my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

もりのなか 万次郎さんとおにぎり おひさまがしずむ

2018-10-17 22:03:30 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週の金曜日は2年生のクラスでの読み聞かせ当番でした。
ひとりで、3冊読んできました。

最初に読んだのは今回の「届ける絵本」。


基本中の基本、の絵本ですが、実は家でも小学校でもほとんど
読んだことがありませんでした。
モノトーンが娘に受け入れられなかったのかどうか、あまり
記憶に残ってないですが、家にあれば意外にお気に入りになって
いたかもしれないですが。

紙のぼうしをかぶることで、「もりのなか」=夢の中?に
入っていくぼくと、そこに登場する動物たち。
「さんぽ」について行きたくて、耳を拭いている象の姿が私の
お気に入りです笑。
2年生は、やはりピクニックのあとに残されていたアイスクリームが
気になるようでした。

かくれんぼで男の子が鬼になって数を数えている間に、動物たちは
居なくなってしまうのですが、読み終わったあと「不思議(な話)だった?」と
前の方に座っていた子に軽く訊いてみたところ反応は薄く‥。
仲間との記録タイムの時にその話をすると、「子どもには案外不思議でもなんでもなく、
すんなりと(お話が)入っていってるのかもしれませんね」との意見もあり。


2冊目は、新米の時期にぴったりだと思うこちらの絵本を。



今までに、2度ほど教室で読んだことがあるのですが、なんか、大人が面白いと
思うほどに、子供たちには面白さが伝わっていないような感じが残っていて。
これは、もしかしたら、おにぎりはお米からできている→お米は稲という
植物からできている→植物が育つためにはおひさまの光が不可欠。が理解できて
いないので、おにぎりがおてんさまに向かって一列に並んで御礼を言う
ために万次郎さんの台所から飛び出して行った、という最大のポイントが
わからないのでは、と思いました。

そこで質問形式でそのあたりのことを整理してから(笑)、読んだところ
今までにはなかった手ごたえを感じることができた気がします。
(新米を有難く思うのも、考えてみれば大人だけなのかもしれませんねー。)


3冊目に、図書館で偶然見かけたこの絵本を読んでみました。
「ちいさなかがくのとも」 沢田としきさん、こういう絵も描いていたのですね。

マンションのベランダから見える、夕暮れの景色を丁寧に描いています。
雲がひとつづつ茜色になっていく様子が美しいです。

くもが もえる。
ひとつ、ひとつ、ひが つくみたいに、
じゅんばんに もえあがる。

それと、すっかり日が落ちたあとのこのページ。

そらと くもが あおざめる。
まちじゅうが、あおざめる。


「ちいさなかがくのとも」。なかなかよいですね。

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あな

2018-09-21 16:49:44 | ひらきよみ(読み聞かせ)

今日は、小学校での図書ボランティアの当番日でした。

ペアで、4年生のクラスへ行ってきました。
本日の「届ける絵本」はこちら。



今年度から入ってこられたペアさんが、読んでくれました。

カラフルで楽しい絵。
「どろぼう」という物騒なことばも気になりませんね。
子どもたちの後ろに座って、私自身も、楽しみました。

それにしても主人公のキリ・ママおじさん。
何度も何度も「どろぼう」に傘を奪われて、何度も何度も町に
買いに行くことになってしまったけど、(結果的に)傘のお店を開いて、
みんなに売ることができたからよかった!なんて、とってもポジティブ。

3回目くらいからは、誰が盗んだのか訝しんでもいいよね?なんて、
ひとりでつっこみ入れながら聴いているのも楽しかったです(笑)。



1冊目が10分近くかかる絵本だったので、私は5分以内で
終わるものをと探し、こちらに決めました。



もう何回くらい読んだかなーと、過去ログを探してみたのですが、
見当たらなかったので、自分で思ってるほどは、小学校では
読んでないのかもしれません。

穴から見える空の青さが印象的なので、「かさどろぼう」の「雨」に
対して「晴れ」というのが、私の中の裏テーマ。

途中、土の中からいもむしが現れるシーンがあるのですが、
前列に居た男子が、「みみず?」と、つぶやき声にしては大きな声で
訊いてきたので、何が起こった?!と、私の方が気になって周りを
見まわしてしまいました。
(彼は、わりと大きな声でつぶやく癖?があるみたいでした)


