テレビドラマの毎週の視聴が多いせいで、なかなか
映画鑑賞できませんでした。結局、観たのは2本だけ。
ヒプノシス レコードジャケットの美学
@恵比寿ガーデンシネマ
「ヒプノシス」って何? という私のような人も
ピンクフロイドのレコードジャケットはきっと
目にしたことあるでしょう。
ロックに革命を起こした伝説のデザイナー集団
それまで宣伝用パッケージにすぎなかったアルバム
ジャケットを芸術の域に高めた 方たちの軌跡の
映画です。
私はピンクフロイド世代ではないし、そのあとも、
その音楽にはまった時期はないので、ふむふむなるほど
ねーという感じで映画を観たのですが、ファンだった
方々にとっては、とても感慨深いドキュメンタリーだった
に違いないと思いました。CGとかまだ存在しなかった
ときの、あれこれの工夫が凄かったのです。
でも、そんな無敵の彼らにも時代の波が押し寄せてきて、
パンクロックの台頭とともに、前権威的なものとして、
位置づけられていきます。
それはまあ当然といえば、当然のことで‥
作っている側は年をとっていき、若者は常に新しいものを求める。
お金をかければいいものができる、お金をかけてもよいのだ、
という風潮そのものがパンクロックに否定されていきました。
そうやって、新しいロック、新しい音楽、新しい文化は
できていくのだなーと感じました。
ことの次第 @WOWOW
英語タイトルは The State of Tgings
1982年の西ドイツ・ポルトガル・アメリカ合作映画。
『ハメット』制作に取り組んでいたヴェンダース監督が
幾多の困難に直面して、撮影が暗礁の乗り上げている
間に、その苦い経験をもとに撮った、映画つくりを
題材にした「メタ映画」。
ヴェンダース作品ということで選んでみたのですが、
面白いのか、面白くないのか、正直よくわかりません
でした。
ただ、「光と影ですべてのものが表される」と
映画の中の誰かのセリフにもあったように、全編
モノクロームの画面はとても美しく‥。
場面、場面を1枚の絵=写真として捉え、その写真の
連続が(結果的に)動いて、映画になった、と
思うと、それを楽しめたような気がします。
(ポルトガルの海辺の町は風が強く、でもとても
美しいところでした)
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