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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

誓ってみる

2013-03-30 18:39:25 | 日々のこと

私以外の、たいていの方にとっては、え、そんなこと?なんですが、
今こうして大袈裟にしておかないと、私ほんとうに、いつかものすごく
後悔する時がやってくるにちがいない、と本日唐突に思い、
そうだ、明後日からは「新年度」だし、新たな気持ちで取り組むには
ちょうどよいと思い、誓ってみます。

お母さんに対して(自分の実の母親です)、優しい気持ちでいよう、です。

すぐに怒らない、とか、もっと優しい言葉で、とか、色々考えたのですが
全体目標としての「優しい気持ち」‥。

常に近くに居る、いちばん遠慮がいらない人なので、ついつい自分の気持ちを
ストレートにぶつけ過ぎてしまうということは、よーくわかっているのです。
でも、なかなか態度でそれを直すことができません。
こんないい年になってしまっても、なんです。その態度を、自分の娘が見ていても、
なんです‥よくないですほんとうに。



なので、花冷えの、今年の桜に誓います。
そして、自分に向かってつぶやきます‥いい加減オトナになりなさい。


 

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ラチとらいおん他

2013-03-21 16:30:28 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週の金曜日は、今年度最後の読み聞かせの日でした。
年度の最後は、卒業を控えた6年生のクラスで読む、というのが
この読み聞かせボランティアが始まったときからの恒例となっています。
私自身が、最後の6年生のクラスで読む当番にあたったのは、久しぶりで、
前回は、たぶんrが卒業する時だと思うので、もう4年も前のことになります。

そんな「お久しぶり」は中で、何を読もうかと考えたのですが、
持ち本とも思っている、ラチとらいおん、と、かつて『てがみ』で親しんだ
がまくんとかえるくんを思い出してもらおうと思い、「ふたりはいつも」の中から
『そこのかどまで』を選びました。




この日ペアだった方は、6年生の前で読み聞かせをするのは初めてとのことで
とても緊張していました。
でも、この絵本を、堂々と力強く読んでくれました。

新学期から使うことになっている、新校舎に移動しての「読み聞かせ」だったので、
6年生のテンションは上がっていたのですが、この絵本が開かれ、ページが進んでいく
につれて、文字と写真に見入っていく様子が、後ろから見ていてもわかりました。

『ラチとらいおん』は、何度読んでも、いい話だなーと思います。
そのむかし、読み聞かせ講座なるものがあって、そこで基礎的なことを教えて
いただいた時の最終日に、自分で選んで、初めて何人もの(その受講者である大人ですが)
前で読んだのがこの絵本なのです。
だから、私にとっても思い出の1冊となっています。

がまくんとかえるくんは、ふたりの会話が絶妙ですよね。
かえるくんが小さいとき‥おたまじゃくしからちょっとたったとき‥におとうさんから
春はすぐそこの角まで来ている、と言われて、ほんとうに、いろんな角を見つけて
曲がって、「はるきているかな」なんて、かわいすぎます。

そして、その話を真剣に聴き「はる いた?」って訊き返すがまくん、面白過ぎです。


こういうおはなしの絵本って、ほんとに好きだなーと、しみじみ思いながら、
読むことを楽しみました。



+++++


来年度の読み聞かせは5月からになるでしょうかー。
rが小学2年生の時からやらせてもらっている読み聞かせボランティア、
満9年が過ぎて、なんと新年度からは10年目に突入です。
小学生ママに「仲間にいれてもらって」まだまだ続けていきたいと思っています。





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はるかぜ とぷう

2013-03-11 17:05:55 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週の金曜日は2年生のクラスでの読み聞かせ当番でした。
ペアの方は、『ぽとんぽとんはなんのおと』と、もう1冊、ちいさいかがくのともを
読んだので、私は、6分~7分くらいの、お話の絵本を探しました。

最初は、この絵本を読もうと思って、けっこう練習したのですが、


なんか春めいてきたので、季節逆戻りかなーと思い、
こももさんがブログで紹介していた、こっちの絵本も借りていたので、
当日の朝まで迷ったけれど、はるかぜ とぷう を読みました。



(風が強い日があったし、はるいちばんもすでに吹いてしまったし。)



何年か前に図書館で借りて読んだような気になっていましたが、
教室で読むのは初めてだったようです。
rも内容知らなかったので、家でも読んであげたことない絵本だったみたい。

