my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

三者面談

2011-07-26 19:34:35 | ふと思ったこと

今日は、rの中学校で、担任の先生との三者面談がありました。

去年も同じ担任だったので、私も娘も慣れているし、私自身もPTA役員を
やっているので、学校にも先生と話すことにも慣れているし、受験に向けての
面談内容も、特に心配なところもないので、緊張もドキドキも、まったくありませんでした。

終わったあとに、rに聞いたら、すっごく緊張してたというので、それに逆に驚いたほど。
あの声の小ささは、キンチョーしてたからなんだぁ。


やっと終わってほっとした、という気持ちでもないし、2,3のアドバイスがあり
それに不安を煽られたというのでもないし‥
でも、なんか、胸の中がなんかすっきりしないというか、なにかがひっかかっているような
感じがしていて。

それは小さな違和感(またはギャップ?)みたいなものだということに気がつきました。

母として、娘の三者面談に参加していながら、かつて、その中学校のどこかの教室で
中学生だった自分が、母と、当時の担任と「三者」で話している姿というか、そのときの
自分の気持ちが思い出せるので、タイムスリップのような、間にあるおよそ30年という
時間の蓄積が嘘のような、ちょっと不思議な感覚が、私の周りだけに漂っていたから
なんです、きっと。

大人の自分を受け入れられないわけでも、受け入れたくないわけでも
なくって、ただ、そこに、15歳の自分が居るのをまだ感じることができるような‥。



***

 

やっと、長い長いアーヴィングの話を読み終わったので、一昨日くらいから
『第二音楽室』を読み始めました。『聖夜』まで、どんどん読んじゃおうと思っていたのですが
ちょっと、テンポが落ちています。

オーディションに落ちて、金管鼓笛のメンバーに選ばれなかった子たち、とか、
小学校5先生だったり、中学生だったりが、主人公の話はなんかとても身近に感じ過ぎて
それはそれで、たびたび立ちどまってしまうものなのですねー。

ついこの間まで、小学生だった娘のことも思うけど、自分が5年生だったときのことも
思い出されてきて‥思い出したくないと思って、いろんなところに隠してきたことも
ふいに表れてしまうからなのかなーと思ったり。


   

コメント (2)
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エル・アナツイ展@埼玉県立近代美術館

2011-07-24 15:47:55 | 好きなもの・美術館や展覧会

エル・アナツイ展 覚書

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じょうろさん・それほんとう?

2011-07-20 18:10:05 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週の金曜日、7月15日は1学期最後の読み聞かせの日でした。
2年生のクラスに行ってきました。

パートナーさんがこちらを選んだので、私は、あっさりめの
絵にしようかなー(笑)と思い、大野さんの絵本を初めて教室で読みました。





小学校では、ペットボトル型?の水入れで、自分の鉢植えにお水を
あげているのを知っていたので、表紙の絵のような「じょうろ」を
もしかして知らなかったりして???と思って、聞いてみましたが、
みんな「しってるー」と答えてくれて、ほっとしました・笑。

じょうろさんの第2の人生に、2年生も祝福の笑みを贈ってくれているように
見えました。



2冊とも短い絵本だったので、もう1冊、ことばあそびの『それほんとう?』

の中から、担任の先生のお名前の一番上と一番下の文字「あ」と「り」を
読んでみました。

どの話も、それほんとう?と思わず尋ねたくなるような、奇想天外な話の
数々なんです。

たとえば「り」

 りゅうとしたみなりの
 りょこうかが
 えりに
 りんどうのはなをいちりんさし
 りらいろのりぼんをくびにまいた
 りこうなりすのこを
 りゅっくさっくにいれ
 りょうほうのぽけっとに
 りんごをつめ
 りょうてに
 りっぱなりょうじゅうをもって
 りゅうこうかをうたいながら
 りょかくきにのりこみ
 りゅうまちにかかった
 りゅうのちりょうをしに
 りおでじゃねいろにでかけたって。

 それほんとう?



すごくおもしろいと思ったんですが、ちょっと2年生のクラスで読むのは
ムボーだったのかな? 反応がかなり薄かったです・笑。
少ない人数で読んだほうが、おもしろさが伝わりやすいのかなと思ったりしました。

でもめげないで、今度はもうすこし上の学年で読んでみようと思っていたら‥

担任の先生が廊下へ出てきて、「すごくおもしろい本ですねー見せてください」と
おっしゃいました。(そうなんです、先生、すごくおもしろいんですよ)


2学期は運動会が終わった10月から、また読み聞かせが始まる予定です。



*私が先日ことり文庫さんから送ってもらった『それほんとう?』は新装版で、
 この新装版の装丁がとてもよいのです。

 でも、図書館から旧の方も借りたような‥と記憶(ほんとはブログ)をたどってみたら、
 2007年に4月に、rに読んであげていた時のログがありました。
  よかったそちらも読んでみてください。(こんなこともあったんだなーと、すでに
 人ごとの気持ちで読みました・笑)

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ムーンライト・トロッター

2011-07-14 16:31:07 | 好きなもの・Tシャツ

連日、強い陽射しときれいな青空が広がっています。

白く薄い月も、日暮れとともに輝きを増してきて、ここ数日
とても美しい姿をみせてくれていますね。

明日は満月。(背中に描いてある月は三日月ですが・笑)

ムーンライト・トロッターツアーに参加しませんか?