どちらの絵本も、4年生は集中して聴いてくれました。


***


「あな」の過去ログはこちら 
絵本の栞で、「あな」について書いたことがありました 



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バスにのって おおきくなりすぎたくま

2018-09-18 18:02:47 | ひらきよみ(読み聞かせ)

14日金曜日は、2学期最初の「読み聞かせ」当番でした。

6年生のクラス、届ける絵本は『おおきくなりすぎたくま』。
13分くらいの長い本なので、1冊でもよいかなーと思いましたが、
最初にこちらの絵本を読みました。



色がとってもきれいで、結局バスには乗らなかったのに
「バスにのって」というタイトルも大好きな絵本♡
短いけれど、独特なリズムというか雰囲気をわかり合えるのは
高学年かなーと思っています。


そしてメインの絵本へ。


(存在は知っていましたが、私自身にとってもお初の絵本。)


分厚くて持っている腕は若干疲れますが(笑)、場面ごとの区切りが
短くて、文章も読みやすい場所に配置されています。

物語の舞台は開拓時代すこし後のアメリカ西部でしょうか‥。
ジョニー君はまだ子供なのに、銃を持っていますものね。

今回はそういう背景はいっさい話さないで読み進めましたが、物語が
しっかりしているので、時代背景や環境が違っていても、6年生も
違和感なく受け入れてくれたように思いました。


大きな熊を一発で仕留めて、毛皮を納屋に貼りつけたいと思っていた
ジョニー君が森で出会ったのは、食いしん坊の子ぐま。
家の台所だけでは飽き足らず、近所の畑や納屋まで食い尽くしてしまったので、
とうとう森へ返すことに。
でも、いくら遠くまで行っても、くまはジョニー君の家に舞い戻ってきて
しまうのです。

最後の決断を迫られたジョニー君は「ぼくがやる」と、北へ向かって
くまと一緒に歩きだします‥。



試し読みの段階で、すごーくドキドキしました。
ジョニー君の心中を察するに余りあり‥。

教室でも、声には出さぬとも、6年生たちが成り行きをしっかり
見守っているのがよく伝わってきました。
空気がぴりっとして‥そして最後の急展開で、ふわっとゆるみました。

良い絵本だったねと、その日のお当番さんたち言い合いました。



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あいさってたのしい どろんこハリー よかったねネッドくん

2018-07-14 12:13:19 | ひらきよみ(読み聞かせ)

昨日は今学期最後の読み聞かせの日でした。
1年生のクラスへひとりで行ってきました。



1冊目は、先日2年生のクラスで読んでみたこちらの絵本。


「お・は・よ・う」

おはよう って いいながら くちを すぼめていたら‥

ことりに なっちゃった!


「いた・だき・ます」

いただきます って いいながら りょうてを あわせて いたら‥

りすに なっちゃった!

といった、内容なのでとても1年生向きと思いきや、
両手を合わせるポーズ→りす ということはわかっても、
ぴょんぴょんとぶ→うさぎ が必ずしも出てこないところが1年生の
クラスの面白さというか‥2年生の場合は、2度動物が続くと、これは
次も動物なんだなと予測できるのですが、1年生は気の向くまま思うまま(笑)
(もちろん動物だとわかった子もいましたが)好き勝手なことばを
口にしていましたね(笑)。




2冊目は今回の「届ける絵本」


懐かしいですね~家で、もう何度も何度も何度も読みました。
小学校では、最近はこの季節に『うみべのハリー』を選ぶことの方が
多かった気がするので、とても久しぶりに読んだと思います。

知ってる子と知らない子だったら、お話を知らない子の方が
ちょっと多かったかな。

思いっきり遊んでどろんこになって、いろんな芸当をしてみせても
家の人に 「なんだか ハリーみたいだけど、これは ハリーじゃないよ」
と言われてしまうところでは、とても心配そうな顔をしている子が
何人も居たのが印象的でした。


