my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

初☆お散歩バッグ

2009-05-30 19:32:43 | 好きなもの・おでかけ
2週間くらい前に、ことり文庫からうちに届いた特別便おさんぽセットのおさんぽバッグ。
すぐに、ミニカスタマイズしたのですが、タンスの中で眠ったままでした。
(カスタマイズって、伊澤明子さんのボタンをつけただけなんですが)

本日は雨の土曜日でしたが、初めて一緒に「とおくまで」
お散歩してきました。しかも2本立てです。


午前の部  ‥  ハーブの石けんを作り@らふと

ローズマリーとホーリーバジルの2種類のハーブ水を作り、それと
オリーブオイルで作る石けんです。

石けん作りは、いくつかの過程に分かれていて、そのどれもに
【待つ】時間があります。
なので、今日、くるくるまぜまぜしてきた「石けんのもと」ができるのは
6週間~8週間あとのお楽しみです。
こんな感じの「もと」を残して帰ってきました。
取りに伺うのは、7月4日(土)~12(日)の展覧会のときです。

オリーブオイルとハーブで作った石けんで、お茶の時間の前に、
手を洗わせていただいたのですが、しっとり感がちがうなとすぐに思いました。
保湿効果が高いことが、この手作り石けんの特徴だそうです。

今日の講師のウサミ先生が、丁寧に、石けんの「もと」をくるくるしながら、
生きているものを扱うかのように話していたことが、とても微笑ましく、また
とても印象に残っています。
いとおしい気持ちは、動物でも、植物でも、石けんでも、おんなじですよね。

お茶のおともは、夏ミカンピールのケーキと、おなじくピールの入った
生キャラメルでした。
鴨川の夏ミカンを2度味わえた、貴重な体験♪  
作り手は、ホンマさんのダンナサマ。


午後の部  ‥ リアルシトロン



リアルシトロンは、シトロンブックスの1週間限定のお店です。
場所は、阿佐ヶ谷のCONTEXT-S 

はじめましての絵本たちを担当されている、三蔵さんが店長さんです。
私は、こひつじ文庫さんでの、はじめましての~の会に、一度参加しただけなのですが、
三蔵さん、私のこと覚えてくてくださって‥うれしかったです。

前から気になっていたプーさんのお料理ブックと、かわいいカードを何枚か買いました。
1週間しかやっていないので、みなさまお早目に予定に入れてくださいね。


初仕事で、総武線の遠出につきあってくれたおさんぽバッグ。
ハーブ石けんのレシピやら、ビニール手袋やら、
バッグと一緒にうちにきた『あこがれくじら』やら、買った本やらでいっぱいになっても
どんとこいという感じで、とても使いやすいです。
作った方の、懐の深さと同じなんですね、きっと。

今度は、「お揃いおさんぽバッグ・3人ムスメ」でお出かけしたです・笑








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雨と雨とのあいだ

2009-05-29 16:57:40 | 想うこと
今週はよく降りますね‥雨

しとしと降ってくる空を見上げながら、もう5月も終わりだなと思い
ことしの5月は、ひとりになるとめそめそしたり、ぽろっと涙をこぼしたり、を
よくしていたなあと思いました。


一人のときにだけTVで録画していた番組を観る、
歌声が流れる、
歌詞に聴き入る、
そして泣く
その繰り返しです。

いろんなフレーズは、まるで自分のことのように染み入り、
そんなふうに思っている人は、きっと何万人と居るのでしょうが、たったひとり、
私のためだけの歌のようにきこえます。

いいことばかりはありゃしない  とか ね。


     ‥     ‥     ‥


さっき、仕事が終わって外へ出たら、予報の通り、一時的に、
雨はやんでいて、
色づき始めたラズベリーの実が目をひき、顔を近づけたら
近くのローズマリーからとてもいい匂いがたってきて。

