my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

いとしのDONKEY

2008-01-31 16:15:20 | 好きな本
この本を知ったのは、メリーゴーランドのHPだったと思います。
店主さんが、「2007年に読んだ心に残る本」のうちの1冊として
紹介していました。


  銀のロバ
         『銀のロバ』
   ソーニャ・ハートネット 作 野沢佳織 訳


最初に本を見たとき、表紙の絵がとてもステキだと思いました。
ロバの描かれている位置が絶妙だし、それにシルバーのタイトル文字が、
空に浮かんだ飛行機雲の残像みたいで、とてもきれいです。


話の舞台は、第一次世界大戦中のイギリスのとある村。
マルセルとココという名の姉妹が、森の中で倒れている兵士を見つけます。
兵士は疲れ果て、目もよく見えず、自分に会ったことを誰にも言わないように
ふたりに口止めをします。

兵士と話しながら、妹のココは兵士の持っているものが気になって
しかたありません。

  やがて、兵士は指をひらくと、掌に隠し持っていたものをかかげてみせた。
  それは、朝日を受けて、木立に光を反射した。
  少女たちは、はっと息をのんだ。胸がどきどきしてきた。あわてて近よると、
  けった落ち葉が舞い上がった。兵士の掌にのっているのは、
  きらきら光る銀のロバだった。ネズミほどの大きさしかないけれど、
  完璧なロバだ。

銀のロバは、兵士の「幸運のお守り」でした。
マルセルとココは、兵士のところに、家から食べるものを運んであげ、
なんとか兵士が、病気の弟が待つ家へ、帰ることができるよう心をくだきます。




この本は、本筋の話だけでも、読者をひきつける力を持っていると思いますが、
私が楽しめたのは、なんといっても、森の中で兵士がココたちに語った
4つの「ロバのまつわるおはなし」でした。
(独立した4つの話になって、章と章のところどころに入ってきます)

ロバというと‥イーヨーに代表されるように、ちょっと内気とか、
あとは頑固とか、あまりプラスの印象がありませんでしたが、
ほんとうは、ロバは、賢く、気高い動物であるということが
4つのエピソードからよくわかりました。
そして、「銀のロバ」がどうやって兵士の元へ来たかということも‥。

表紙に描かれたロバも、読み終わってからよくよく見ると、
とても思慮深げに思えてきます。


ここからは、余談というか、自分勝手な思い込みなんですが。

何度も、はっきりと「銀の」ロバ、と書いてあるにもかかわらず、
私の中のイメージは、兵士が掌をひらいて、最初にココたちに見せたときから
なぜか、ガラス(クリスタル)でできたロバでした。
どうしてそんな思い違いをしていたのか、笑ってしまいますが、
最後の最後で、銀=透明でないことに気がついて、ちょっと驚きさえしました。
透明なロバに、兵士の悲しみやココの愛らしさが映りこんでる姿が
今も頭の中には残っています。
銀って書いてあるからには、銀色なのに。


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おとなたちの絵本部屋@ペンギンハウス

2008-01-25 09:40:57 | 好きなもの・講座やワークショップ

22日火曜日、念願の「おとなたちの絵本部屋」へ行ってきました。
国立にあるペンギンハウスというお店で、元店長のイーダちゃんが
しきっている講座です。

奇数月は作家別、偶数月はテーマ別で絵本を取り上げ、
途中ゲームをはさみ、最後は手作りのスイーツとお茶でしめくくる、という
なんとも魅力的なお部屋なんです。


フラニーさんやマーガレットさんが、参加されたときの記事を読み、
いつかは私も‥と思いながらも、川口→国立という距離に怯んでいたのと、
仕事を半日休むことができる曜日と、講座の日がなかなか重ならないという
問題点があったのですが、距離の方は武蔵野線を使えば、1時間弱だとわかり、
今月は1日だけ火曜日開催があったので、めでたく参加することがができました。
よかったよかった。



