my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

おさるとぼうしうり・くうき

2012-05-21 16:03:56 | ひらきよみ(読み聞かせ)

読み聞かせの記録をもうひとつ。

先週金曜日は、5年生のクラスに行ってきました。
この日はペアの方が、最初に1冊読んでくれて、その後に、私が絵本を1冊と
詩の絵本を読みました。



こちらがペアさんの選んだ絵本。
私も、初めてだったので、教室の後ろで、5年生と一緒に楽しみました。

私は、どーしても「アヒル」に見えるんですけどね‥




何度も、練習したことありますが、実際に教室で読んだのは
初めてでした。

私は、おもしろいと思ったのですが‥5年生の反応は意外に薄かったですね~


すこし時間が余ったので、まどみちおさんの『くうき』を読みました。



 5月
 ぼくの こころが いま
 すきとおりそうに すがすがしいのは

 みわたす 青葉たちの はく くうきが
 ぼくらに はいり
 ぼくらを うちがわから
 緑に そめあげて くれているのだ


この箇所が、読みたかったのです。

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ふしぎなたけのこ・おとうとは青がすき

2012-05-21 16:01:44 | ひらきよみ(読み聞かせ)

5月11日金曜日から、今年度の、小学校での読み聞かせが
始まりました。

rが小学2年生の時に発足したボランティアの会で、その2学期から
私自身も読み聞かせを始めたので、なんと、今年で9年目です。

6年生のクラスで、2冊読んできました。


松野正子さん作、瀬川康男さん絵の、読み聞かせ定番ともいえる絵本ですが
教室では初めて読みました。
なんか季節的に、たけのこ、いいなあと思ったので。


もう1冊は、写真絵本を選びました。


ナイジェリアに住む姉弟。
色の中で、なんといっても青が好きという弟くん。
もしかしてこの子は、青しか色の名前を知らないんじゃないかしら、と
お母さんは心配しているので、おねえちゃんが「じゃあ私が教えてあげる」と
言って、身近な家族が身につけているものを例に出し、わかりやすく弟に
教えてあげるという、お話です。

おねえちゃんの髪型、おねえちゃんの笑顔がとってもキュート。



時間がないと、つい家にある手持ち本を読んでしまいがちですが、
私自身の勉強にもなるので、なるたけ、こまめに図書館へ行って、
新しい絵本にも挑戦しよう、などと思っている新年度‥です。

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草間彌生展@埼玉県立近代美術館

2012-05-14 21:41:41 | 好きなもの・美術館や展覧会

5月5日のことですが、北浦和にある県立近代美術館で、草間彌生展
観てきました。

展覧会の公式HPはこちらにあります。


私にとっては、初・草間、でした。

画面からあふれんばかりのパワーに圧倒されました。
「愛はとこしえ」シリーズのアクリル絵の具で描かれたカラフルなもの対、
その前の、黒のサインペンだけで描かれたモノクロのシリーズ‥

観ているこちらの頭の中がどうにかなってしまいそうなほど、線とドットが
繰り広げられていました。

夫と一緒に行ったのですが、彼は、このモノクロシリーズは、頭が痛く
なると、早々に切り上げていて‥でも、マーカーで描かれたものを、
シルクスクリーンにしていると知って、もう一度見直していました。

ちょっと思ったのですが、草間さんの絵が好きなのは、もしかしたら
男性よりは、女性のほうなのではないかな。
繰り返しとか、どこまでも続いていく感じとか、1か月周期で体が動いていることを
体感したもののほうが、より深くわかるのでは‥と、そんなこと思いました。

水玉で埋め尽くされた部屋の中に、同じ水玉模様の服を着て入るということは
自分を部屋と一体化させて、自分というものを消し去ってしまいたいということ
なのだと、後述の学芸館さんが教えてくれましたが、一体化して部屋そのものに
なった自分は、最初の自分より、さらに大きな自分になっていることだよね、と思え、
なんだかとても女性的なものを感じたのでした。




そしておもしろかったのはー(作品の感想ではなく、余談なのですが‥)

最後のほうにある年表を見ていたら、1992年 村上龍監督作品「トパーズ」に
占い師役で出演って書いてあったのです。
私たち、偶然その映画をNYで観ていたので、へえーとか言って盛り上がっていたら
側にいた、学芸員の方が、そうなんですよ、草間さんっていろんなことやってらして‥と
話に入ってきてくれて‥少しの間ですが、年表を追いながら、話してくださいました。

その時知ったのですが‥県立近代美術館は、今年30周年だそうで、その記念としての
展覧会が「草間彌生展」だったそうなのです。なぜ草間さんなのかというと、
若い頃の作品を美術館が所蔵していたというか、館長さんが、まだ日本ではそれほど
知られていなかった頃から、草間さんに着目していて、それで作品を収集していたという
経緯があったのだそうです。

