my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

15年

2011-08-22 11:28:16 | 想うこと

今日で、娘rは、15歳になりました。

誕生日はいつだって特別な日ですが、今年こそが(私にとっての?家族にとっての?)
もっとも記念すべき年なんじゃーないかなーと思うのです。

なぜかといいますと‥


私が夫と出会って、つきあって結婚して、母になるまでに、14年。
そして、娘が生まれてから、15年。

そうなんです、夫とふたりで過ごした年月を、家族3人になった年月がついに
追い越したのです。

結婚と、子どもを持つことがほぼイコールの場合には、子どもの成長が
その方たちの結婚生活の証みたいなものになるのかなーと想像しますが、
私は、一本の太い線として、両方を一緒にすることができずに、今まできたような
そんな気もしています。

娘が居る、その時々の自分を、もうひとりの自分が、「ほんとうに?」と驚いて
みているような‥。ちょっと借りもののような‥?

15年たって、15年を越えてみて、揺らぎのない自分が表われるかどうかは
まだわかりませんが、借りもの的な気持ちのおもしろさは、ずっと持ち続けて
いたいなあとも思っています。



+++++



今年の誕生日絵本は、すんなりと決まりました。




このCDは、珍しく本人が「これ欲しい」と言ったもの。




もうひとつ、こちらで見つけたものもあるのですが、それはどうかな?
喜んでくれるかな。



コメント (2)
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夏休み

2011-08-12 15:14:15 | 日々のこと

明日から、三重県四日市の夫の実家へ帰省旅行です。
17日の夕方には戻ってきます。

今年はrが受験生なので、帰省はどうする、見送る?という選択もあったのですが
本人が四日市へ行きたいと言うので、(でも心配だから)勉強道具と一緒に
やはり帰省することにしました。

今回の旅行、今までにない試みがあって‥明日、浜松で途中下車し、
楽器博物館を見学してから、東海道本線に乗って、豊橋まで行き、そこから今度は
名鉄に乗って、名古屋まで行く、ということなのです。

楽器博物館に寄る目的は、中学校の「総合学習」の集大成? で、ひとりひとりが自分で
決めたテーマを1年かけてまとめる、というもので、rは「楽器の歴史」というなんとも
壮大なテーマを掲げてしまった故なのです。
でも、そのおかげで、単調な帰省旅行にも、ぶらり途中下車の旅的な要素が加わり
私のテンションはちょっと上がったのでした・笑。

今週はじめに痛めた腰の具合も、ほぼ元通りな感じになってきたので、まあどうにか
決めた予定をこなすことはできるかなーと思っています。

四日市へ行ってからは、昨年は津に行ったのです、今年は松坂あたりに連れていって
もらおうかなと思ったりしています。



今いちばんの楽しみは、明日のお昼ごはん(新幹線内)を、大丸地下街のどのお店で
買っていこかなあということです・笑。



※このブログは来週半ばまで休みますが、こちらは携帯から毎日更新する予定です。

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つながってた?

2011-08-09 16:42:50 | 好きな本

6月頃に、アーヴィングの『また会う日まで』を読んでいて‥
読み終わったら、rがおもしろいと言ってた、佐藤多佳子本を2冊続けて読もうと
思っていて。その計画とおり、すこし前に『聖夜』まで読み終わりました。

ここを見ると、『また会う日まで』上・下巻の間にも、別の本を読んでいたことが
思い出せて、便利です。


『サマータイム』『九月の雨』という初期の作品も読んで、佐藤多佳子さんの本を
4冊続けて読んだわけですが、一番よかったのは、最初はちょっと入りこめないなと
感じていた、『第二音楽室』でした。

中でも、一番最後の「裸樹」という作品がとてもよかったです。(少しだけここ
あらすじ書きました)

そして、ついに期待していた『聖夜』。
ページを開くまで、何の話かまったく知らなかったので、主人公とそのまわりが
オルガンをやっているということに大層びっくり!!!でした。

ここへきて、ぐるっと大きくまわって、『また会う日まで』に戻ってきた気持ちです。
だって、また会う日まで の、主人公のお父さんは、教会のオルガン弾きだったのです。

私ひとりだけの、チョー個人的な読書セカイですが、こういうふうに繋がっているって
すごくおもしろいなあと思うのです。

聖夜 の感想は、あの文化祭の演奏の日、友だちが誘ってくれて
本当によかった、と思いました。息抜きが、主人公にとっても、父にとっても、祖母にも
必要だったけど、毎日はまいにち繋がっているから、どこで、息を抜いていいのか
そのタイミングがすごく難しい‥。
だから、まるで、関係ないところにいた級友のロック少年の存在が大きいというか、
有難かったのではないかな。
これ以上書くと、未読の方にはつまらなくなってしまうのでやめますが、主人公の人生は
なかなか大変だなーと。
音楽が、彼のこれからの人生の支えになってくれることを心から願います。

(ストーリーとは直接関係ないけれど、時代設定が、ちょっとおもしろかったです。
私はロックに詳しくないけれど、夫にきくと、ジャストその世代ではないけれど
話の中で彼らが、バンドに対して感じていたこと、すごーくよくわかるって言うんですよ。)



そして、今は、また、なぜか、『ハリーポッターと死の秘宝』を読んでいます。
映画を観てきたわけでもないのに、です・笑。

この後というか、並行して、帰省先の四日市では北村薫本を2冊読んでくる予定です。
私にとってはお初、なんです。

たのしみ、たのしみ。

 

コメント (4)
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かなぶんへ行ってみたい

2011-08-05 11:16:42 | 日々のこと

かなぶん で、8月6日土曜日~9月25日日曜日まで、
安野光雅展ーアンデルセンと旅して が開かれます。

かなぶん って、神奈川近代文学館の愛称のようですね~かわいいです。



水曜日の夕刊のアート欄に載っていたのをみたのですが‥
横浜中華街にあるんですね、かなぶん。

そういえば、中華街にも、横浜にも長いこと行っていないなあと思ったら
「そのあたりとセット」で、行ってみたくなりました。


安野さん、アンデルセンとくれば、『即興詩人』ですが‥
口語訳、完成したのですね!
(森鴎外の文語体だと難しすぎて読めないという若い人が多いので、それなら
自分が口語体に訳し直そうと思ったのだとか‥)

安野さんがそれほどまでに愛している『即興詩人』
この機会に手にとらなければ、いつ読むの?! と気持ちを奮い立たせ
挑戦してみようなかな。







****



6月21日にUPしたスズキコージ展とエル・アナツイ展
行ってきました。(にログ載せました)


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