my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

お休みモード

2007-02-26 14:30:34 | このblogについて

 週に2回から3回の更新を目指して記事を書いてきましたが、
今週と来週(もしかしたらもう少し長く)は、週に1度の投稿か、
あるいは「お休み」にしようと思います。


 一応、ねじり始めたので‥ハチマキにする布を‥
新しい扉を早く開けるように、がんばってみます。



 お休み中に、もしもお立ち寄りいただいたなら、
作者別(あいうえお順)を開いて、ああこんな作家さんやこんな本が
好きなんだなあと、過去記事などを読んでいただけたら、
嬉しいです。


                         






 

 

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飾りたい

2007-02-22 16:00:42 | 好きな本

 ささめやゆきさんって、前々からステキな名前だなあと思っていたら、ご本名は、細谷正之〈ホソヤマサユキ〉さんとおっしゃるのだそうです。ホソヤ→ササメヤ で マサユキ→ユキ ですね。
 good idea !

 そのささめやさんが、細谷さんの名前で出されたのがこの本です。

  細谷正之版画集(架空社)

  『細谷正之版画集』

 
 君の絵はエッチングに適している」と知人が言う。その一言でなけなしのお金をはたき、プレス機をはじめ版画道具ひとそろえを買っていた…。

 
‥といういきさつだそうですが、その知人の方に感謝したいですね~。そのひとことのおかげで、こんなにステキな銅版画の数々を、私たちは見ることができるのですから。


 構成は二部になっていて、前半は「ひとびと」 後半には「サーカス・踊り子たち」というタイトルがついています。

 好きな作品はたくさんあって。それぞれにつけられた題名にも、こころ踊ります。

 画面いっぱいに、半分づつ重なった男女の横顔がある 
    You and me

 胸の前で両手を交差し、目を閉じている カモメ座の女

 ひっつめたおだんご頭、大きく肩を出した服を着て
 片方の手首を頬にあてる女の人には 4時にいくわ
 
 やさしいkissのちょっと手前 百度目の7月

 床に足を投げだして座る男と小さな猫 心細い文字盤
 
 正面を向いたふくろうは 1/14の月

 正面を向いたロバには 最初に時間

 大きく後ろに体をそらした、3人の踊り子は ミルク色のダンス
 
 
空中ブランコのペアには 空にあしあと



 
 
ささめやゆきさんのこれらの銅版画は、たとえるとしたらなんでしょう、なにみたい?

 それは、まるで新月から3日たった、昨日の夕方のうすいうすい三日月のよう。
 できることなら、そっとつまんで、一番好きなブラウスの襟元に飾りたいと思った三日月みたいです。

 額に入れて、壁に飾って眺めるよりも、自分のためにそろりと飾りたい、ブローチのような、ピアスのような、ペンダントヘッドのような絵だと思いました。





 

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てつだってほしいの

2007-02-20 16:05:47 | 好きな絵本

 起きたときからくもっていて、降っているのかいないのかわからないくらいの雨模様。
しんみりと冷たい空気が満ちていますが、不思議と気持ちを重くしない天気です。
 全体に雲で覆われているけれど、それを思い切り吹き飛ばせば、その下にはブルーの
空とおひさまが休んでいるのがわかっているからだと思います。


 今日の本。

 これもまた「ことり文庫」のこうめさんに教えてもらったものです。早速図書館から
借りてきました。

  うさぎさんてつだってほしいの
  『うさぎさんてつだってほしいの』
 シャーロット・ゾロトウ文 モーリス・センダック絵
    こだまともこ 訳


 ゾロトウさんの文章に、センダックの絵だなんて、豪華版です!
 「うさぎさん、てつだって ほしいの」
 もうタイトルから、表紙の絵から、いきなりドラマがはじまっています。

 手足が長く、耳がすっと後ろに伸びて‥なんて精悍なうさぎさんなんでしょうね。
それに対して女の子、体と頭のバランスからしても小さい子どもです。けど、お話の中で、
ふと見せるしぐさが、妙に大人びているときがあって‥そういうときの方が、子ども子ども
しているときより、私には、いとおしくかわいらしく感じられました。

