my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

あたためてくれるもの

2013-12-22 19:25:39 | 日々のこと

ここ数日東京地方は、きんと晴れ上がり、特に今日は風も強く
とても寒い一日でした。

昨日は、夕方18時40分から開演の、rのピアノ発表会の前に
ひとりでヒナタノオトさんへ行ってきました。
この時期のヒナタノオトに行かずして、クリスマスを迎えることなんて
できませんからね・笑。

まだ内緒なんですが、明日が誕生日の夫に、プレゼント選びました。
去年は、いけるかなーと思ったものがちょい失敗に終わったので
今年は、彼にとっての「王道」を選んだつもりですが、でもね、どうでしょう?
けっこう心配です。

ちょっと賭けというか、ゲーム的は気持ちも私の中にはあって…(笑)
どれだけ、自分のチョイスが正しかったか、どれくらい「わかっているか」を
自分で試してみたいような。

rからは、とっても実用的なものをリクエストされていて、それを
時間ができたら買いに行くことになっていますが、それとは別にやっぱり
「クリスマスプレゼント」を選びました。
ほんとはお箸置きとのことですが(このページの4つめに写真があります)
机の上のプリントやメモをちょっと留めておくのにいいかなーと思って。
こんなかわいらしいものが机の上のいつもあったらテンションあがるかなー
なんて・笑。
昨日がピアノの発表会だったということも多いに関係しています。

家族二人に選んだので、私は私の分のプレゼント、食べてきちゃいました。

この冬、二度目のこのケーキ。(一度目はリース作りのワークショップで)
クランベリーと白インゲン豆と抹茶の組み合わせが目に嬉しく、
食べておいしく、です。
そして、何より、このコーヒーを飲みたかったのです。
ホンマさんの淹れてくれるコーヒー、本当においしい♪

ヒナタノオトの窓辺カフェは明日もオープンと、書いてありました。 


今日の午後は、吹奏楽部の「クリスマスコンサート」に行ってきました。
こっちのブログにちょっと書きました) 

カードともに届いたブローチを早速、胸に留めて。

前にことり文庫さん経由で届いたものを自分でブローチ仕様に
したのが、下の方で、今回いただいたのが上の方。
重ねるようにつけたらなんともかわいらしく、そしてちょっと
ゴージャスになりました。

なんか、らふとでのリース作りの時にも思いましたが、
こういうことが、自分を内側からあたためてくれるんですよね。
ミドリの匂いに包まれたり、贈り物のことひとりであれこれ考えてみたり、
友だちが編んでくれたコサージュしてみたり、おいしいコーヒー飲みに
出かけたり…。

この1年間、少しも前に進んでいないのじゃないか、いつでも同じ場所で
足踏みしているだけなんじゃないか、と思う時もあるのですが、
そうでもないかも、と、気持ちがあったまっているときは
素直に思えます。いろんなことに頑張っていたじゃないって。
 
あと残り1週間くらいも、まだまだ頑張りがいがありますねー。 

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おおきいツリー ちいさいツリー他

2013-12-16 16:15:31 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週金曜日は2学期最後の「読み聞かせ」でした。
私の担当は2年生のクラス。
シーズン的に、クリスマス絵本の登場です。

最初に読んだのはこちら。



毎年誰かしらはどこかのクラスで読んでいると思うのですが、
自分自身はクラスで読むのは初めてでした。

教室で読むのには、すこし絵が小さくて見ずらいかなーと
思うページもありますが、「繰り返し」でお話が進んでいくところに
気がつくと、楽しいかなーと思ったので、読んでみました。

表紙にもあるように、もみの木が大きすぎて天井につかえてしまうの
ですよ。このままだと、てっぺんにお星さまも飾れないし。
下の土台の部分で調節するのではなくて、上を思い切りよく
ちょきんと切ってしまうところがおもしろいですよね。

