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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

SPITZ JAMBOREE TOUR 2021 ❝NEW MIKKE❞

2021-09-22 17:29:14 | 好きなもの・SPITZ

SPITZ JAMBOREE TOUR 2021 ❝NEW MIKKE❞ が
先週無事に終了したので、忘れないうちに、私のこの夏
一番の思い出、8月7日8日@宮城・セキスイハイムスーパー
アリーナ
 も記しておこうと思います。

と、その前に、ここまでの経緯をちょこっと‥。
2019年にMIKKEツアーに参戦して、2020年のホールツアーの
チケットは持っていないけど、その時点ではどこかをがんばって
購入して、必ず行くっ!という心意気でしたが、その後の
コロナ禍でホールツアーは延期に延期を重ねたすえに、
すべて中止になり‥。(チケットはまったく取れず)
代わりに、全国6か所でのアリーナツアー❝NEW MIKKE❞
が発表され、一番近い会場の、ぴあアリーナMMに応募した
ものの何度も抽選で落ち‥これは縁がなかったと諦めるしか
ないかと思った時に、8月7日8日の宮城に娘とともに当たり、
初めて「2DAYS参戦」できることになったのでした。
(娘と二人だけで二泊三日@仙台は、いくらなんでも夫にわるいと思い、
同行を提案してみたところ、それも
面白そうと家族旅行になりました笑)


そんなこんなで前置きが長くなりましたが、久しぶりに家族
三人で新幹線で向かった8月7日の仙台駅はこんな感じ。
そう、七夕祭りだったのです。


例年よりはぐっと控えめと、後から聞きましたが、それでも
アーケードの中もきれいな飾りがたくさんありました。


1日目は到着後、ホテルに荷物を置いたら、すぐにまた
仙台駅へ戻り、そこから専用バスで会場へ向かいました。

※そのバスの中に貼ってあったポスター

行きのバスからは空がとてもよく見えて(とても広くて)、
移りゆく雲が印象的でした。(その日の天気が雨予報から好転
していたので雲の流れが早かったのでしょう)

チケットは当日発行システムなので、入場までわからなかった
のですが、なんと、宮城まで来た甲斐があり、アリーナ16列!!
テンション上がりましたね~二人して。

 
 こんな時マスクは意外に便利(笑)

この日のセトリはこちら。


MIKKEツアーの時とほぼ同じなんですが、この日
「水色の街」を聴くことができたのは嬉しかったな。
それと本編最後の曲が「春の歌」から新曲「紫の夜を越えて」
になっていて‥先に見える希望の光り方や、存在を支えて
くれているような力強さがどっちもおんなじだなーと
感動しながら聴きました。

バスでまた仙台駅まで戻るともう22時近くなっていて、
駅近くのお店もほぼほぼ閉まっていたので、夫が
仙台駅デパ地下で買っておいたくれたお惣菜やサラダを
ホテルの部屋で食べる方式は、とってもgoodなアイデア
でした。


2日目は、遅く起き、お昼ご飯の少し前にお寿司屋さんへ。


そのあとは、前回はあるって知らなかった仙台光原社へ。

※色々お買い物したのですが、その一部が店長ブログに。

七夕飾り見たり、駅の中でコーヒー飲んだりしている
うちに夕方になり、またバス乗り場へ向かいました。

さすがに2日目はアリーナ席ってことはないよね?と
娘と言い合い、どこの席になっても絶対に楽しいと
励まし合いながら入場してみれば‥なんと、昨日よりも
さらに前のアリーナ13列目に当たったのでした。
(SPITZの神様、どうもありがとうございます)

2日目のセトリ。


二日目は「稲穂」と、「甘ったれクリーチャー」を
聴くことができてほんとうに嬉しかった。そして
配信の映画で、何度も何度も聴いた「猫ちぐら」も。

それぞれの日の衣装とか、曲の間のMCとか、はっきり
覚えているとは言い難いのですが、ひとつだけ鮮明
なのは、2日目最後のマサムネさんの言葉‥。

またお会いします、またお会いします、またお会いしますよ。

三度続けての「またお会いします」に感動しまくりでした。
そして、前日とか、前々回とか、ここ数年のライヴの終わり
には必ず言ってくれていた‥ここに居る誰が欠けても、この
ライヴは成り立たなかったと思うので、ここに居るひとり
ひとりが皆大事‥的な言葉はなかったのですが、ないことで、
マサムネさん自身がこの日のライヴに十分満たされている
というか、感動している?ことが伝わってきて、それが
三度繰り返された「またお会いします」になっているんだー
と、さらに深く、ライヴ後の感動を噛みしめたのでした。


