

わりと強引な締め方ですが、本日6月27日ブログ誕生記念日でした。

始めなければなにも始まらなかったわけなので、
ほんとうに(もう何年前かわからないけど)ブログ始めて、
よかったです。ありがとうございます。
これからも‥


望み叶うパラレルな世界へ
明日はちょこっと違う景色書き加えていこう 

スピッツ新曲猫ちぐら」より。


の気持ちで、続けていきます。

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外出自粛中に買った本

2020-06-26 16:55:59 | 好きなもの・音楽や本

絵本は1ヵ月に1冊くらいは購入するのですが、
ものすごく読みたいか、手元に置いておきたい本以外、
基本的に最新刊本は買わないきまりが、なんとなく
自分の中でできていました。
(単行本の)本棚がいっぱいで、置くところがないのと
図書館で予約すればいずれ順番がまわってきて読めるから。

でも。
図書館が閉館していたので、(家に読んでない本があるけれど)
新しい本を久しぶりに購入しました。


  『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ。
6つの短編が入っています。

映画を観てしまったあとなので、表紙の帯にもあるように、
どうしても演じた役者の方のイメージに引っ張られてしまいますが、
それでも、巨匠ホフマンが初めて塵と会った時のはなしとか、
カレッジ時代のマサルの話とか、なかなか面白かったです。
(桃李さんが演じた高島明石さんの話がなかったのは少し残念でした)

もう一度『蜜蜂と遠雷』を読み返してみたくなりましたが、
なにしろ長いので、躊躇したままになってます(笑)。




『祝祭と予感』を本屋さんで買った時に、この本を見かけて、
こっちも買っておこうかな、でも読みきれるかな、と迷い、でも結局は
翌週にまた買いにいきました。

 表紙がステキじゃないですか。

春樹氏が翻訳した本も、むかしはすべて買って読んでいたのですが、
チャンドラーあたりからは、図書館のお世話になっています。
この本も、いつも通りの日常だったら、きっとそうしていたと思いますが、
たまには買うのもいいよね、という気持ちになったのは、表紙が気に
いったからかな。

ジョン・チーヴァーの作品を読むのは初めてで、しかも中は2段組みに
なっているので、躊躇したのですが、冒頭の春樹氏の解説と、巻末の
柴田さんと春樹氏の対談も交互に読んだりしつつ、なんとか読み終える
ことができました。

短編小説の名手。都会派。雑誌ニューヨーカーの常連作家。
ピューリッツァ賞受賞‥こちらは紹介文の最初に書かれている光の当たって
いる側で‥。かなりの量のアルコールを摂取。同性愛的嗜好との折り合いに
苦悩‥光の反対側あり。


表題作の『巨大なラジオ』は、1947年に雑誌ニューヨーカーに掲載
された作品だそうで‥大きなアパートメント(日本的に言えば高級
マンション)に住む夫がある日「巨大な」ラジオを買ってきて、その
姿かたちに嫌悪していたはずの妻の耳に、なぜか同じアパートメントに
住む人たちの暮らしぶりが(ラジオから)聴こえるようになり、妻は
嫌悪しながらも、聴くことをやめられなくなるというはなし。

不条理ではあるけれど、ストーリーの着陸地点よりも、私は、
2020年に突然現れたウイルスによって、世界中のあらゆる場所の人たちが
家の中でのステイを求められている私たちの方がよっぽどシュールな
セカイに住んでいると思え、そんな中で、なぜ1947年の古き良きアメリカの
はなしを読み、その中の人たちを理解しようとしているのか、と思って
いました。

もう一つの表題作『泳ぐ人』。
私はこのはなしが、一番面白く、また一番感じ入るところがありました。

郊外の大きな住宅‥どこの家にもプールがあるような‥に住む主人公が
パーティに呼ばれていった先の家のプールから、点在する家の、プールで
泳ぐことを続けながら自宅へ帰ってみようと思い立つはなしです。
主人公は家には帰り着きましたが、スカッとした気分にもならず、
ココロ温まるようなことも起こりません。