 原題は、MR.RABBIT AND THE LOVELY PRESENT
 
 
お母さんの誕生日プレゼントに何を贈ろうか迷っている女の子の相談に、うさぎさんが
親身にのってあげるお話です。

 「でも、なにが いいかしら?」
 「そうだね、なにが いいかなあ?」
 「おかあさん あかが すきだわ。」
 「あか? あかなんて あげられないさ。」
 「それじゃ、なにか あかいもの だったら?」
 「ああ、あかいもの だったら いいよね。」
 「あかいものって なにが あるかしら?」
 「えーと‥‥、あかい けいとの はらまき。」
 「あーら、そんなもの あげられないわ。」


 
こんなふうな会話を続けながら、女の子とうさぎさんは森の中を歩いたり、水辺に
座って休んだりするんです。相談ごとは続くのだけれど、いつしか二人は会話そのものを
楽しんでいます。



 
 声にだして、言葉にして。誰かにむかって話してみることで、自分の思っていることが
より確かになるってこと、よくあります。

 だいじな話には、真剣に。普通のことは普通のレベルで。些細な心配ごとには、
ユーモアをもって。毎日の会話を身近な人と楽しんでいきたいです。そのための、家族ですからね。


   ‥    ‥    ‥   ‥   ‥


 今朝。夫と話して‥それでもまだ決めかねていることがあって‥目に入ったのが
『うさぎさんてつだってほしいの』でした。ほんとに誰かに手伝ってもらいたい、助けてもらいたい
気持ちだったので、びっくり。
 そして、そのあと、 「ことり文庫」のHPを見ていたら、新しいフェアのタイトルが「扉をあけるあなたへ」。

 そうだ、私も、扉を開けようとしているところだった、それに私の今年の目標は
のうさぎさんのように」だった。その2つの、たいせつな大切なことを思い出したら、
気持ちはすっと落ち着いてきました。

 会話 のほかに、私には 絵本 も不可欠なものなのでした。

 ふふ。新しい扉‥開きそうな気配がしてきたらまたお話します。





  

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オランダ絵本作家展@大丸ミュージアム・東京

2007-02-16 16:03:58 | 好きなもの・美術館や展覧会

 たしか2月20日までだったと思うので、早く紹介しないと終わってしまいますよね。

 オランダ絵本作家展


 私は、娘と一緒に、先週の土曜日(2月10日)に行ったのでした。

 大丸ミュージアムといえば、昨年4月の『絵本作家ワンダーランド』展。(過去記事は
その時ものすごく混んでいたので、今回も覚悟の上で土曜日に行ったのですが、
とてもとても落ち着いた雰囲気でした。

 ポスター大のミッフィ-ちゃんが出迎えてくれましたが、どれもリトグラフか印刷だったので、
すこしがっかり。でも、色の美しさ、組み合わせの妙はさすが大御所、十分楽しめました。

 続いてのコーナーは、現代オランダの絵本界を代表する10人の若手と銘打ってあり‥。
私にとってはほとんど「お初」のお名前と絵ばかりでした。
 何点も、何点も原画を見ていくうちに印象に残ったのは、水彩絵の具の淡い感じと、
それを縁取る黒いインク。きれいな絵画は、レンブラント以来の、オランダの伝統かなあと思ってみたり。
 墨絵のような黒を使っている作家さんがいると、ゴッホが日本の浮世絵に影響された、
そのまた影響が出ているのかなあと思ってみたり。


 
 そんななか、とても気になったのはこの本です。きれいな水彩画にも惹かれますが、私はコラージュしてあったり、
あえて余白(何も塗らない部分)を作ってあったりする、こういう絵が好きみたいです。

とくべつないちにち
     『とくべつな いちにち』
    イヴォンヌ・ヤハテンブルグ

 読書コーナーで、じっくり読んできましたが、お話もなかなかでした。ちょっと深いです。
はじめて行った学校での違和感を、「不完全な画面」が代弁しているようでした。


 

 さてさて。

 いつになったら今日のお目当ての本が出てくるのかなあと、すこしじれてきた頃。
やっと『レナレナ』のハリエット・ヴァン・レークさん登場です。

   