3日目は、ライヴの余韻を胸に(笑)、ずんだシェイクを飲み、
牛タンを食べ、お土産買って‥仙台よかった、仙台また来たいね、
と言い合って新幹線に乗りました。


またひとつ、忘れられないスピッツの思い出ができました。

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おうちワークショップ

2021-09-12 18:16:32 | 日々のこと

本日は娘と二人でおうちワークショップ。


友から誕生日にいただいた、アトリエ倭さんの「工作キット」です。

なんで娘と一緒に「工作」できたのかというと‥娘もこのキットを
BFから誕生日に貰ったから。こういう偶然って起こるのですね〜。



さて。まずは箱を開けたところから。

きっちり気持ちよく収まっています。



全部取り出して並べたところ。底から説明書が2つ
出てきて、二人して「えっ?」とビビりました。
(私たち工作苦手組なので笑)



外側の額にヤスリをかけます。



内側の額を一列に並べてマステで押さえて、木工ボンドを
つけて組み立て終わったところ。



今度は外側の額を組み立てるのですが、補強材が入る小さな穴に
まずボンドを塗って、そこに補強材を入れてから、反対側にも
ボンドを塗って組み立てます。



なんとか形になりました。写っている物差しは
大きさの目安ではなくて、額板が真っ直ぐになって
いるかどうかのため。


輪ゴムで押さえている間に内側の額にオイルを
塗りました。

オイルを塗ると途端に「やった感」が出てきて、
よい感じです。


オイル塗る前の外額。


オイル塗った後の外額。


この後、一部ボンドが塗れていなかった疑惑が発生し、
B&Sの店長に急遽補修をお願いするというアクシデント
らしきものがありましたが、なんとか無事に二人とも
完成まで漕ぎ着けました。


せっかくなので、なんか入れてみたくなり、いただいた
手紙から切り取っておいた切手を入れてみました。

娘は、ずっと昔に私がワークショップで作ってきた「香水のボトル」と
以前のB&Sのおまけを入れました。

2つ並ぶと可愛い♪



とっても楽しい時間をいただきました、どうもありがとう。

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ドライブ・マイ・カー@イオンシネマ板橋

2021-09-01 18:11:15 | 好きなもの・映画やDVD

村上春樹作『女のいない男たち』の中の「ドライブ・マイ・
カー」が、主演西島秀俊、監督濱口竜介で、映画化されると
知った時から、公開をずっと楽しみに待っていました。



原作は、短編なので、それをどうやって「映画」に
していったのか、しかも179分!という長さに。が、
私の一番の関心事でした。

原作では、主人公家福の妻はすでに亡くなっている
前提で話が進むのですが、映画序盤(というか始めの
1時間くらいまで?)まで、妻は生きていて、音という
名前で登場します。
音は美しく魅力的な女性で、彼女は短編集の中の
「シエラザード」の中に出てくる女性が語っていた
不思議な話を、自らの「創作」として話す場面が
あるのですが、それが、映画後半になって、とても
重要なファクターになってきます。
(高槻役の岡田将生の演技に注目です)

すこし脇道にそれますが、なぜ彼女の名前は「音」
なのだろう?というのが、観おわった後の家族共通の
クエスチョンでした。朝ドラ『エール』の、主人公の
妻の名前も「音」で、そっちの印象が強かったので。
ですが、しんとした感動が静まったあとの深夜だったか
翌朝だったか、彼女の名前を「音」にした必然性は
あったのだ!ということに、私は気が付いたように、
今は思っています。それが正解がどうかはわかりませんが、
広島の演劇祭の感動的なラストシーンの、対比として、
やはり家福の妻は「音」であるべきだったのです、きっと。

それと、家福がかかわっているチェーホフの舞台
ワーニャ伯父さん』が、とても重要なポジションを
占めていて、クルマの中で流れるセリフを読む妻の声や、
舞台のための本読みや、稽古のシーンが大変効果的でした。



「わるいのは君じゃない、と肩を抱いて今すぐ、そう言って
あげたいけれど、僕にはそれを言うことができない。」

細部は違っているかもしれませんが、家福はクルマの中で
ドライバーのみさきに言います。
その言葉を聞いた時、ああこれは村上春樹の小説が元に
なった映画で、シナリオを書いた監督ご自身も、かなり
春樹氏の小説を読みこんでいるなあと思いました。


自分自身を(無意識のうちに)守るために、あるいは
傷つくことを避けるために、見てみぬふりを続けてきた
主人公の独白と涙は、私の中に静かな波紋となって
広がっていき、やがてそれは何事もなかったかのように
充足という、静寂に変わっていきました。



ドライブ・マイ・カー

小説よりも映画の方が、ずっとふさわしいタイトルかも。




コメント (2)
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