ユリのオレンジはこんなにきれいでした。


いいことばかりはありゃしないけど、わるいことばかりも続きません。
雨だって、いつかは上がるし、ユリは、今この時を、咲いています。



 JUMP よるがおちてくるそのまえに
 JUMP もういちどたかくじゃんぷするよ


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運の神さま

2009-05-21 16:26:59 | 好きな絵本
近頃、毎日のように、『パワー』の中に出てきた神様のことを
思いだします。

運の神で、たしかエンニュと呼ばれていたと思うのですが、
本が手元にないので、確かめることができません。

その運の神はどんな方なのかというと‥
主人公のガヴィアがこんなふうに言っている箇所があります。

運の神は片方耳が聞こえないという。ぼくらが祈りを捧げるほうの耳だ。
運の神には、ぼくらの願いは聞こえない。
運の神に何がきこえているのか、運の神が何に耳を傾けるのか
それは誰も知らない〈中略〉

ぼくが知っているのは、祈ろうという気持ちになれないぐらい
落ちこんでいるとき、一切の希望を抱かず、何もあてにせず、
何の欲望ももたないとき、運の神は必ずぼくとともにいると
いうことだ。


「西のはて」の国は、とっても東洋的だなと思い、自分が小さい頃から
漠然と信じているような神さまと、とっても近い感じがします‥

運の神さま。
私がいつも、熱心にお願いごとをしているのは、右側の耳なんでしょうか?
そしてそれは「お休み」している側なのでしょうか?


       ‥     ‥     ‥


しかし、昨日図書館で、偶然こんな絵本を見つけると、それは偶然を
装った運の神が、気まぐれで、そっと棚に置いておいてくれたのでは、
なんて思ってしまいます。

きんいろのしか
    バングラデシュの昔話  アーメド ジャラール 案
    秋野 不矩 絵   石井 桃子
 再話


おすすめの棚が、「色にまつわる本」の特集でした。

初めてみた表紙でした。
シカの角があまりにも立派で、そして堂々としている姿に惹かれ手に取れば、
バングラデシュの昔話。アジア地域の昔話って、結構好きだし、文は石井桃子さん。
これは借りていって、ゆっくり読みたいと、鼻が効いたのでした。

お話しは、悪い王さまがいて、主人公が苦しめられて、それをまわりの動物と、
最後には金色の鹿が助けるという、昔話の王道パターン。(でもそれって、嫌いじゃないです)

何が素晴らしいって、描かれている絵がとても好き、と思いました。
秋野 不矩さんってどんな方なのでしょう?と早速検索してみたら、
なんと『
うらしまたろう』や『いっすんぼうし』の絵の方ではないですか。


でも、正直に言うと、この2冊の絵本は知っていましたが、絵について
とくに感想を持つほどじっくり読んだ(見た)ことがないのです。

経歴を読んでいたら、50代からインドに魅せられ、インドの材料を
使った新しい境地を開拓する とあったので、日本の昔話の絵を描くよりも
バングラデシュの話を描くほうが、ご自身も楽しかったりして、などと思ってしまいました。


浜松市に秋野不矩美術館があることも知りました。
それにしても、54歳のときに初めてインドの大学へ客員教授として
赴任して以来、インドにとどまらず、ネパール、アフガニスタン、カンボジア、アフリカにまで‥
すごいです。

そしてもひとつすごいといえば、文化勲章ほか数々の賞をお受けになっている
とても有名な方だったのですねー自分の無知が恥ずかしいです。

けれど、運の神さまのおかげで(?)、知らずにずっとこの先もいたかもしれない
素晴らしい画家をおひとり、【今】知ることができて、よかったです。

出会いはどこにころがっているかわからず、運の神さまは、聴こえないふりが
とても上手な方かもしれません。(あるいはすこしジャック・天野かも)







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まどさん100歳展@銀座教文館

2009-05-17 16:58:06 | 好きなもの・美術館や展覧会

もう終わってしまったので、覚書となりますが‥
GW中、銀座に出かけ、見てきました「まどさん100歳展」

まど・みちお展 ではなく、まどさん100歳展 となっているところが
あまりにも「的確」だと思いました。



私の中で、まど・みちおさんといえば、この本かな、なのです。

どうぶつたち

今さら私が言うまでもないことですが、ほんとうにこの本は素晴らしいです。
まど・みちおさんの詩、美智子さまの英訳、安野光雅さんの絵、そして
本全体の装丁‥
日本人として、とても誇らしい気持ちになるといっても過言ではありません。

冒頭の詩を、ひとつだけ紹介させてください。




 ことり              A LITTLE BIRD

 そらの                            A dewdrop
 しずく?                          from the sky?

 うたの                            A bud
 つぼみ?                        of a songs?