1階、入口近くに、NYで活躍していた頃の草間さんの写真や、若い頃の、小さな作品が
ありましたが、もし、美術館にいらっしゃたら、忘れずに観て帰ったほうがよいと思います。
ほんとうに、昔から、ドットのイメージが、頭の中を巡っていたのでだなーということが
よくわかりますので。

それとー

展覧会グッズ‥最近のってかなり凝ってますよね‥の中に
「折り紙」があったのです。「愛はとこしえ」シリーズは、キャンバスが正方形なので、
そのままが折り紙になるのですね。へえーと感心しました。

大きな、あの水玉カボチャが飛び出してくるグリーティングカードとか、
てぬぐいなんかも、いいなあと思いました。


会期は5月20日日曜日まで。



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ときめきとセンダックの思い出

2012-05-10 11:33:59 | 好きな絵本

とっても久しぶりに、書店の絵本コーナーをぶらぶらしてきました。

忙しくしていた間も、自分はなにも変わっていないと思っていた(正確には、
そう思い込んでいたかった)けど、すこし自由な時間ができた今、1月から3月の私は
特に絵本に関して、「ほぼカラカラ状態」だったみたいです。

ときめきました、久しぶりに。


  「きこえる?」という題名です。 画像は色が薄いので、
その、よさがよく伝わりませんが、とても欲しいです・笑。

 「中をそうぞうしてみよ」 佐藤雅彦&ユーフラテス コンビ作です。
別の意味で、ときめきました。


どちらも3月頃に出た本みたいなので、きっと新刊講座やブログなどで紹介ログが
あったのでしょうね~でも、全然気がつきませんでした。


 谷川さんと長さんの、「あなた」。
「わたし」の対の、絵本ですが、とっても哲学的ですよね。ハードカバーになったんですね。


こちらは絵本ではなく、童話のようですが‥ささめやさんが絵を描いています。





いいですね~読みたい絵本、手元に置きたい絵本があるって。
梅ヶ丘の駅に着いたときの、どきどき感を思い出しました。



***


昨日、センダック氏の訃報を聞きました。

私はそれほど読みこんではいないし、どちらの本も、いつか、と思いながら
いまだ手元にないのですが‥忘れることができない本なので、載せておこうと思います。





どちらも、タイトルに「まど」がついているところも、自分的にとても
興味深いです‥

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【母の日にTシャツを贈ろう】キャンペーン

2012-05-09 08:01:03 | 好きなもの・Tシャツ

Tシャツブログや、Facebook で、すでにご案内しているので、
ご存知かもしれませんが‥

5月13日の母の日に、Tシャツを贈りませんか キャンペーン展開中です。

※ご注文をお受けしてからプリントしてる関係で、5月10日木曜午前中までで
  締め切りとさせていただきます。


BOOTS&STICKSのTシャツを、オリジナルタグ付きで、しかも
Tシャツと同じ柄のエコバッグに入れて、プレゼントしませんか?という
内容のキャンペーンです。

レターパック350での配送につき、送料も無料とさせていただきます。

エコバッグ本体は、MUJIのB5サイズです。

図書館へ本を借りにいくときに使ったり、近くのお買いものの時に使ったり、
バッグINバッグにちょうどよいと言って、使ってくださっている方もいます。

Tシャツと同じ柄のエコバッグがあるのは、以下の6柄です。

ムーンライト・トロッターTシャツ
ダブル・ライトハウスTシャツ
クラウン・カルーセルTシャツ
サブマリン・ダイナーTシャツ
花火缶Tシャツ
玉乗り象Tシャツ

色もサイズも形もヴァリエーションがありますので、お好きなものを
選んでください。


※ショッピングカートでのお買い物の際、備考欄に「母の日キャンペーン」と
 お書き添えください。



【母の日にTシャツを贈ろう】

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映す

2012-05-07 15:56:07 | 想うこと

5月5日子どもの日。

我が家の「こども」は部活の一日練だったので‥またまた吹奏楽部に入り
今度はテナーサックス担当になりました‥夫とふたりで、おでかけしました。

県立美術館へ行ってから、日本橋へ。

高校入学のお祝いをお義母さんからたくさんいただいたので、そのお返しというか
高校入学の記念となるようなものを、と思い、ヒナタノオトさんへ伺いました。

選んだのは、朋子さんの「歌のかけら」。
細長いシルエットが斬新で、ちょこんとはじっこにとまっている小鳥が可憐な作品です。


前回お店に伺ったあとに、糸暦ピクニック日和 という、2つの魅力的な展覧会があり
そのどちらにも行かれなかったことを、残念に思っていたのですが、見たいなあと思っていた
文香さんのストール、何点もお店にあって、ああ、その中に、写真をみてとってもいいなあと
思っていたものが、ひらりと目に入ってきたのです。

透花  

(リンク先は森文香さんのブログです。そのひとつ下のログ「個展おりかえし地点」のところの
下書きもこの作品ですよね?)