 この本は絶版だし、画像もないので、図書館で借りているものを写真に撮りました。
 フラニーさんのところで、『レナレナ』の存在を知ったのですが‥ほんとに図書館にあってよかったと思います。
読んでから原画を見るのと、まったく読まずに原画だけ見たのとでは(まあどの絵本もそうだとは思いますが)、
20倍くらい楽しさが違ってくると思うので。
 
 左側の絵(前半16分割、後半8分割でコマ送りみたいに描かれています。色鉛筆使ってました)だけでも
興味深いけれど、右側のお話を読むと、さらにさらにおもしろく‥なんだこりゃと笑いながら、胸の奥のほうで
古い気持ちが疼いたりもするのです。うまく言えないし、うまく思い出せないけど。


 好きなページの中から好きな箇所をすこしだけ。

 レナレナは、赤い木の笛で、みじかい曲をふく。その曲は、おてあらいのなかできくと、
 外とはちょっとちがってきこえる。

        ‥   ‥   ‥   ‥  ‥

 レナレナはテーブルの上のゆでタマゴをみつける。タマゴをむく。レナレナは、まだタマゴをたべない。
 タマゴというのは、なにかとくべつなものだから。タマゴは、白くてすべすべで、きちんとしている。

        ‥   ‥   ‥   ‥  ‥

 雪がふる。丘はまっしろだ。レナレナは、ウサギのあなのよこに5セント玉をおく。
それでウサギが、おいしいやきたてのウサギクッキーが買えるように。








 

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空のような。

2007-02-15 16:25:14 | 好きな絵本
 胸のなかで想っていることを、まず「言葉」にして、それを次は「文字」に置き換える‥
書くという一連の動作。

 手にしている筆記具を使って、紙に文字の形を記していくのと、キーボードをぽんぽんと
叩いて、アルファベットを組み合わせて文字にしていくのとでは、何かちがいがあるかなあと、
そんなことを思いながら窓の外を見ています。

 そこには、ほんとうに美しい青空が広がっていて、この本の表紙と、びっくりするくらい
おなじ空色なのでした。
   
             『作家』
    M.B.ゴフスタイン作 谷川俊太郎 訳

 

 この本の中で、作者ゴフスタインは、作家は庭師だと言っています。

 あたためた考えを、言葉におき、

 それを切り、刈りこみ、
 設計し、形をととのえる。


 ‥ふーん、庭師か。

 そんなふうに思ってみたこともなかった私は、「ふーん」と言葉になって口から出ないように
気をつけながら、何度も何度も言ってみます。ふーん。

 

 
 ゴフスタインの絵本を、図書館で借りてきて、市内にないものは取り寄せしてもらって。
この『作家』もそんなふうにして知った1冊でした。

 火曜日にこうめさんの「ことり文庫」に行ったとき、この本が置いてあるのを見て
ドキドキしました。行く前から、買おうと決めていたゴフスタインの本は別のものだったから。
けれど、見てしまったからには、もう「見なかったこと」にはできません。
 
 新品のこの本には、空色のカバーの上に、パラフィン紙でもうひとつカバーがしてあるのです。
自分がそれを知っていたから驚かなかったのか、それとも知らなかったにもかかわらず、
あまりにもしっくり馴染んでいたから驚かなかったのか、わかりませんが。
 そのパラフィンのカバー。霞がかかった空のようにも思えるし、大切なものを、だいじに
しまっておくときの気持ちに近いようにも感じます。

 カバーを全部はずしてみれば、背表紙と、表紙の一部が布張りになっていて。見返しの色と
同じとっても好きなグレー色。
 この本が、ことり文庫から、私のところへやってきた必然のような偶然が、嬉しくてなりません。
 
 


 そして、この本は、この方に捧げられているのですよ。 

 
 シャーロット・ゾロトウに


 


 

 
 
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happy♪

2007-02-09 15:05:14 | 日々のこと
 

 昨日の郵便で、早々と、バレンタインズデイのプレゼントが届きました。

 

 私宛にです。うれしい。(いい子にしていると、いいことがあるんですね~)

 小さなカゴに入った小さな針さし。ハートの刺繍がなんともかわいらしいです。
 中味は、コーヒー豆のかすが入っているとのこと。
 最初に持ってみたとき、あれっと思うくらいの手ごたえがありました。
 ぎっしり詰まっているのだろうなあ。