でも、小説って、読むことによって、知らないセカイを知り、知らない
物事に思いを馳せることなので、そういう意味でとても面白いはなしでした。

どんな物語のなかにも存在する普遍性。そんな言葉が読んでいる間中
あたまの中にありました。





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神田日勝 大地への筆触@東京ステーションギャラリー

2020-06-24 17:34:38 | 好きなもの・美術館や展覧会

少し前から美術館などが再開され始めました。
2月中に前売り券を買っていたものが2つあるのですが、
自粛開け最初の展覧会は(なぜか)こちらになりました。



神田日勝さん。

昨年の朝ドラ『なつぞら』で、吉沢亮さんが演じた山田天陽くんの
モデルとなった画家で、もしも、そのドラマを観ていなければ
知ることがなかったかもしれません。

熱心な『なつぞら』ファンだった私と娘、一緒に観ていた夫の
3人で久しぶりに出かけた美術館‥東京ステーションギャラリー
私は3度目でしたが、他の二人は初めてで、ね、いい美術館だよねーと
いう紹介の気持ちも含めて(ちょうどいい規模だし、レンガの壁も
私はとても気に入っているので)、楽しいお出かけになりました。


日勝さんは、ドラマで描かれていたように、7歳の時に東京の練馬から
家族とともに北海道へ入植者としてわたってきます。
後に東京芸大へ進む兄の影響で(ここもドラマ通り)、絵を描き始め
農業を続けながら絵を描く道を選びます。
道内の展覧会や独立展で入賞、入選を重ねるも、1970年に体調を壊し、
未完の作品を残したまま亡くなってしまいます。32歳の若さでした。

ドラマの中で天陽くんも描いていたように、農耕馬の絵とか、
十勝平野の絵とかを思っていたのですが、会場に入ってわりとすぐに、
日勝さんが、昭和12年生まれだということに気が付いてからは、
その時代や年齢と、描かれた作品を意識して観るようになりました。
というのも、私の母が昭和11年生まれでして、昨年お亡くなりになった
和田誠さんもそうだったと思うのです。
ということは、日勝さんも、まだご存命でしたら、ずっとずっと
絵を描き続けていたかもしれないのだと思ったり。
この絵を描いた年に、私が生まれたんだなーとか思ったり。
60年代のポップアートのこととか、大阪万博の太陽の塔のこととか、
気になっただろうなあとかも思いました。

会場は、プロローグ、エピローグのあいだを、

壁と人 牛馬を見つめる 室内/室内風景 アンフォルメルの試み
十勝の風景  の5つに分けていました。

ベニヤ板にパレットナイフやこて等を使って毛並みの1本1本まで、
丹念に描いた馬や牛。
あふれんばかりの食べものを並べた「静物画」や、画家の室内。
壁、天井、床すべて新聞紙で埋め尽くされた部屋に、正面向いて
座る男‥。どこからが家の壁でどこからが空なのか大地なのか
わからないほどにセピア色で塗りつくされた「家」という作品‥。

どの作品にも作者の情熱が感じられるのはもちろんのことですが、
自分の中の「葛藤」を、絵の中で「作品」に昇華させているように
私には思え、絵を描く喜びや楽しさとともに、描かずには生きて
いかれない己のサガを、誰よりも自分自身がわかっている方
だったのでは、と感じました。


そして。
チラシにも使われ、もはやシンボルとなっているような、印象的な
絶筆で未完の作品ですが。(こちらで見ることができます)

ドラマを観ていなかったら日勝さんを知ることはなかったかも、と
冒頭で書きましたが、この未完の作品をどこかで目にしたら、まったく
知らなかったとしてもとても興味を惹かれ展覧会に足を運んだだろうな
と思っています。

一頭の馬を描こうとするときに、すくなくとも全体の下描きをしてから、
(あるいは背景をまず塗ってから)塗り始めると思うのです。
でも、日勝さんの馬は半分だけが仕上がっていて、特に顔や目は丁寧に
描かれているのに、腰のあたりから後ろ足は鉛筆の下描きすらないのです。

彼の描き方がそれによってわかった的な注釈が加えられていましたが、
どの馬もそんなふうな描き方だったのでしょうか。
作者には、もう自分には時間がないことがわかり、あえて半分だけを
力をこめて描いたのでは、という見方もできると思うのです。