はるかぜの「とぷう」が、他の風の子たちを誘って町へ行くくだりは
こんなふうに書かれているのですが‥

 あさのまちでは、みんなが いそがしそうに はたらいています。
 でも、とぷうたちが とんでいくと、
 「やあ、はるかぜだ」
 「あたたくなるぞ」と、おおにこにこです。

私が練習しているのを聞くともなしに聞いていたrは、「おおにこにこ」に
異常に反応してました。

 おおにこにこ

って、そういえば、使わないことばかなー。
でも、「大笑い」があるんだから「おおにこにこ」があってもいいですよね。


教室の2年生は、とてもお行儀がよい子たちで、どの絵本も真剣に聴いて
くれました。「しょうにこにこ」もなし、って感じで・笑。


小野かおるさんの絵、すごくいいですね。

チャーリーの絵本は、また冬がきたら読もうと思います。



***


かつて私が通い、娘も通った小学校は新校舎ができて、来年度から
全部の学年があたらしい教室へ移ることになっています。
金曜日は、何も思わなかったけど、あの校舎のあの教室で、絵本を読むのは
最後の日だったのです。

取り壊し工事は、春休みに入ったら、始まるのでしょうかー。



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マラソン幻想

2013-03-05 16:25:45 | 好きな本

3週間くらい前に、店長が図書館で見つけて借りてきた
マラソンの本があるのですが、それがなかなか魅力的なのです。

前にこちらのブログにもちらっと載せましたが、その後、チャンドラーの本
読み始めてしまってしばらく放置。延長後の返却期限が近付いてきたので
また慌てて読みだした次第です。



体を動かすことが嫌いではないし、かつてはバスケットボール女子だったし。
でもその当時ですら、長い距離を走る、ということは苦手でした。
(短距離は結構速く走れたのですけどね‥)
なので、これからの人生、ジョギング始めたり、ましてマラソンに挑戦、
なんてことは99.9%起こらないと思いますが、「読み物」としても、
この本、とてもおもしろかったのです。

「読み物」として、と書いたのは、この本は具体的な申し込み先などが
きちんと記されているマラソンのガイド本だからです。
世界の名だたる都市で行われているマラソン大会の規模や、季節や
参加人数や、申し込み先や、注意点などがわかりやすく整理されています。
そうそう、難易度というかレベルが記されているのもとても興味深いです。
(たとえば、東京マラソンはレベル4で、石畳が多いヨーロッパの街は
レベル6が多いです。)

それに加え、マラソン終了後には、どのあたりを観光したらよいかなどの
アドバイスも載っています。

まったくマラソンに縁がない私も、スタート地点の説明や、コース取りや、大会が
開かれるまでの苦労話などを読んでいると、もうその地に居るかのような
ワクワク感に包まれます。
そして、いつのまにか‥万が一出るとしたら、ストックホルム・マラソンがいいかなーとか、
つぶやいたりなんかして・笑。

それにしても、ほんとに世界は広いし、ランナーの方は大勢いるし、いろんな大会が
あるのですねー。

ゴールがフェスティバル・ホールの中にあって、レッドカーペットが敷いてあるところ
とか‥(フランクフルト・マラソン)
運営がうまくいかなくなって、ツール・ド・フランスの運営陣に任せたら、その後の
大会運営がとてもスムーズになった経緯があるとか‥(パリ・マラソンと
バルセロナ・マラソン)
西サハラ人の難民キャンプに宿泊し、その苦悩を知るという人道的な取り組みとして
始められたサハラ・マラソン。世界の関心を高めるために始まった、ケニアの
サファリコム・マラソンは野生動物保護区の中を横切って!走るのだそうです。


そして、色々な大会の「お手本」になり、世界で一番規模が大きく、参加者も
4万5000人を超えるのがニューヨーク・シティ・マラソンです。

わたし‥一度だけ、声援をおくったことがあるのです、セントラルパークで。
日本人の走者が来れば、日本語で。(もちろん知らない人)
外国人の走者が来れば、英語で。(もちろん知らない人)
すごく楽しい体験でした。

11月の第一日曜日。セントラルパーク内の樹木は紅葉も終わり、吐く息も白く
とても寒かったのを覚えています。
皮の手袋したままで、応援しつづけていて‥指輪があたったところが最後には
破れてしまったという、エピソード付です。

コメント (3)
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