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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

それぞれのひるごはん

2015-10-30 17:51:07 | 日々のこと

少し前に、なんか突然、ブレンダーを買おうということになり、
三日くらいいろいろ調べ‥機能とか、値段とか、色とか、重さとか、
コードありかなしか、とか‥。

で、結局、通販で、基本機能だけの、コードありのに、決めましたが
一番のポイントは色と、重さ(重くないこと)。

こんなやつです。


今のところ、使っているのはもっぱら夫でー(笑)、

こんなものとか、

こんなものを、
(ブロッコリーの上に乗ってる、にんじんドレッシング)作ってくれます。


今日のお昼は、こんな感じ。

アボカドのグリーンソースと、勝手に名づけましたが、アボカドは
角切りで、ソースになっているのは、茹でたブロッコリーの芯と
ほうれん草だそうで、千切ってある紫の葉っぱの名前は忘れました(笑)。
怪しげな色合いですが、美味しかったです。


二人で、こんなお昼ご飯を食べてると、たまにLINEで娘から写真が
送られてきて。

昨日はこんながっつりさん、でした。

見ているだけで、お腹がいっぱいになりそうな?
いやいや、お腹がなってきそうな、上かつ丼です。

基本的には、学食か、コンビニ等でパンなどを買っているようですが、
学校の周辺のお店も週に1度くらいは行ってるみたいですねえ。

こちらもなかなか美味しそう。


夕ご飯の外食が続くと、うちで食べるご飯がやっぱりいいと言ってくれますが、
お弁当を持っていくとは、(まだ)言いません。
お昼に何を食べようか、予算と相談しながらあれこれ悩むのも、この年頃からの
「おべんきょう」かなーと思っています。

今日は何を食べたんでしょうねえ。

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やぎのアシヌーラどこいった? ゆめちゃんのハロウィーン

2015-10-27 17:53:52 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週の金曜日、23日は、3年生のクラスでのお当番でした。



最初にこの絵本を読みました。

2011年のこどものとも10月号。
教室で読むのは初めてだったと思います。


ものぐさなスタマティスじいさんは、やぎを飼えば、伸び放題の庭の草を
きれいに食べてくれると教えてもらい、さっそく手に入れたのがアシヌーラ。

よい食べっぷりを見た農夫がビール3ぽんと引き換えに、2,3日貸して
もらいたいと言ってきて‥。
スタマティスじいさんは、
「ああ、いいとも。つれていきな」とかしてやった。

くろいちごのやぶをきれいに食べてもらって、助かった農夫は
通りかかった羊飼いに

「おお、いい たべっぷり。
やきたての ひつじかいパイと ひきかえに、
やぎを 2,3にち かしてくれないか?
かれえだの かわを はいで さくを つくりたいんでね」

とたのまれ、自分のやぎでもないのに、

「ああ、いいともさ。つれていきな」と かしてやった。

そのあともこんなふうに、どんどん「また貸し」されていくアシヌーラ。

でも最後にはおじいさんの元にちゃんと戻り、ビール3ぼんもそのあとの
ひつじかいパイもりんごもチーズも、御礼としてもらい、
おじいさんは、ほくほくがおで うちに かえった。

なんとも呑気なおじいさんはがちっとも怒らないところと、チーズを作りたい
おばあさんの計らいで、アシヌーラは子ヤギまで生んでしまうところが
おもしろいなあと、私は思うのですが‥笑。

3年生は、いったいこのあとどうなるの?という顔で、真剣に成り行きを
見守ってくれました。


次の1冊は、ハロウィーンが近いということで、この絵本を読みました。


ニューヨークに住んでいる、幼稚園に通うゆめちゃん(表紙の真ん中の子)が
お母さんと一緒にハロウィーンの準備をしたり、当日おともだちと
お菓子を貰いに家々を回る様子が描かれています。

聞いていた3年生に一番受けたというか、反応したのはー

「みんなは なにに なるの?」
ゆめちゃんが きくと、
「わたしは、ひょう」「ぼく、しょうぼうし」
「ミイラ」「てんとうむし」‥

と順に答えていく中での、「せんすいかん」でした。



私の娘が小3だった10年前は、ハロウィーンで仮装をして楽しんだりするのは
英語教室に通っている子くらいの印象がありますが、読み終わった後のミーティングで
仲間に聞いてみたら、今はフツーな感じで、近所同士やともだち家族とやってるよ、と
話てくれました。
そういう感じになってきているんですねー。

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にぐるまひいて ヤマネコ毛布

2015-10-20 17:18:37 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週の金曜日は、5年生のクラスでの当番でした。

ひとりで、下の2冊を読みました。

   


にぐるまひいて』 は、出だしが 10月。

1年間の、家族の営みをクーニーの絵が描き出しているとても
素晴らしい絵本です。

読み始める前に、19世紀の終わり頃、アメリカの東海岸(ニューヨークとか
ボストンとかの街があるところ)で、実際に暮らしていた家族の1年間のはなしです。
21世紀に生きている私たちの暮らしとはまるで違うけれど‥というようなことを
話てから読み始めた方が、ふむふむそういうことなんだ、と思って、5年生も
熱心に聞いてくれるように感じています。