途中から、人間のおうちだけでなく、くまの家や、きつねの家、
うさぎの家の暖炉の上、そして最後にはねずみの家へ‥と
捨てられることなく、もみの木が辿り着いたことを確認して
お話は終わります。


もう1冊は、はじめ『ちいさなろば』を読もうかな、と思って
練習していたのですが、2冊とも同じくらいの長さになってしまうので
少し飽きてしまう子もいるかもと思い、定番中の定番のこの絵本に
決めました。



「次の絵本は、みなさまご存知の、ぐりとぐらです」と
言いながら、本をだしたら、わあーと歓声があがりました。
「知ってる、知ってる」という声と一緒に。

知っていても、読んでもらったことがあっても、「2年生の教室で
2年生のお友達と一緒に聞く、ぐりとぐらを楽しんでくださいね」と
言ったら、ん?どういう意味?って顔をしている子が大勢いました。
今はわからなくても、そういう時があったってこと、いつか思い出す時が
くるかもしれないよ、と、ココロの中だけで答えましたけど。

それにしても、このはなし、私ほんとうに好きだなーと思います。
ながぐつの跡を見つけた時に「おとしあなかな?」と言うところも、
足跡をつけていって、「あれあれ」と自分たちの家の前に着いてしまって
すごーく驚くところも。

もう家では、読むことはまったくないので、教室で、2年生と一緒に
楽しませてもらえる機会をいただけて、しあわせだなーと思っています。



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緑の匂い

2013-12-09 18:41:29 | 好きなもの・講座やワークショップ

12月に入ってから2回くらい「本物のもみの木のクリスマスツリーが
こんなに良い匂いがするものだとは知らなかった」
「今までの人工ツリーとは全然違う」的なログをFBで読みました。

そうなんだ、そんなにいいんだ、生の木って、と思っていただけでしたが、
そのよさが私にも(ついに)わかりました。
うちのツリーは相変わらずですが、土曜日に、らふとのワークショップ
クリスマスリースを作ってきたのです、私。

大野八生先生ご指導の元、いつも使っていない部分の脳と手を
フル回転させて、もくもくと作業いたしました。

小屋ギャラリーの中は、先生が用意してくださった色々な種類の
緑や、丹精に育てられたお庭のハーブなどの匂いが満ち満ちていて、
そこに居るだけで、なんか心の中から良い人になっていかれそうでした。
こっちのブログと、まつかぜさんのブログからも様子がわかります)

気がつけば、とっぷりと日も暮れて、小屋ギャラリーには
キャンドルが灯り、なんとも落ち着く冬の夕暮れ。
参加者全員のリースがらふとの白い壁に映えて、とても美しかったです。

皆様の作品を見ると、そうかああすればよかった、とか、次の機会には
ああいうふうにやってみたいとか、やっぱり赤い実を使った方が
よかったかな、とか、色々いろいろ思ったのですが、家に帰ってやっと
落ち着く壁を見つけたら、あれ、なんかいいんじゃない?と
いつものジガバーサンがやってきましたよ・笑。


外から部屋に戻るたびに、ひとりソファで本読むときに、ふと緑が香るのです。
そのたびに、良い人になれそうだと思った、らふとでのひとときを思い出し、
なにかとても手がかかるようなこと、丁寧にこつこつと進めていかなければ
いけないこと、注意深く見守っていくようなことを、したくなっている自分を
感じました。

おなんじペースで毎日が過ぎていっていると思っているけど、どこかで
ゆっくり息を吐いて、そして吸って、また吐いて、を欲していたのかも
しれません。

壁のリースは日々変化をしていって、上の写真を撮ったときよりも
まつぼっくりはふっくらと開いてきましたし、ひいらぎは固く色濃くしまって
きました。
まずは丁寧に、この変化を眺め、香りを胸の奥深くまで入れることに
しようと思います。

 