乗り物は、こんな形の飛行船です。



参加費は無料です。集合時間は月が光り始める午後7時頃。
集合場所はどこにしましょうか‥
(丘の上の大きな木の下がいいんですが)

お気に入りのスカーフかストールを忘れずにお持ちくださいね。
月の光を受け留めるためです。




*ムーンライト・トロッターは、BOOTS&STICKSによる造語です。
  ツアーは架空のものですが、Tシャツは実物あります。


*ご注文はこちらまで →  

 

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レモンと空色

2011-07-11 15:11:50 | 好きなもの・美術館や展覧会

9日の土曜日、萩原千春さんの陶磁器展の初日にいってまいりました。
場所は、日本橋小舟町のヒナトノオト、その日梅雨明けしたと後から知ったのですが
ほんとうに、「夏」の1日目にふさわしい、素晴らしくきれいな空の色と強い陽射しでした。

個展のタイトルは、『夏のテーブル+レモンと空色』

案内はがきにはこんな文章が添えられていて‥

爽やかな色、軽やかな感触。
千春さんの器が、新鮮に進化しました。
毎日にぐっと寄り添う器です。


レモン、空色、の新色とともに、「進化」の具合を、ぜひとも自分の手で
確かめてみたいと思っていました。



ご存知の方もいると思いますが、うちの店長は、とても知りたがり屋さんでして(笑)、
個展に行く楽しみのひとつは(多くは?)作家さんに、いろいろ教えていただくこと
なのです。ふと思ったことや、長年疑問に思っていたことなどなどを‥。

私は、製作に関することよりも、作家さんが、つけるタイトルとか、コンセプトみたいな
ものにとても興味があって‥今回の新作を「レモン」とつけたのは、作品ができる前
なのか、それともできてきて始めて「レモンにしよう」と思ったのかを、最初に伺いました。

千春さんのお答は、どちらでもなくって(笑)、命名はディレクターさんだということでした。

なるほど~
私的には大いに納得です。



たっぷり時間をかけて楽しませていただいた後、カップ(でいいのかな?)を3つ
買いました。すこし前から、マグではなくって、湯呑茶碗のように、両手ですっぽり包んで
お茶が飲めるようなカップが欲しいなあと思い始めていたのです。

協議の結果(笑)、私はレモンが欲しくて、店長は空色の方‥
なので、空色二つとレモンひとつの組み合わせにしました。

翌朝、早速、ほうじ茶を入れて飲みました。唇へのあたりがとてもよいです。
そして、お茶を入れたときに、とても安心する重さになるのです。
(器だけだとちょっと軽いように感じるのは、中味を入れてはじめて完成、ということなのですね)

他にも、こんな使い方もできるなあと思い、アイスクリームを買いに行きましたよ。



バニラアイスにかかっているのは、今年のアンズで作ったあんずジャムです。
デザート用に使うのなら、寒天とか水ようかんもいいですよね、きっと。

こちらの中味は、金柑のはちみつ漬け


少量をお湯で割って‥(rが今朝、喉が痛いと言うので)


温かい飲み物はもちろんですが、冷たい水を、8分目まで入れて、ごくごくと
飲んでみましたが、その冷たさがすぐに手のひらに伝わってきて、ひんやり感が
とてもよかったです。
お昼ごはんの後には、アイスカフェオレも、この器で飲んでみました。
(空色の方が、コーヒー牛乳色との相性はよかったみたいです。)
カップとしてはわりと大きめなので、お料理を盛る器にも使えると思います。


18日(月曜)まで、ヒナトノオトにて。  
※作品の画像や詳しいお話は、ヒナトノオトブログ   にあります。


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新柄Tシャツできました

2011-07-10 19:26:31 | 好きなもの・Tシャツ

BOOTS&STICKS 2011 新柄Tシャツ

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1か月たって

2011-07-03 19:47:26 | ふと思ったこと

6月8日のログに、アーヴィングの本は長過ぎて、なかなか
終わりが見えてこない‥下巻に行けば加速度的におもしろくなることは
(経験上)わかっているので、今は惰性で読んでいる‥みたいなことを
書きましたが。

そのアーヴィングの長い長い物語、下巻の残り半分まできてしまいました。

今朝、ふと、もうすぐ読み終わるということを意識したのですが、
この1カ月くらいずっとジャック・バーンズの世界に浸っていたので、
この本を読み終わってしまったら、どうしたらよいのか、と不安になりました。

たくさんたくさん、読みたい本はあるはずで、手帳にだって、書き写した
ままになっているのが何冊もあるのに、次の本が、手元にないとなんか心配
なのと、この1カ月、慣れ親しんだセカイから、戻ってきてしまうのが、心配
なのだと思います。 (心配×心配=不安)

それにしても、アーヴィングという作家の頭の中はどうなっているのでしょう?

どんでもないところに、話がふられ、あの後あの場面はどうなったの、と
思っていると、ちゃんと、5年後の場面からだって、「あの後」がごく自然に
語られていくのですから。

Until I Find You   また会う日まで。

そうなんだーそういう意味を持っていたのか、というところまでやってきましたが
(下巻の残り半分くらい)
この後の半分で、またまた違う意味合いが出てくるかもしれませんね。
最後まで油断はできませんから。

 

そーか、そういう意味だったんだ。(しつこいですね・笑)

でも好きだな、この言葉‥ Until I Find You


 

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