2冊読み終わってもまだ時間は半分くらいあったので、3冊目でこちらを
読みました。


知っていて、「この本おもしろいんだよ」と言っていた子もいましたが‥。

1年生で読むよりは、もうすこし上の学年か、あるいは高学年のクラスで
長いお話を読んだあとの息抜き的な本として、読んだほうがいいかも、と
思いました。

ネッドくんに次々に起こる「たいへん」と「よかったね」の繰り返しに、
最初の1回では、気が付かないというか‥だいぶゆっくり読んだつもりですが、
展開についていくのは大変なのかなーと感じました。
これが、おうちで、お母さんやお父さんと一対一で読んでいるのなら、
いくらでも、戻って、眺めて、理解して、ああそうかおもしろい、と
なるのかもしれませんが。


細かい反省点も踏まえつつ、また2学期もがんばっていこうと思います。

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ふるやのもり おとうとは青がすき

2018-06-15 18:42:49 | ひらきよみ(読み聞かせ)

今日は5年生のクラスでの読み聞かせ当番でした。

本日5年生に「届ける絵本」を最初に読みました。


むかしからある定番中の定番。
田島征三さんのデビュー作だと知りちょっと驚きました。
当時は暗い色合いや土俗的な絵が子どもには向かないのでは?と
いう意見もあったらしいですが、私自身も幼稚園の時に先生に
読んでもらったような記憶がうっすら残っているくらいなので、
子どもには面白い絵本として受け入れられたのでしょう。
(細かいストーリーは忘れてしまっても「ふるやのもり」という
タイトルも印象に残っていました。)

そんな思い出がありつつも、娘にも読んだ記憶がなく、小学校の
教室で読むのも、今回が初めてでした。意識的に避けていたわけでは
ないですが、なんとなく‥。


じいさんとばあさんが飼っているいるこうまを狙っているのは
どろぼうとおおかみ。
老夫婦が住む家は古く、かぜふきゃ ふるう、あめふりゃ しみる。

二人は どろぼうよりも、おおかみよりも、ふるやのもりが、
いちばんこわい と言います。

それを聞いていたどろぼうとおおかみ。
「このよで、いちばん こわいという、ふるやのもりと いうもんは、
どんな ばけものだろう」と、きもが ふるえるほど こわくなって、
からだをちぢめておりました。

最初のこの部分がわからないと、話が進んでいっても面白くないと
思ったので、導入部をゆっくりと、丁寧に読んでいきました。

読み終わって、「ふるやのもり」の「もり」が、雨漏りのことだって
わかりましたか?と訊いてみたところ、うんうん、と頷いてくれました。




2冊目は、写真絵本を選びました。


だいぶ前に、どこかの学年で読んだような気がする‥と思って調べてみたら
2012年5月に、6年生のクラスで読んでいました。(ブログに記しておくとこういう
時にとても便利ですね~)

アフリカの色のお話、とサブタイトルにありますが、絵本の舞台となったのは
ナイジェリア。
今回のサッカーワールドカップの出場国の一つであり、そのユニフォームが
かっこいい
と話題になっているというマメ知識も披露してきました(笑)。



あらたまって机にむかって、教科書ひらいて、という「おべんきょう」ではなく、
こういう5.6分くらいの短い絵本からでも、世界の文化や習慣に興味を持って
くれたらなあ、なんて思って選びました。

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かえるぴょん ラチとらいおん あいさつってたのしい

2018-06-08 16:21:36 | ひらきよみ(読み聞かせ)

今日は読み聞かせ当番の日。
ひとりで2年生のクラスへ行き、絵本を3冊読んできました。

2年生に「届ける絵本」は、『ラチとらいおん』。
7分~8分くらいかかるので、同じ長さのものをもう1冊選ぶか、
あるいは、短い絵本を2冊選んで、ラチとどう組み立てるか、で
迷いましたが‥後者を選び、3冊持っていきました。