もしもこの絵が鉛筆の下描きの段階で絶筆となっていたら、それはそれで
大変貴重な作品だったでしょうが、でも、これほどのインパクトを
観る側に与えることはなかったかもしれません。
真実はご本人のみ知ることだし、作品から受ける感銘だけを私たちは
胸に抱けばよいのでしょうが、それでも私は、あえて謎を残した画家として
神田日勝さんのことを覚えていようと思いました。



東京での会期は残りわずかですが、機会があればぜひ。
向き出しのベニヤ板と、かわいい馬の目がとても印象に残ります。

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ものすごーく久しぶりに

2020-06-22 11:51:08 | 好きなもの・ちくちく

好きなもの・ちくちく

というカテゴリーがあることをふと思い出し(笑)。
開けてみたら、2015年のお正月に投稿したきりでした。

でもわたし、がま口作ったりしたよね?と思い
調べてみたら、別のカテゴリーに入れてましたよ。

2018年9月に参加したワークショップ

リフ編みのオーナメント っていうのも見つかりました。
こちらは2017年12月。


ちくちく ってこういうもののことを言うんだよねー的な
体験を久しぶりにしたので、その記念と記録のために。






お手本にさせていただいのたのはこちらやこちら。
 

カード入れのままでももちろんステキだったのですが、
小さな横型の印鑑を入れる袋をずっと作りたいと思っていたので
巾着仕様にアレンジ(ってほどでもないけど)してみました。



初めての巻きかがり縫いにてこずりましたが、
色合わせを考えたりすることで、脳が活性化された感じで、
楽しかったです。

いただいた生地がまだあるので、また何か作ってみたい
ような、すこしお休みしたいような(笑)。

S子さん、どうもありがとうございましたーーー。


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ありがとうございました・現品販売終了

2020-06-21 19:36:57 | 好きなもの・Tシャツ

4月20日から始めたTシャツの現品販売、
本日をもちまして終了いたします。

たくさんの方にご購入いただき、
大変ありがたく思っています。

どうもありがとうございました。


少しづつ明るい方向に、そして今までとは
別の方へ向かって、歩み出しているのかも
しれませんが、鬱々とした気持ちは多かれ少なかれ
今後も残っていくと思います。

が、そんな時は、幾らかでも気持ちが軽くなる
ような、鼻歌混じりで散歩に出掛けたくなるような、
そんな日々のお供にしていただけるようなTシャツで
あるように、と思っています。

通常オーダー絶賛承り中です、ブーツ&スティックス

どうぞよろしくお願いいたします。





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もうすぐ終了・現品販売

2020-06-14 12:00:22 | 好きなもの・Tシャツ

ブーツ&スティックスからのお知らせです。

と、下記のように載せたのは、4月20日のことでした。
(先が見えない不安と苛立ちでぐるぐるしてました)


「思うようなお出かけが叶わない今、せめて頭の中での
お出かけや、近くの公園へのお散歩、フツーの家事や、
庭仕事、あるいは在宅ワークの時などに、せめて気持ち
だけでもなんとなく楽しくしていただければ、と、
昨日急に思い立ち、24枚のTシャツをいつもとは違う
値段設定で、販売することにしました。」

私たちのモットーは、 着ているだけで、フツーの毎日が
なんとなく楽しく
なるような、足取り軽く散歩に出たく
なるような、そんなTシャツ 
だから。


その後たくさんの方に見ていただき、ご購入いただき、
6月9日現在、スタンバイTシャツは5枚になりました。
6月14日現在、スタンバイTシャツは4枚になりました。

ほんとうにありがとうございます。

6月20日(日曜日)の父の日に間に合うお送りまで、と
決めたので、あと1週間くらいでしょうかー。
(それ以前に4枚のTシャツが旅立っていけば終了です)

通常2800円(税込)→ 2500円(税込)送料無料
レターパックライトでお送り致します。

 


リンク先に詳しい説明載ってます。

№2 デリバリーTシャツ
№20 FEEL Tシャツ
№9 レーシング・バイクTシャツ
№8 モーターサイクルTシャツ
№13 ラジオハバナスTシャツ


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