 目でなら                         May I touch you
 さわっても いい?           Just with my eye?




左側の日本語がまどさんの詩で、右側の英語の詩が美智子さまの
英訳です。
(日本語の)ことばの意味を崩さず、(英語を)口にしたときの音が
心地よいのはもちろんのこと、目でみたときの言葉の並び順の美しさにまで、
気持ちが行き届いています。とても洗練されていると思うのです。


   ‥     ‥     ‥


展示の中に、この本の、特別装丁本がありました。
もっと小さくて(A5くらいの大きさだったでしょうか?)赤い皮の表紙が
目を惹きました。
ああ、やっぱり栃折久美子さんの装丁でした。

美しい表紙でした。
中は、どんな紙をつかい、どんなふうに文字を組んでいるのか、
そのページを開いてみることができたなら、と強く願いました。




もうひとつ、印象に残っているのは、この絵本です。

せんねん まんねん
   まど・みちお 作  柚木 沙弥郎 絵

せんねん まんねん という詩に、 柚木 沙弥郎さんの絵が
ついています。

幼い子の詩集「パタポン」②に、その詩が載っているので、知っていたのですが
文字だけのときよりも、2行か3行分の言葉に絵がついた、こちらの、
本になったもののほうが、私にはとても響いてくるものがありました。


最後の3行はこんなふう‥

まだ人がやって来なかったころの
はるなつあきふゆ はるなつあきふゆの
ながいみじかい せんねんまんねん



そしてそして。
歌になっているものでは、私は、やぎさんゆうびん が一番好きです。
むかしもいまも。
手紙をやりとりしている、白ヤギさん、黒ヤギさんに心から親愛の気持ちを
感じています♪




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花蜜柑の会@ヒナトノオト

2009-05-13 11:58:20 | 好きなもの・講座やワークショップ

昨日は、3月のセミナー終了後に伺って以来の、ヒナトノオトさんでした。

字面も音も、魅力的な、花蜜柑ーハナミカンーの会に参加するためです。

花蜜柑の会とは、どんな会でしょう? 以下、ヒナタさんの説明を
お借りしました。

房総鴨川は温暖で過ごしやすい土地ですが、
一番好きな季節はと問われれば、花蜜柑の頃、
と答えます。

家の周りに生えた夏みかんの花が咲き出して、
秘めやかな、甘やかな香りにすべてが包まれ、
不思議な幸福感に満たされるのです。

:::

以前から、本間の花生けのワークショップをと
リクエストをいただいておりましたが、
そうだ、初夏の野の花が豊かな季節に、
鴨川で摘んだ草花を使って、
ヒナタノオトにある器での花生けの会をしてみよう。
と思い立ちました。


とともに、蜜柑も。
蜜柑を使った簡単なお食事とお菓子も
ご用意したいと思います。




店内は、所狭しな感じで、花・花・花でした。(下の右側が夏蜜柑の花です)
     

    

最初は、好きな形のピッチャーを選んで、野バラを中心に生けてみます。(上の右側の花です)‥①
その次は、小さめの、花のために作られた器に、自分で好きな花を選んで。‥②
そして最後は、お店の中にある作品の中から好きなものを選んで
よいとのこと!! 胸が高鳴りました。‥③

本間さんは、いや、本間先生は、草月流の生け花の心得を生かしつつ、
花そのものよりも、器を生かすような花生けを常としている、という
お話が、ヒナタノオトの稲垣さんからありました。

実は私も、はるか昔、結婚したばかりの頃、草月流を習ったことがあり、
器と花の相性はもちろんのこと、置く場所や、眺める角度で変化する生け花の
楽しさは知っているつもりでした。

でも、葉や茎が、器の肌にどんなふうに映えるか、どんなふうに影を
落とすか、までは思っていなかったなあということに気付かされ、
さらに、「花生け」が好きになったのでした。


 私の①です。右側に飛び出ている花は、
なんとアカツメクサです。こんなに立派なの初めて見ました。

こちらが②です。
荒川尚也さんのガラスの花器があまりに繊細なので、
蕾のスイカズラと、名前のわからない、ピンク蕾がひとつだけついた草を合わせました。
写真が悪く、あまりわからないかもしれませんが、このガラスは
中に気泡が入っていて、水を口までいっぱいに満たし、そこに光が当たると
それはそれは美しいのです。
あえて、茎を見せないで生けた方がよいという先生のアドバイス通りです。