最初に読んだのは、こちら。


昨年も今頃に、低学年のクラスで読んだのですが、
2分半くらいで読みおえてしまう、とても単純な内容なのに、
聞いている子たちは、けっこう楽しんでくれる本なのです。

池からぴょんと飛び出したかえるが、おやねてっとう
ぴょーんと飛び移り、次に雲まで飛んで、雲の上で「準備体操」。

 とぶよ とぶよお ヨーイ

と勢いつけて おつきさまに ぴょ~ん

さすがに届かず、最後は もとの いけに ぴょん


これだけのお話なんですけどね(笑)。



2冊目に本日のメイン。


もう何度、教室で読んだでしょうね~。

でも、今までは6年生のクラスで、3学期に読むことが多く、低学年のクラスで
読むのは、実は今回が初めてでした。

クラスの半分くらいの子も、「知ってる~」というおなじみの絵本。
6年生で読んだときよりも、さらにゆっくり読んでいきました。

今日のクラスの子たちがいちばん反応していたのは、最初の方‥ラチがとても
こわがりで、おまけに、ともだちさえ こわいのです。だから みんなは、
ラチを ばかにして、あそんでくれませんでした。 のところでした。

読み終わったあとに、「こんならいおん欲しい?」と訊いてみたところ、
意外にも、欲しい!と言った子は少数派でした。
「じゃあ、らいおんの代わりになるようなもの、持ってる?」と言ってみた
ところ、これといった声は聞こえてきませんでした。
(そうだよね、2年生だものね、そんなこと意識してなくていいんですよ。)


最後は、買ったばかりのこちらの絵本。


家で読むのなら、幼稚園にも行っていないくらいの、ほんとに
小さい子と楽しむのに、ちょうどよい内容だと思います。

「お・は・よ・う」

おはよう って いいながら くちを すぼめていたら‥

ことりに なっちゃった!


「いた・だき・ます」

いただきます って いいながら りょうてを あわせて いたら‥

りすに なっちゃった!


といった具合に、ページをめくると「動物」に変身していくのを
当ててもらいながら読んでいくのも、楽しいのではないかと思い、
選んでみました。


ぴょんぴょんはねていたら‥ と、簡単な挨拶もあれば、
あたまをさげていたら‥ と、当てるのが難しい挨拶というより
言葉も、ありました。

機会があったら、1年生のクラスでも読んでみたいと思います。



来週はまた高学年。届ける絵本は『ふるやのもり』と決まっているので、
練習しなければ。

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ガンピーさんのドライブ はなのすきなうし

2018-05-18 15:44:55 | ひらきよみ(読み聞かせ)

今日は今年度最初の「読み聞かせ」の日でした。
ひとりで6年生のクラスへ行きました。

選書のシステムが変わり、今までは読み手の好きな絵本を
15分以内だったら、基本的に自由に選んでよいということでしたが、
今年からは、各学年、入る日にちによって年間で読むべき絵本がすでに
決められています。

ペアで行くのなら、どちらかがその絵本を読み、どちらかが好きな絵本を。
ひとりで行くのなら、時間内の組合せ絵本は読み手に任せられています。

本日の、6年生のクラスへ届ける絵本は『はなのすきなうし』。
私は、まずこちらの絵本を先に読みました。



絵の感じからいって、春から初夏に読みたいと思っていて‥。
内容は簡単ですが、バーニングの絵本に流れる独特のユーモアは、低学年よりも
高学年向きかなーと思っているので。


気持ちのよい天気の中、ぎゅうぎゅうづめでドライブに出かけたガンピーさん
一行。雲行きが怪しくなり、雨に降られ、ぬかるんだ道にタイヤがはまって
しまいます。

「だれか くるまから おりて、おさなくちゃ なるまいよ」 と、ガンピーさん。

でも、みんな口々に(自分が押せない)言い訳を始めます。

「わしは だめだ」と、やぎが いいました。「もう、
としよりなんだもの」   とか、

「ぼくも だめ」と、ぶたが いいました。「おなかが
いたいんだもの」   とか。

ここがこの本の一番おもしろいところですねー。
最後、汚れた体を、川に飛び込んできれいにするのもよい感じです。




続いて今回の「届ける本」


縦書きで、印刷文字も薄いので、読み手は練習が必須の絵本です(笑)

調べてみたら過去に4度読んだことがありました。なので本日は5度目ですね。
最初に読んだ時のログに、内容等こまかく書いてありました。

今日の6年生も、真剣におはなしの進行を‥ふぇるじなんどの行く末を‥
聞いてくれました。


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あるひぼくはかみさまと ラチとらいおん

2018-03-12 17:21:07 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週の金曜日は、わたしにとって今年度最後の読み聞かせ当番でした。

