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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

ことしのプレゼント

2013-08-27 15:36:54 | 好きな絵本

なんか少し前から、この絵本のこの表紙がすごーくよく思えてきて。
たとえるなら、今までなんてことないクラスメートの一人だったのに、
気がつくと、教室の中で、その男子の姿を目で追っている自分に気がつく、
みたいな・笑。

というわけで、今年の娘rの誕生日には、この絵本を贈りました。





もちろん、街の本屋で買っても、大手ネットショップから送ってもらっても、
同じ中身の同じ絵本であることに変わりがないといえば、ないのですが、
でもでも、20歳の誕生日まで(なかば強引に)贈り続けると決めた絵本は、
ことり文庫さんで選ぶか、相談してことり文庫さんから送ってもらうかじゃなきゃ
だめという、私の中のオキテがありまして。

極楽寺の、新しくて、白くて、かわいい‥でも驚くほど、梅丘と同じで
懐かしくてたまらなくなった、ことり文庫で、暑い暑い夏の日に、選んできました。

どうしてこの絵本が気になりだしたかの大元も、ことりさんのHPがリニューアル
されて、そこでこの表紙を見かけたからに違いなく‥。

ほんとうに、忙しい高校生の毎日。たまには気を抜くことも必要だよ、と
いうメッセージを送りたかったのだと思います。

数年後か、数十年後に、自分の絵本棚の中で、この絵本を見つけたら、
あの時歩いた鎌倉の街や、3人で乗った江ノ電のことまで、きっと鮮明に
思い出すのだろうなあと、思っています。

2013年、17歳になった年の8月の匂いや、暑さや、笑い声や、そういうもろもろが
ページを開いただけで戻ってくるって、絵本っていいなあと思います。

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新幹線に乗らない夏とフィッツジェラルドまつり

2013-08-15 19:14:59 | 日々のこと

今年の夏は、夫の実家がある三重県へ帰省しないことに
なって、家で、(今日からですが)ゆっくり過ごしています。

考えてみたら、娘が生まれてから、お正月と夏休みには欠かさず
帰省していて、3年くらい前からお正月休みに帰ることは日程的に
難しくなったのでやめましたが、それでも、夏は長い時で1週間くらい、
短くなった去年でも3泊はしていました。

実家に居るお義母さんだけでなく、義妹も、私たちが帰らないことを
とても寂しく思っていてくれて、なんだか申し訳ないような気持ちです。

ま、娘の生活というか、部活動主体で家庭内行事は決まっていくので
来年の夏、引退するまで、いや、来年は引退+受験勉強もあるので
来年こそ、帰省旅行は難しいかもしれません。


帰省のともに、本を携えていましたが、今年は旅行なしでも、なんとなく
本、買いました。

 

前々から読んでみたいと思いながらも、未読でした。
春樹氏がフィッツジェラルドのファンで、この小説に多くの想いを
抱えていることは、ずっとずっと前から知っていたし、60歳になったら
自ら訳すことを目標にしている、ということも知っていました。
数年前についに出版された時も、さあ、という気持ちになってはいたの
ですが、でも、そのままになっていたのは、おそらくまだ自分が20代の
頃に読んだ時(他の方の翻訳で)、まるでそのおもしろさがわからなかったと
いう苦い気持ちが残っていたからだと思います。

が、しかし。
今回読んだこのギャツビーは、とても面白く読めて、何事にも頃合いというか
時期があるのだなーと痛感しました。(訳者の違いによるものも大きかった
かもしれませんが) 
最後まで読み終わったのに、また気になる場面を読み返してみたくなるし、
そうやって飛ばし飛ばしに章を読んでいると、また最初から読みたくなるのです。

こうなってくると、すこし前にやっていた映画を見逃したことが悔やまれますし、
フィッツジェラルドの他の作品も読み返したくなってきます。

とりあえず家にある短編集から読んでみようかな、と思っていたのに、
なんとなく中古のこの本もさっき買ってしまいました。



ブラッド・ピット主演の映画も面白かったので。
 


余談ですが。
先日の映画…ディカプリオ演じるギャツビーは どうだったのでしょうね。
予告編を観た時は、かなり挑戦的な場面で、押し出しが強くて、へえー
こんな感じの人だったっけ、と思っていましたが。
原作をあらためて読み終わった今は、かなり前の映画…ロバート・レッドフォードの、
ギャツビーの方が、彼の繊細なところが出ているのでは、と思ったりしています。

   

コメント (2)
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ことり文庫さん再開記念(?)1歳4ヶ月の頃

2013-08-03 16:41:45 | 日々のこと

久しぶりに、何をしようかなーと寝転ぶ時間があったので、
古いアルバムを引っ張りだして、現在高2のrが1歳4ヶ月だった頃の
写真を探してみる気になりました。

(こうめさん、やっと重い腰あげました・笑)

8月生まれなので、1歳4ヶ月の頃は12月ですね、だから
暑苦しい写真ですが…。しかもアルバムに貼ったままを携帯で撮り
トリミングもしていません。


今となっては物置部屋で、ものに埋まっている「おすべり」。

元々は、ことり文庫さんのはれちゃんが、おかーさんの帽子をかぶって
いる姿があまりにかわいくて、そういえばうちにもそんな写真があったはず、と
思い出したのでした。
探してみたら、ちょうど1歳4ヶ月の時でした。

この時はいているレギンス(当時はもちろんスパッツと呼んで
いました)と、私の帽子が偶然同じ柄でした。

最後は、当時ページを繰るごとに載っていた「泣き泣き写真」

この赤いトレーナー?は、おとーさんのお気に入りでした・笑。

こんな毎日×もうすぐ17年です。

 

※もうひとつのブログに、私のお気に入り「スイカ笛を吹く少女」
 載せました・笑 

コメント (4)
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