この日は、読み終わってから、かえでの樹液はメープルシロップのことで、
今でもこの絵と同じように、幹に傷をつけてそこから樹液を取り出していると
いうことを話したりしました。


ヤマネコ毛布

9月に3年生のクラスで読んでみましたが、旅立ちに際しての
ヤマネコの気持ちや、送り出す森の仲間たちの気持ち‥5年生のほうが
わかっているかなーと感じました。


今週の金曜日は、またまた3年生のクラスへ入ります。
ハロウィーンが近いので、1冊はあの絵本にしようかなーと思ってます♪




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満月をまって

2015-10-15 11:48:26 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週の金曜日、10月9日は、6年生のクラスで読み聞かせ当番でした。

月がきれいなこの季節に、6年生のクラスにひとりで行くことになったら、
(1冊読むのに、13分くらいかかるので)この絵本を読もうと、
いつごろからか思っていました。



小学校での「読み聞かせ」も、どの月に、どの学年が当たるのか、
学校行事の都合によっても変わるし、自分がその時にどの学年に
入るのかも、予定を出したあとは、おまかせになるので、思う以上に、
一期一会的な側面があります。

なので、スーパームーンをきっと見たに違いない6年生に聞いてもらうために
たくさん練習して臨みました。

あらすじは、だいぶ前に書いた自分のログに記してあるので、
よかったらそちらも合わせて読んでみてください。


淡々と進んでいくはなしだけど、咳したり体を動かしたりすることもなく、
6年生、じっくり聞いてくれたように見えました。



初めてハドソンへ、父と籠を売りに行った息子を待つ母の気持ちが
痛いほどにわかり、ストーブの上で温められているパンケーキの匂いまで
届いてくるようでした。
町で、野次られたことも、母に素直に話せる息子なんだなーと、
母親目線で感心したりもして。

今週もお当番日。今度は5年生のクラスです。






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ナイショク ナイショク

2015-10-09 15:58:51 | 日々のこと

仕事の合間に、復習しなくちゃ、とやっているのは‥。



はい、絵本のカバーを利用してつくるバッグ作りです。

10月中旬の土曜日に、図書ボランティアをしている小学校の「おまつり」があり、
その時の読み聞かせを聞きに来てくれた子に「おみやげ」として渡します。

当日は、工房からの風と重なってしまったため、今年も(たいてい毎年重なります)
お手伝いに行かれないので、せめておみやげ作りくらいは‥と思い、今日
作り方を教えてもらってきました。

やり方を忘れないうちに、というのもありますが、それ以上に、これおもしろいんです。
折り返しの部分を切って、内側の持ち手の補強に使おうか、とか、帯の部分を
使ったほうが色の対比が面白いんじゃないかとか。
そういうのを考えているだけでわくわくします・笑。


でも、内職と言えば、私にはまだこちらがたくさん残っているので、
こちらも頑張らねば、なんですが。



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そっちの私

2015-10-03 11:02:41 | ふと思ったこと

陽の光がふりそそぐ穏やかな土曜日の朝です。

いつの間にかカレンダーは残り3枚の10月に入っています。

こういうよい天気の日に思い出す光景があって。
それは10年前に亡くなった父の葬儀の日。

実家の菩提寺は、東京都と埼玉県の県境に流れる荒川の、
陸橋からもよく見える土手の上にあって、葬儀もそこで執り行いました。
その日も、今日のようによく晴れた日で、祭壇前に並べられた椅子から
立ち上がると、鉄橋の上を走り抜ける京浜東北線の電車の窓がきらきら
輝いているのが見えました。

あの電車にはどこかに出かける人が乗っていて、笑ったり話したり
座席で眠ったりしているのだろうなあと、喪服姿の私は思ったものでした。


川口駅から電車に乗るたびに、あるいは川口駅へと帰ってくるたびに、
電車の窓から、私はお寺の建物を眺めます。
その中には祭壇が飾られているかもしれない、そこから誰かが、
この走っていく電車に思いを乗せているかもしれないー。
10年前の、黒い着物姿の私が居るかもしれないー。
あの場所に居た私が、電車に乗っている私を見ていたように。



先日の『佐野洋子展』のあと、図書館で2冊本を借りました。
どちらも児童書の棚にあったものですが、私が上に書いたような感じが
描かれていたので、その偶然に驚きました。



この本の最初の短編、「はしか」。
病院のベッドに居るわたしが、お見舞いにくる母と兄を窓から見ているが、
いつのまにか、視点が逆になる。



こちらはさらにシュールな話で‥。
自由気ままに生きていた豚が、知らぬ間に家や家族を持たされた自分を
おかしいと思い、元の気ままな自分に戻る。聞きなれた声のする方を見ると
かつて妻だった豚と、一緒に暮らしていた時よりも大きくなった子供たちが居て、
自分でない、でも自分にそっくりの豚のお父さんとピクニックに来ている‥。


ここに居るのは、ほんとうに自分なのか。
あの時あの場所に居たのも自分なのか。
今ここにこうしてパソコンのキーボード叩いている自分。
電車に乗っているかもしれない自分。
商店街を歩き、大きな建物に向かっている自分。
ベッドの横の、開かない窓から雲の流れを見ている自分。


そっちの私も、元気ですか。



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