ひとりで6年生のクラスへ行ったのですが、1冊目の絵本を出して、
このお話知ってるかな?ときいたところ、クラスのほとんどの子が
「知ってます」とこたえ‥?? もしかして、私このクラス二度目なんだ!と
そこで気が付きました。

ローテーションというか当番表の作成は、グループのリーダーさんが決めて、
連絡をしてくれるのですが、同じ人がおなじクラスに(なるべく)
入らいないように配慮してくれているため、こういうことはめったには
おこらないのですが‥。
そして、私も、めったにないこととはいえ、あるかもしれないことを想定して、
自分の手帳を見直すべきでした。気になった時は毎回そうしているのに、
この週に限ってそれを怠っていました‥。

あー失敗したなーと動揺しながらも、「学年の最初と最後では感じ方も
変わっているかもしれないので‥」とか言いながら、さらさらと読み進めました。



※2冊読み終わって教室を出るときに、担任の先生が、
「そういえば読んでもらったことを思い出しました。でもよいはなしは
何度聴いてもいいものなので‥」と言ってくださったので、まあよかったです。



2冊目は、こちらの絵本。
低学年向きだということを踏まえたうえで、私は6年生の最後のときに
わりと選んで読んでいます。


もうらいおんがついてなくても、大丈夫、みんなはひとりでも、ちゃんと
やっていかれるよー。なんでも自分の好きなものになれるんだよ、という気持ちを
こめて。

そして、らいおんが手紙の最後に書いたこの言葉‥

ぼくを いつまでも わすれないで くれたまえ。
ぼくも、きみのことは わすれないよ。

ここを読むときは、いつでも母の気持ちになって‥。



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ルリユールおじさん よかったねネッドくん

2018-02-16 18:03:41 | ひらきよみ(読み聞かせ)

今日は6年生のクラスでの、読み聞かせ当番でした。

ひとりで、15分間。
たいていは、どれとどれを組み合わせようかとか、メインをこれにしてとか、
それほど迷わずに(主に直感で笑)決まるのですが、今回は、最初に選んだのが
イマイチだなーと思いはじめてから二転三転、かなり長く厳しい?選書でした。

覚書のために、候補にあがった絵本をあげてみると‥。

     


       


    


ねこのさら と かみさま の組み合わせにしようと8割がた決めたあとに、
でもなんだかしっくりこないと感じ、そうしてようやく、タイトルにいれた
2冊に決めました。

最初に読んだのはこの絵本。



原画展を観に行って、伊勢さんからサインをしていただいた大切な本ですが、
小学校で読んだことは一度もありませんでした。

主人公のソフィーの図鑑がある日ばらばらになってしまい、それを直してくれる
人を探しに街へ出ていくのですが、ルリユールの工房に辿り着いて二人が出会うまでは、
見開きページの右側は、「ルリユールおじさん」が朝家を出てから工房へ着くまでが
描かれているので、そこのところがちょっとわかりにくのでは、と思っていたのです。
でも、そのあたりのことも含めて、6年生の教室だったらよいかなーと思うことが
できたので、トライしてみました。

集中してよく聴いてくれたおかげで、家で練習していた時よりも、私自身も
気持ちをこめて、落ち着いて読むことができました。



もう1冊は、図書館から借りておいたこちらを読みました。


候補にあがっていた絵本と3冊くらいで、組み合わせて読んでもいいし、
長い絵本1冊とこちらにしてもいいし、と思って。

低学年で読まれることが多いので、知ってる!とこたえる子が多いかと
思っていましたが、今日の6年生は意外にも「初めて」が多数派でした。

いちばんうけてたのは、ネッドくんがサメやトラに追われながらも
逃げ切る場面。

よかった!
ネッドくん およぎが うまくって。 と

よかった!
ネッドくん かけっこ はやくって。




1冊目と2冊目のメリハリもあり、たくさん悩んだかいがあったなあと
思いました。

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まゆとりゅう

2018-02-09 17:48:46 | ひらきよみ(読み聞かせ)

今日は、3年生のクラスで、ペアさんとの読み聞かせ当番でした。

最初に私がこの絵本を読みました。


2月→節分→鬼 という流れで、2月になると鬼が出てくる
まゆとおに』が読みたくなるのですが、たまには「りゅう」も
いいかなーと、久しぶりにこの絵本を開いてみました。