 
 ハートの針さし‥どこからやってきたのでしょう。こちらからです→ 






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好きでいるってこういうこと

2007-02-08 16:15:04 | 好きな絵本
 もうすぐバレンタインズデイですね。

 この時期は絵本が売れると聞きました。

 好きな人に、好きな絵本を贈る女の子が、たくさんいるのかなあと思います。
今は、プレゼントにしたくなるような、絵本がたくさんありますものね。

 口ではうまく言えないことを、絵本の中味が代弁してくれたり。
 自分の気持ちまるごとを、絵本が表してくれたり。

 そういうのがベストにちがいないけれど、そうじゃなくっても‥
 たとえば、ラッピングに凝るような感覚で、あるいは雑貨屋さんであれこれ迷うように、
おしゃれ小道具のひとつに絵本が使われたとしても、それはそれでいいかな、と私は思います。

 贈られた人には、本1冊分の重みが手の中にあるし、贈った人の心には、「好き+何か」
の何かとしてその絵本が必ず残るから。


 
 


 私の船長さん
      『私の船長さん』
  M.B.ゴフスタイン 作 谷川俊太郎 訳


 ずっと前に、この絵本があったなら、きっと誰かに贈っていたと思います。
 誰かを、好きでいるって、こういうことだなあと、しみじみ、しみじみ思います。


    でも私たちには
    気にかけ帰りを待つひとがいる
    おだやかな航海を願いながら。

    そしてるすのあいだに
    起こったことはなんでも

    そのひとが帰ってきたときに
    話す値打ちのあることなのだ。


 
 

 
ゴフスタイン絵本にすっかり魅了されています。今頃って驚かないでくださいね。
なんとなくなんとなく気になっていたものの、本当につい最近なのです、読み始めたの。

 そして、今わたしの中では、この『私の船長さん』『ゴールディーのお人形』 
『ピアノ調律師』が、ゴフスタイン3部作と呼ばれています。

 

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ペタペタ週間

2007-02-06 15:30:39 | 日々のこと

 象級の重い腰を上げ、昨年中ためにためた、娘の写真の整理をやっと終えました。

 デジカメに代わっても、従来のアルバム(しかも重いフエルアルバム)方式はまだ続けているのです。パソコン内の保存だけでは心配だということもありますが、1枚1枚ページを繰って、プリントされた写真を見てゆくのは楽しい時間なので、もうしばらくは、この方式を続けようと思っています。

 が、しかし。ついつい整理を後まわしにしてしまい、今回は延べ3日にわたる作業になってしまいました。

 
 それでも、なんとか終わり、まだ「片付け熱」が続いているうちにと、去年の夏から放置しておいた「京都で撮った写真」も、用意してあったスクラップ帳に、雑誌の切り抜きのコピーや、このはなさんから頂いたメール、旅行後に自分が書いたブログの記事、このはなさんが書いてくれた記事などと一緒に、ペタペタ貼っていきました。

 この作業は、やり始めたらすごく楽しくなってきて‥買ってきたスクラップ帳がやる気を増してくれたのかもしれません。MUJIで売っている、再生紙クラフトダブルリング記録帳というもので、フォトコーナーも一緒に買って、それで写真の四隅を留めてみました。むかし昔の、両親のアルバムみたいで、新鮮です。


 これでさらに気をよくし、今度は、切り抜いてそのままになっていた新聞記事などを貼ろう!というところへきています。

 何年も前に、「このノートに貼ろう」と決めたものがあったのに、最近は切り抜くのみで、ノートの存在も忘れかけていました。でも、京都スクラップを作っているときに、ふと思い出して見返してみたら、結構おもしろい記事も見つかって‥やっぱり、今さらだけど、溜まっている切リ抜きを貼っておくことにしました。