③の好きなものに生ける‥
すこし迷いましたが、仲本純也さんの作品を使わせていただきました。
こんな力強い焼きしめだったら、お花も濃ゆい感じにしてみたい(笑)と
思い、迷わずアザミを選び、あとは力強い緑の葉と、黄色みがある若葉を合わせました。

大脳の中で、シナプスが自由に伸び広がったのでは、と思うくらい、花生けの
ひとときは楽しかったです。

ご一緒した方5名の作品も、みなで眺め(お花は、他の方が生けた様子を
見せていただくのもまた楽しいひとときです)、
店主自らの料理でおもてなしを受け、とても贅沢な時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。(あ、おみやげまでいただきました。)


料理の写真は、思うようにとれていず(たぶん食べるほうに専念していたため)、
デザートだけで、すいません。
本間先生のご主人作のケーキです。
夏蜜柑が3.5個分たっぷりしみていて、甘酸っぱくって、しっとりです。



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綿の種もらってください・追記あり

2009-05-11 12:39:36 | 好きなもの・グリーン
綿の種を蒔くのは今年で3年目になります。

GWあけの、もう寒さが戻ることはないでしょう、と確信できる時期に
なったら蒔き時なのですが、家の分をとっても、約束していた友人に
もらってもらっても、まだすこし残っているのです。

場所があったら、綿花畑にしたいのですが、それも先になりそうなので(笑)
どなたかご希望の方がいたら、お送りします。

私でも育てられるので難しいことはないと思います。
綿は白ではなく、茶色です。
蒔く前に、一晩水につけておきます。
ここには傷をつけてから蒔くと書いてありますが、私はしてないです)

こんな感じではじけます。

まつかぜさんのブログに、同じ種から育った綿の写真が載ってます。

もらってくださる方で、私がお送り先を知っている方は、ここにコメント残してください。
私がお送り先を知らない方は、bootsandsticks@gmail.comまで、メール
ください。

10粒づつ×3 くらいあります。

※jasuminさん、こももさん、sallyさんが育ててくださることになりました。
5月14日中に、お送りします。
どんな綿がはじけるか、うちのも含めて、とても楽しみです。


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リソウノハハ

2009-05-08 17:21:20 | 好きな本
今度の日曜日、5月10日は母の日です。

ありがたいことに、私には母も義母もいるし、私自身も(一応)
母なのですが、こどもの頃からなんとなく苦手な日で、今もそんな感じです。

もともとが〈ジャック天野〉なので、好き、とかありがとうとか、ストレートに
言えないのです。
母も、一緒に住んでいて、しかも仕事まで一緒にしているので、
余計に「お母さん、いつもありがとう。長生きしてね」なんて口が裂けても
言えません・笑。

そんな私に比べ、あと3か月ちょっとで13歳になるというのに、娘のrは
なんでもストレート‥
いまだに「ママ、大好き」と抱きついてきてくれます。
こんな嬉しくって、こんなありがたいことは、世の中にそうはないとわかっていても、
ジャック天野が(すぐに)顔を出し、2回に1回は、あついーとか、言って
すぐに腕を取ろうとしてしまったり、の私です。



昨日読み終えた本の中に、こんなフレーズがありました。

ママが歩くと、まるでママ専用のそよ風といっしょに
歩いている
みたいで、ずっとすてきなんだ。

ベーグル・チームの作戦
 E・Lカニグズバーグ 作 松永ふみ子 訳

この本の主人公マークが、自分のママのことをこう言ったのです。
でも、マークにとって、ママは、決して理想の母だったわけでは
ありません。この前の文章でも、友達のお母さんはインテリだとか
乱暴な言葉使いはしないとか言っていて、でも、ママが歩くと
に繋がっているのです。

その「ママ」は自分の所属する野球チームの監督になってしまい、
おまけに兄をコーチに指名します。
親友だと思っていた友だちとも、しっくりいかなくなってしまったり‥の
厳しいシーズンでしたが、マークの視点から語られるマークの日常と
野球チームのシーズンはおもしろく、そんなに野球に詳しくもないし、
男の子も兄弟も、男の子も私にはいないけど、読後は爽やかさでした。