雨を降らせる黒い雲を連れた龍がやってきて、やまんばかあさんと
まゆを乗せ、ざんざか雨を降らせると、山の雪は解けはじめ、
黒い地面が顔を出す‥という春の訪れを告げるおはなしです。

季節的には、3月のほうがぴったりかなと思いましたが、ちょっと
先取りということで笑。(前に一度、読んだときのログはこちら


ペアさんが読んだのはこちらの絵本。



目立たないし、引っ込み思案なブライアンは、クラスのみんなから
「見えていない」存在。
ひとりで絵を描いて、休み時間もお昼の時間も過ごしています。
でも転校生が来たことがきっかけで、絵が得意なことも知ってもらえ、
モノクロだったブライアンの体も、お話の最後にはカラーで
描かれるようになりました。


互いに読みたい絵本を持ち寄ったかたちで、特に相談らしい相談も
しませんでしたが、日本の絵本と翻訳絵本、バランスのよい15分に
なったかなーと思いました。
3年生、集中して聴いてくれました。

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ねこのさら あんな雪こんな氷

2018-01-19 14:58:24 | ひらきよみ(読み聞かせ)

今日は、年明け最初の図書ボランティアの日でした。
5年生のクラスへ、ひとりで読み聞かせに行ってきました。

冬らしい本、雪にまつわる本を数冊図書館から借りてきて、
どれを組み合わせようか迷いましたが、1冊目は、以前4年生のクラスで
読んだみた
この絵本にしました。



5年生なので、特別な説明はなしで、「落語の絵本」であることと、
お話の舞台は江戸時代であるとだけ言ってから読み始めました。

落語なので、気になるのは「オチ」。
それがわからなければ、いくら面白いと思った話でも、なにも
伝わりません。

4年生の時は、わかった人と「?」の人が半々かなーと感じましたが、
5年生は、読み終えた時の顔を見たら満足顔に見えたので、オチは
伝わったと感じ、安心しました(笑)。
(担任の若い女性の先生もにっこりしてましたし‥)




2冊目は、初めて図書館で借りたみたこちらの写真絵本にしました。
  表紙の画像が小さくて残念です‥


タイトル通り、不思議なかたちに降り積もった雪に、ページをめくるたびに
「おおっ」と、驚きの声があがりました。

見て楽しむだけでなく、ちゃんと説明もされています。たとえば‥。

ふりたての雪は、気温が0度くらいのとき、いちばんねばっこい
性質になります。ながぐつのそこにくっつきやすいのは、こんな雪です。
そういうとき、雪は、とくにふしぎなかたちになります。

だからこんな形にもなるんですね!!


写真を楽しみながら、ゆっくり読むと10分近くかかる内容です。

もうすこし下の学年で使うのなら、この写真絵本をメインにして、
あとは3分くらいの短い絵本か、詩やなぞなぞと組み合わせるのも
いいかなーと思いました。

川口市に住む私たちは、見ることがとても難しい雪や氷の写真を
5年生と一緒に楽しむことができ、よい15分間を過ごすことができました。
そうそう、「冠雪(かんせつ)」「雪ひも」「雪えくぼ」「雪まくり」
という言葉も、初めて知り勉強になりました。


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クリスマスのおくりもの

2017-12-16 16:46:37 | ひらきよみ(読み聞かせ)

昨日 12月15日(金)は、今年最後の読み聞かせ当番でした。
ひとりで、4年生のクラスへ。



似たようなタイトルの本が色々ありますが、持っていったのは
ジョン・バーニンガムのこちらの絵本。
一応、とっても短いお話の本をもう1冊持っていきましたが、始まるのが
遅かったせいもあり、この本1冊で十分な時間となりました。
(だいたい13分くらいかかるのです)

だいぶむかしのこの絵本のことを書いた自分のログがあるので、
内容は省きますが、声に出して、久しぶりに読んでみると、
おじいさんサンタクロースの、トナカイに対する優しさが溢れ、冒頭部分を
しっかり書いていることで、あとからの展開も、不自然ではないのだなーと
思いました。