 去年の朝日新聞に連載していたアーサー・ビナードさんの『日々の非常口』。その最終回の切り抜きがありました。

 「水を乞う」というタイトル‥いいなあと思ったのはきっとこんなところだったのだろうと思います。

 ぼくは前からラー子(飼い猫の名前)の飲みッぷりだけでなく、その喉をゴロゴロ鳴らす様子も観察してきた。〈中略〉ちょっといいことがあると、喉から快音が流れる。かと思えば、部屋が冷え、構ってももらえないで、いいことが何もないときにもゴロゴロいう。
 そんなときラー子は、自分の中に眠っている幸福感を揺り起こしているんじゃないかと、ぼくには思える。普通は嬉しいことがあるから嬉しくなる。人の心もその因果関係で動くのだろうが、けっして一方通行ではないはずだ。つまり、嬉しくなければ嬉しいことに出会おうとし、そう内側を始動させて初めて得られる幸福感もある。

 
同じく去年の朝日新聞、いとうせいこうさんの『自己流園芸ベランダ派』の最終回の切り抜きもありました。

 都会の狭い空の下、我々ベランダーはいつだって
必死に植物の世話をし、枯らしてしまってはため息をつく。
そして何度も何度も花屋の店先に向かう。
 だが、それでいいのだと俺は言いたい。枯れることもまた、
植物も生命の1サイクルなのだから。
 延命出来るに越したことはないけれど、我々と別種の
生命は思い通りには動かない。それがコントロール不可能で
あることを、我々は身をもって知る。
 つまり、園芸は植物を支配することはできないのだ。
むしろそれが出来ないことを教えてくれるのである。
 枯れてしまった植物に、だから俺は感謝をささげる。
 手の出しようもない生命の数々に、俺は感謝する。
 ありがとう。
 そして、さようなら。

  ※どちらの連載も、単行本になっていたので、リンク貼っておきました。



 
 さてさて、切り抜きはすこししかないので、明日にでも作業は終わると思います。

 そしたら次は、気力をふりしぼり、切り取っておいた切手をスクラップ帳に貼る、という作業にかかる予定です。もう10年ぐらいほったらかしにしておいたのですが、ペタペタづいている今ならでできそうな予感がしています。

 友だちや家族、時に親戚などからきた手紙に貼ってあった切手‥気がついたら素敵なものが多くって、手紙と一緒にしまったままにしておくのは惜しいと思い、始めた作業です。
 すっごくかわいい切手や、へえ、こんな切手?!というのや、色々組み合わせてくれたのだなあと、貼ってくれた友だちの人柄が偲ばれる切手など、あとから見返すととっても楽しいです。

 私は切手コレクターではないけれど、「切手」というものは大好きです。限定された大きさに限定された役割、けれど自由なデザインや発想もあって。
 
 手紙を送ってくれた人たちのことや、受け取った時の気持ちなども、できたら思い出しながら、ペタペタ作業に精を出そうと思います。











 



 
 

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3つのたのしみ

2007-02-02 17:20:06 | 好きなもの・おでかけ

 2月になりました。

 すこし前からやっている展覧会と、昨日から始まったものと、来週の土曜日始まりのものと、楽しみが3つあります。全部行かれるかどうかはわからないけど、開催期間の短いものから順にあげると‥。

 オランダ絵本作家展  2月1日(木)~2月20日(火)
               @大丸ミュージアム・東京

 

 
 世界の絵本がやってきた―
 ブラティスラヴァ世界絵本原画展  1月20日(土)~3月11日(日)
                       @三鷹市美術ギャラリー



 
 チェコ絵本とアニメーションの世界  2月10日(土)~4月8日(日)
                        @目黒区美術館


 オランダの絵本作家といえば、ディック・ブルーナくらいしか知らなかったのですが。フラニーさんが教えてくれた『レナレナ』の原画もあるということがわかり‥必ず出かけようと思っています。

 
 三鷹市美術ギャラリーは、この3つの会場の中で、一番家から遠いので、ちょっと考え中です。
 2月12日に、トムズボックスの土井さんの司会による座談会「絵本のひみつ」という企画があり、荒井良二さんと酒井駒子さんがご出演だったのです。これに参加できたらよかったのに~ですが、知った時には、すでに募集を締め切っていました。あ~残念。

 チェコ絵本とアニメーションは未知の分野です。開催期間が長いので、春休みになってからでも十分行かれます。


 寒くても、外にでようよ、と自分の背中を押すつもりで。覚書も兼ねて。 



 それと‥今日は満月ですね。   きれいな月がもうすぐ出るでしょう。









 

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