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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

定期演奏会

2014-03-29 19:17:22 | 日々のこと

今月29日に開催されます。
娘が通う高校吹奏楽部の定期演奏会お知らせです。



早いもので、娘も、来月からは高校3年生。
中学校から続けてきた吹奏楽の定期演奏会も最後になるかも
しれないので、親ばか承知で、宣伝させていただきました。

場所は、さいたま市文化センター大ホール。
JR京浜東北線南浦和駅西口下車、徒歩12分くらいです。

コンクールで演奏するような「ちゃんとした」曲から、
ノリノリのポップス・ステージまで、いろんなジャンルの曲が
入り交じり、なかなか楽しい演奏だと思います。

1年くらい前に、自分の楽器も買ったので、大学生になってからも
その後も、テナーサックスを続けてくれるかな、と思っていますが、
「吹奏楽部」となるとどうでしょうね~。

春の定期演奏会を最後に3年生は早々に引退してしまう高校も
あると聞いていますが、娘たちは、夏のコンクール終了時まで
続けた上での、完全燃焼の予定…。

結構きついと思いますが、それ、含めての楽しさだと思うので、
応援することしかできませんが、がんばって励ましていきたいと
思っています。


 

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1ねんに365のたんじょう日プレゼントをもらったベンジャミンのおはなし

2014-03-21 13:54:32 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週金曜日は、今年度最後の読み聞かせの当番でした。
入ったのは5年生のクラス。ペアの方が『どろぼうがっこう』を
読むと聞いていたので、絵もお話も、加古さんとは違う、
翻訳絵本がいいかなーと思い、図書館へ探しに行きました。
そして、選んだのはこの長いタイトルの絵本です。

まず題名を言った時に、5年生が軽く反応したのが伝わってきました。
誰にだって誕生日は来るし、誰だって、プレゼントをもらうのは
大好きなはずだから、365もプレゼントをもらった人(ベンジャミンは
犬ですけど)がいるなんて!と思いますよね。

そう主人公は、表紙の、ベンジャミンという名前の犬で
彼が9歳の誕生日を迎えた日からはなしが始まります。

友だちを呼んで楽しいパーティをひらいて、プレゼントをもらって
そしてみんなが帰っていったあと、ひとりでプレゼントを眺めながら
つつみをあけるとき、どんなにたのしかったかを 思い出すのです。

そのうちベンジャミンはどんどん悲しくなってきます。
なぜなら、今日という日が終わってしまったら、
つぎのたんじょう日が くるまで、まる1ねん、365日もある
ということに気がついてしまったから。 

そうして、ベンジャミンは、毎日が「誕生日」であるように
自分を思い込ませる「ある方法」を思いつきます。
まあ、言ってしまえば「自作自演」なんですが、でもそんな方法でも
毎朝自分が幸せな気持ちで目覚められるなら、それもありなのかな。



おはなし序盤の、誕生日がおわってしまうことを寂しい、悲しいと
感じるベンジャミンの感受性… 。
なんか懐かしいっていうか、子ども時代ってそういうところあるなあと
ちょっとしみじみした気持ちに満たされました。
オトナから見たら、なんでそんなことでくよくよしたり、泣いたりするの、
という些細なことでも、妙に「ひっかかる」子どもだったのです、私。

そして、ベンジャミンの自作自演…毎日を楽しく送るための「演出」かなー
と思うと、なんだかベンジャミンが急にオトナになったようにも思え、
ベンジャミンって、子どもなのか、オトナなのか、よくわからないなあ
というのが本当の気持ちかもしれません。 

だって、最後のページはこんなふうにまとめられているのです。
けっこうオトナな感じですよね?

これいじょう、もう たんじょう日のプレゼントは
ひとつもいらないと、ベンジャミンは、おもいました。
なぜなら、じぶんのまわりに あるものは、
なにもかも プレゼントになったのですし、
また、いつでも プレゼントになるからでした。 


確かにそうかもしれないし、何も間違ってはいないけど、
でも、誕生日には、自分が思ってもみなかったもの、
え、こんなステキなものがあったんだーというようなものを
もらってみたいし、プレゼント「ひとつもいらない」なんて
ありえませんよね?

なんとなく、教室の5年生も、今ひとつ納得いかないような
え、ほんとにそれでいいの?と言いたいような顔に見えました。



***


小学校での「読み聞かせ10年生」の1年が無事終了しました。
新年度も引き続き「11年生」として、やっていかれそうです。









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朝ドラに想う

2014-03-18 19:44:17 | ふと思ったこと

昨年秋から始まった、連続テレビドラマ「ごちそうさん」。
朝の時間帯に半年通して見続けるのは、「おしん」以来なので
どうかなー、フォローしていかれるかなと思っていましたが、
最後まで「皆勤賞」で行かれそうです。

いろんな「うまみ」がぎゅっとつまったドラマだなと思い、
それぞれの役を演じる俳優さん女優さんも皆魅力的で、残り10回
くらいの展開がとても楽しみなのですが、終盤にきて一番思っているのは
主人公のめ似子と、私の祖母はほぼ同じ年齢なんだ、ということです。

たしかドラマが始まった時もそう思って。
でも、め似子が女学校に行き始めた頃から、うちのおばあちゃんには
こんな「ハイカラさん」時代はなかったんじゃないか、と思い
心の中で比べることをやめたのでしたが。

終戦後の食べ物に困っているここ数週を観ていたら、またおばあちゃんの
ことが妙に思い出されてきて…。
特に進駐軍に、理不尽さのすべてを重ね、負の気持ちをぶつけていくところに、
幼い時に聞いたおばあちゃんの繰り言を思い出しました。 

明治に生まれ、関東大震災も、太平洋戦争も経験し、その間に何人もの
子どもを産み、育て、働いて働いて…。
そういうたくさんのめ似子や、おばあちゃんの「続き」に自分も居るの
だということ、忘れないでいようと思うのでした。 

 

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