それから おじいさんサンタは
トナカイを ベッドにつれていきました。
なんだか きぶんがわるい。
いっとうのトナカイがいいました。<中略>

こんやは トナカイたちを
ぐっすり
やすませてやらなければと
おじいさんサンタはおもいました。


トナカイを休ませてやるためには、ひとつだけ袋に残っていた贈り物を
自力で、なんとか、ハービー・スラムヘンバーガーへ届けなければなりません。
飛行機、ジープ、オートバイ、スキー、と色々な人の乗り物に乗せてもらい、
最後は岩登りを一緒にしてくれた人のロープが切れてしまったので、
一人でがけを登り続けます。

壮大な背景の中に描かれたちっぽけでたよりないおじいさんサンタ。
聞いていた子は皆、ココロの中で、がんばれーおじいさんサンタ! と
応援してくれていたでしょうか‥。

帰り路もたいへんな目にあい、やっとやっと自宅に辿り着いた
おじいさんサンタは うちにかえると

まず
ねむっているトナカイたちの
ようすをたしかめて
トナカイたちに
そっと
もうふをかけてやりました。

優しいですね。読んでいても気持ちがほっとなごみます。

そして、クリスマスの朝、ずっとずっと とおくはなれた ちいさないえでは
ハービー・スラムヘンバーガーが 
クリスマスのおくりものを とりだしたところでした。


おくりのが なんだったか しりたいな。



ほんとうに知りたいですよね、何が入っているのか。
(4年生に、何だと思う?と聞いてみればよかったかな笑)

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クリスマスのちいさなおくりもの

2017-12-14 18:12:59 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週の金曜日は、ペアさんとふたりで、2年生のクラスでの
読み聞かせ当番でした。

ペアさんが選んで、最初に読んだのはこちらの絵本。


私は、初めて知った絵本でしたが、おはなしは、『しんせつなともだち』と
同じで、ロシア民話を底本としたものでした。
『しんせつな~』は、クリスマス色が出ていませんが、こちらは友から友へと
持っていく「にんじん」が、「くりすますのおくりもの」というふうになってます。

最初に、私が考えていた組み合わせが『マドレーヌのクリスマス』と
『しんせつなともだち』だったので、危うく同じ内容の絵本を読んでしまうところでした。



内容と時間のことを考えて‥私はこの絵本を読んでみました。
 題名が限りなく似てますね(笑)。

私が持っているのは、2006年12月号のこどのとも版ですが、その後
単行本化されたようです。


表紙に描かれたねことねずみが住んでるいう家は、おかみさんが病気で
入院しているため、だんなさんもすっかりふさぎこみ、何もクリスマスの準備が
できません。
せっかくのクリスマスだというのに、何もないなんて!と憤慨したねずみが
ねこに頼みます。

「ねこさん、あんたが なんとかしてくださいよ」
と、ねずみは いいました。
「こんやは みんなが なかよくする よる、でしょ。
おれたちも てつだいますよ」


そこからねこは文字通り立ち上がり(笑)、ミンスパイやケーキの用意、
ツリーにする木を森へとりにいき、ねずみに指図をし‥とおお忙し。
飾り付けは、くものおばあさんにも手伝ってもらいます。
そして、がんばった甲斐があり、サンタクロースから褒められ、くももねずみも
もちろんねこも、サンタさんから「ちいさなおくりもの」をいただき、
めでたしめでたし、でお話は終わります。

最後のページと裏表紙に、この家の子どもたちもちゃんとプレゼントをもらって
うれしそうにしている絵が描かれているのもよいなあと思いました。

ただ11分くらいかかる長いお話なので、2年生はどうかなー飽きてしまったかなーと
気がかりでした。


明日は4年生のクラスでまた限りなく似ている題名の本を読みます。



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ライフタイム ヤマネコ毛布

2017-11-21 17:14:28 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週の金曜日(17日)は、3年生のクラスでの読み聞かせ当番でした。

ひとりだったので、どういう構成にしようかと考え‥最初にこの絵本を読みました。



以前、6年生のクラスで一度読んだことがあるのですが、面白さが伝わったという
手ごたえが薄かったので、機会があったら、別の学年で読んでみようと思っていました。

3年生が「平均値」ということをどこまで理解しているのか(学習しているのか)、
わからなかったのですが、掛け算は知っているはずなので、単純に、数字の面白さと
とらえてくれればいいかなーと。