「セキレイ」もとってもよくって、すごくすごーく迷ったのですが、「透花」を選ばせていただきました。
ログを読むと、透花は会期の最後の方にお店に来た作品のようなので‥もし、展のはじめに
来ていたら、出会えなかったということですよね?



透花

森さんがつくった言葉なのでしょうか? それとも、すでに存在している言葉なのかな。
どちらにしても、初めて目にした言葉で、目に映る、二つの文字の連なりがとても美しいです。

そして、こっから先は、私の勝手な憶測なのですが‥この「花」は、白モクレンの花びらの
イメージからきているのではないでしょうか‥。

文香さんのお庭にも、モクレンがあるみたいだし、ブログにも
「咲き終えてもなお、惹かれてしまう花だなぁと、
今年初めてその魅力に気付かされています。」 とあったし。

でも、全然違っていたとしても、それはそれでよいのです。
作品を生み出したときの作者の想いが作品に反映され、使うことができる私が、そこに
自分のイメージを重ねていって、そのときそのときの気持ちを1枚の布が映してくれて、
それでその布を自分の身に纏う‥なんてしあわせな間柄でしょう。


透花の水色は藍生葉。   薄緑はツユクサ。    芥子色はアワダチソウ他 で
染めた糸ですって。
どの色もとても美しいです。


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ありえないほどの悲しみ

2012-05-04 15:39:48 | 好きな本

なんとなく悲しいときや、なんとなく淋しい気持ちのとき。
自分のことではないけれど、自分だったらどうしよう、と思い浮かべることが
できるとき。

心が揺れて、涙という形になって溢れだし、でも、泣いたことで
揺れは収まっていく、ということはよくあります。

逆に。

本物の悲しさに直面したとき、気持ちはただの1ミリも動かず、
凍りついたように固まったままなので、十分に息を吸うことも、ためてあった空気を
吐き出すこともできず、詰まったままの重い心を、ただ持っていることしかできません。



3月の初めに、映画を観て、その後に、原作を読みました。

本は、まず、表紙がとってもCOOL‥かっこいいと思いました。
そして、図書館から順番が回ってきて、手にしてみたら、その厚さにびっくり。
2週間という期限の中で、読み終えられるか心配でしたが、やってみたらば、それは杞憂
だったとわかりました。



悲しみが世代を越えて、国を越えて、時を越えて、ぎっしりと
詰まっています。


第2次世界大戦中のドレスデン、広島に投下された原子爆弾、
2001年9月11日2つのタワーに突っ込んだ旅客機ー。

原作は、ビジュアルブックになっていて‥はさみこまれた写真や、文中の文字への
赤ペンでの書き込みや、ドア越しに聞える会話は、聞き取れなったところだけ
スペースが空いていたり‥新しい文学の試みなのでしょう。
私はCOOL、と思いました。

歴史的なこと、時代的なこと、個人の力ではどうすることもできないこと。
圧倒的な力や数字の前では、ひとりひとりはとても無力ですが、そのひとり
ひとりに、必ず両親が居て、愛する人がいて、大切な日常があるのです。

力のある人もない人も、大人も子どもも、自分だけのやり方で、自分だけの
悲しみと向き合って、受け入れていくしか、前に進む方法はないのだと
あらためて思います。
100人いたら、100通り。1000人いたら、1000通り‥。

ある日突然、崩れたビルと共に父親を失ったオスカー。
偶然見つけた鍵の、「鍵穴」を探すことにしたのは、オスカーの1通り。



映画は、もうすぐDVDとなって発売されるようですが、主人公オスカー役の少年は
原作の、私が抱いたイメージよりは、さらにエキセントリック度が強調されているように
感じ、少年の両親役は、トム・ハンクスとサンドラ・ブロック以外、ありえないと思えるほど
ぴったりだと感じています。

原作がしっかりしているものの映画作品を観たとき、ほとんど必ず、原作のほうが
いいなあと思うのですが、今回は、この原作を元に、とても似ている別の作品を
作ったのでは、と思うほど、映画のシナリオもよかったです。(フォレストガンプ、
ベンジャミンバトンの脚本を書いた人と知って納得しました)
登場人物を少し整理し、話をわかりやすくしているところもよかったし、オスカーの
部屋や、オスカーが作った作品を、目で見られたところにもすごく価値があると
思います。




*余談ですが、この映画の監督はスティーブン・ダルドリーで、前作は
 『愛を読むひと』、前々作は『めぐりあう時間たち』。
 そんなに多くの映画を観ない私が、偶然にも両方とも映画館で観ていたのです。
 なんかとっても個人的ですが(笑)、不思議な気持ちです。


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