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妹の振袖

2013-12-08 18:38:48 | ふと思ったこと

今どきの成人式は、成人の日当日には写真は撮らず、
「前撮り」とか「後撮り」とかで、写真撮影は別の日、すなわち
二度、着付けをするのだそうです。

それを知ったのは数年前。姪っ子(妹の長女Aちゃん)に振袖のDMが
届き始めてから。
でも、うちはもう着物はあるから、と、妹は自分がつくってもらった
振袖を長女に着てもらうと決めていたようでした。

洗い張りに出し、姪っ子の背丈にあわせて仕立て直し、長襦袢も
あわせて作り、草履とバッグも新調して…ここまでは私たちの母、
姪っ子からみれば「ばあちゃん」が整えてくれました。

そうして、迎えた本日「前撮り」。


 思っていた以上に、黒地の着物、似合っていました。

午前中、スポーツクラブに行っていた私は、帰り道、自転車を
飛ばしながら、そういえば妹が振袖を着た姿を最後に見たのは
私自身の結婚式の時だということを思い出しました。

あれから26年という時間が流れ、またこの振袖をこんな形で
みるとはねえ、です。
結婚して、それまでの家族と離れて住むことになって、いちばん
寂しかったのは、妹の不在でした。
ふたり姉妹で、部屋もずっと一緒で、3歳下の妹が、疎ましくて
しかたなかった頃もあったのに、です。


しみじみしたのは、そうやって自転車に乗っていた時だけで(笑)、
昼ご飯の後の、玄関前での写真撮影は賑やかなひとときでした。

Aちゃんがつけてきた「付け爪」を興味深そうに母が見ていたので、
来年の新年会の時に教えてもらってやっていけばいいのに、と冗談で
言ったつもりが、帰る間際には、ちゃっかりAちゃんから、母は
付け爪の箱、受け取ってました・笑。
 
 でもそんな母の存在があっての「わたしたちのきもの」です。

 

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シンガポールのおみやげ

2013-12-02 18:23:34 | 日々のこと

高校2年生の恒例行事、修学旅行。
うちの娘も、4泊5日の日程を無事終えて、今朝帰国しました。

県内の公立校としては珍しく、シンガポールが旅行先で、
2日目にはマレーシアの高校との交流、3日目は終日班別グループ行動
(帰国してから知りましたが、昼ご飯だけじゃなくて、夕ご飯も
グループで、好きなところで食べてよかったのだそうです)、
そして3日目はクラス別であらかじめ決めた場所を見学して、そのまま
夕ご飯を食べ飛行機に乗って、機内泊、そして翌朝「ただいま~」
という日程でした。 

ママ(私のことですね)へのお土産は、チョーかわいいものがみつかった、
と自信たっぷりでスーツケースから出してきたものは…

なんだかわかりますか?

靴の形をしたホチキス!!

マーライオン付きです・笑。


 別角度からはこんな感じ。

針は、通常のものより幅広タイプだったので、少し厚い書類などを
綴じるときに便利そうです。
あんまりかわいいを連発するので、だったら自分で使えばいいのに、と
言ってみたところ、自分の机には合わない、とのことで…(笑)
ママが事務所で使って、と言われました。

そして、おとーさんへのお土産は、「頼まれていたものが見つかった」と
こちらも自信たっぷり。

マーライオンが入ったスノードームですね。
店長が「もし見つけられたらでいいから」と頼んでいたのを
小耳に挟んではいましたが、これほどぴったりなものが見つかるとは。

 



今回の旅行を通して私が学んだ(知った)ことは…
娘のために早起きしているのだと思っていたけど、早起きの効用を受けているのは
私の方だなーということ(不在中はちっとも早起きできなかったし)と、
いつのまにか、私たちが喜びそうなもの、的確に(!)選べるように
なっていたのだなーということ、です・笑。


それにしても、セカイは狭いというか、ラインの力?と言うべきかー。
帰宅して30分もたたないうちに、マレーシアの高校の交流相手の子から
ラインでメッセージが届いていましたよ。
そして次々に送られてくる画像…凄いですね、ほんとに。

 

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