んー。どうだったでしょうね、今回もイマイチな感じかな。

その数字をどうやって導き出したかが、最後にまとめて説明されているのですが、
家で読む場合だったら、自由にぺージを行き来したり、わかるまで説明したり
できるけど、大勢の前で読む場合は、なかなかそれは難しいので‥。
だったら、それはクラスでの読み聞かせには向いていない本なのでは?ということになり
ますが‥でも、なんかね、面白いところもあるので、工夫次第、構成次第なのでは?と
思ったりもするのです。

したがって(笑)、またいつかどこかの学年でチャレンジしてみたいと思います。


1冊目が科学系絵本だったので、2冊目は、「ものがたり」がよいと思い、
こちらを選びました。



季節的にはぴったりだと思いましたが、おわかれの話なので、ちょっと
唐突感はあったかなー。

もう1冊、なんか気持ちを切り替えるための短い話をはさむか、最後に
言葉遊び絵本から、数ページ読んでもよかったかなーと思いました。
すこしだけ時間が余ってしまって(私たちの持ち時間は15分)、3年生、ちょっと
物足りなさそうにも見えたので。


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ほんやのおじさん ジルベルトとかぜ まよなかさん

2017-11-11 16:00:28 | ひらきよみ(読み聞かせ)

昨日は読み聞かせ当番の日でした。

前回は10月20日(金)だったので、ざっと3週間ぶり。
ひとりで1年生のクラスへ行きました。


まずは、肩慣らし的な短いお話‥。ねじめ正一 文 南伸坊 絵 
神田の古本屋さんで見つけました。(2011年8月号)



本屋さんで「ぼく」が絵本を読んでいると、本屋のおじさんは、

いつも にこにこしながら
「なにをよんでるの」って
やってきて

ゴリラの絵本を読んでいれば、胸を叩いたり、さがだちをしたりして
ゴリラをマネをし、さるの絵本を読んでいれば、お店の柱をするすると
のぼっていって、天井に頭をぶつけるし‥。

という具合に、ちょっかいを出したがるのです。

ぞうの絵本のときは、どんなことをするのかな?
じゃあ、くじらのときは?? と、1年生は予想しながら、楽しそうに
聞いてくれました。

今では、「ほんやのおじさん」というよりも、「ほんやさん」自体が珍しく
なってしまったのが、とっても残念です。魅力的な本屋の魅力的な店主さんを
大事にしなくてはいけないですよね。



2冊目は、きっとしずかーになってしまうのだろうなあと思いながら、こちらの本を。



表紙の男の子、ジルベルト君が、風とたわむれる様子が詩的な文章で
綴られています。

季節はいつごろ、ということは断定されていないけれど、

あき、りんごが みのると、ぼくは かぜと はしっていくんだよ、まきばに。

とか、

このはが ちると、ぼくはよく おちばをはいて やまにつむんだ。でも すぐに
かぜが やってくる。

という箇所で、今頃読むのにいいかなーと思って選んでみました。
ひとつのストーリーになっているわけではないので、ちょっと聞きづらいかな、と
感じましたが、こういう絵本もたまにはいいかなーと。



3冊目は、(教室で読むのは)やはり初めての絵本。



表紙のうさぎ?が「まよなかさん」。
「まよなかや」というコーヒー屋さんを、夕方からオープンします。

満月の夜、まんまる島で 夜空のかんそく会 が開かれるそうで、
大量の注文がはいりました。
準備をして、まんまる島まで、コーヒーの注文を届けるまでが、お話で
描かれています。
途中、オバケ森を通ったり、氷山に乗ったペンギンたちにコーヒーを
ごちそうしたりしているうちに、約束の時間に遅れそうになりましたが、
海のおじさんオバケの助けで、なんとか間に合わせることができました‥。


まよなかやの店内の様子や、存在そのものが、コーヒー好きにはたまりませんが、
1年生はどうだったでしょうね。どう思ったかな。


※読み聞かせとは別に、「ジルベルトとかぜ」  「まよなかさん」 の
過去ログがありました。(自分でも忘れていたので、リンク貼っておこーっと。)


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