プライバシーについての記述から、ふんふんと、私自身が学んだことも
ありました。
マークが「プレイガール」という雑誌を自分のベッドのマットの下に隠して
おいたのを、マークは、誰も知らない自分の秘密だと思っていたけれど
実はママは気がついていたうえで、あえて、黙認していた
ということがわかったあとでの、文章です。

‥そうしたらパパが教えてくれたの。
あんたはあんたの身に合ったプライバシーを築こうとしてるんだって。
そしてママがあんたの小さい時には、小さいプライバシーを
大きくなったらもっと大きいプライバシーを許すようにしてあげないと、
あんたをこそこそ人間にしてしまうだろうって。

マークのママ、なかなかです。(パパもですけど)

お母さんって。
おかあさん、そんなこともわからないの、そんなことも知らないのって
こどもに思われているくらいで、ちょうどいいのかなあって思ってしまいます。

ここまで書いたら、『あなただけのちいさないえ』を思い出し、すぐにでも
開いて読みたくなりました。




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ありがと

2009-05-05 22:43:28 | 日々のこと
ニュースで見たり聞いたりしたあと、私のこと思い出してくれた方が
何人もいました‥ありがたいです。

どうもありがとうございます。

Fuji Rock '02 のこの映像は初めてみました。
miyacoさん、教えてくれてありがとう。いつでも見られるように
貼り付けておきますね。


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きみがぼくをしってる

2009-05-03 15:25:38 | 想うこと
去年の2月は、「ついこの間」みたいだけど、その時小5だったrが
今、中学生になっていることを思うと、確実に時間は流れている
のだということがわかる。

今朝起きて、キヨシロウが逝ってしまったことを知り、あーと思う。

いろんなことを思い出さないようにしながら、ただあーあ、と言葉にする。



お昼頃、自転車に乗りながら、ふと出てきたのはこの歌だった。




気持ちのよい、こんな青空の下で、いつまでも歌っていることは
誰にもできず、誰にも(きっと)平等に、時間は流れているのだと思うけど。


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ブルーベリー色!!

2009-05-01 17:34:00 | 好きな絵本
気持ちのよい、5月の始まりの日が、もうすぐ、
気持ちのよい夕方の時間から、
夕暮れの始まりの時間へと移っていきます。

昨日も月は、三日月型で、下にあるカレンダーの月齢の絵よりも
すっきりしていました。きれいでした。


(久しぶりに!)好きな絵本の紹介です。

4月のことり便で選んだ『フローラのにわ
クリスティーナ・ディーグマンというスウェーデンの作家さんが、
初めて、絵と文の両方を手掛けた作品です。(訳はひしきあきこさんです)




すこし前から『ペーテルとペトラ』や『ちいさなふゆのほん』の絵が
気になっていたのですが、ディーグマンの絵本を買ったのは今回が初めて。

表紙の絵で、すでに〈好きな感じ〉でしたが、表紙を開いてみて‥
買ってよかったと確信しました。見返しが〈とっても好きな感じ〉なのです。

青く塗られた木の扉と、ブルーベリーのアーチと、ブルーベリー色の服を着た女の子。

とびらを あけると、くさや はなが
にっぱいの にわが あります。
にわの こみちを あるいていくと、
フローラの ちいさな いえが たっています。
にわには、おおきな きも 1ぽん はえています。

フローラはこんな素敵な家にひとりで住んでいます。
庭に咲く、たくさんの花の名前を知っているし、
仲良しの動物もたくさんいます。

歌をうたってくれたツグミへのお礼に、巣の中の卵を守るお留守番を
してあげたり、膝の上で眠ってしまった、マルハナバチをそっと
なでてあげたり、暑い日は、カエルに泳ぎを習ったり‥

植物や、動物にかこまれて暮らす、フローラのまわりは
いつも透明な光でキラキラしているのが、どのページからも伝わって
くるようです。

  ‥  ‥

ハラハラドキドキも、びっくりすることもなにも起こらないけれど、
本のページが終わりになるときには、始まったときよりも、
さらに、フローラの毎日はしあわせになっていて。
それを知った、本のこっち側にいる私たちも、にっこりした気持ちで
本を閉じることができるのです。

フローラの庭は、1年中、今日みたいな5月なんじゃないかな。




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