さて、1月は作家別で、M.B.ゴフスタインさんです。

あの「ゴールディーのお人形」の、あの「ピアノ調律師」の、あの「作家」
ゴフスタインさんですよ。
やっと参加できるーと喜び勇んだ月が、ゴフスタインだなんて、
すごくラッキーと思ってました。

自己紹介などがひととおり済んで、その日取り上げる本のリストを開いて
みたら、載っている8冊の本は、全部ぜんぶ知ってるものばかり。
そうですよね。自分が好きな作家さんだもの、全部知ってる本でも当然です。

(もしかして、テーマ別の偶数月とか、あるいはあまり知らない作家さんの月を
選ぶべきだったのかなあ)正直、こころの中では自問してました。

でもね。

1冊、1冊、イーダちゃんが、参加者5人のほうに絵を向けて
丁寧に本を読んでくれるのです。
そういえば、わたし、娘に読んであげたことはあっても、誰からも
ゴフスタインの本、読んでもらったことないじゃない、と気付き、
自問してたことなんて、すっかりどこかへとんでいきました。

誰かに、本を読んでもらうのって、ちょっと特別ないい感じです。

そして、『ゴールディーのお人形』を、参加者5名+イーダちゃんの計6名で
1ページづつ、読んでいきました。
なんていうのでしょう? この‥1冊の本を分けてみんなで音読していく方式‥
わけ読み? 輪読?
これはやってみると、なんとも楽しい読み方なんです。


おもちゃであそびたい!む では、
「カルテット」というカードゲームをしました。
これも、絵本部屋では、お馴染みのゲームのようでしたが、
もちろん私は初めてで‥心地よい(?)緊張に包まれました。

自己紹介の際に、自分の名とその由来などを話して下さい、
ということだったのですが、それは、このゲームの時に
「名前で呼びかける」ためでした。
大きくなると、名前で呼ばれる機会はどんどん減っていきますから、
たとえゲームの中でも、名で呼ばれるのってわるくない気分でした。


ところで。
ゴフスタインさんは1940年生まれなので、なんと67歳!です。
最近の写真と思われるものが、別冊太陽「海外の絵本作家たち」
載っているのを、イーダちゃんが見せてくれました。
年をとるのもわるくないかも、と一瞬(笑)、私に思わせてくれた
穏やかな笑顔がそこにありました。

今月のことり便で、『生きとし生きるもの』を選んだので、
この次に買うのなら、『おばあちゃんのはこぶね』がいいかな、と今思っています。
そうやって、少しづつ少しづつ、ゴフスタイン本が手元に増えていくのが
しみじみ嬉しいです。


おとなたちの絵本部屋…次はいつ参加できるでしょうねえ。 

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おおさむこさむ

2008-01-23 15:18:25 | ひらきよみ(読み聞かせ)
やっと、初雪が降りました。

先週の金曜日に、3年生のクラスで読んだ、この絵本↓のことを書くのに
ぴったりな日!と思っていたら、私の家の周りは早くも雨に変わってしまいました。

  おおさむこさむ (こどものとも傑作集)
        『おおさむこさむ』
          こいでやすこ 作


なんの本を読もうかなと考えていたときに、こひつじ文庫さんのブログで
この表紙を見つけ、すごーく懐かしくなりました。
うちにあるのは、2001年1月号の「こどものとも」版で、娘が5歳で、
保育園に通っている頃に、読んだ本でした。

 
 

 おおさむ こさむ ゆきが ふる
 ゆきのふるひは ゆきぼうずが でるぞえ

きつねのきっこのおおばあちゃんは、こう言いましたが、
きっこと、いたちのちいとにいは、おおばあちゃんが
作ってくれたマントが嬉しくて、雪が降る中、そりあそびに出かけます。

りすやらいちょうやうさぎにマントを誉められて、嬉しくなり
つい、でてこい、でてこい、ゆきぼうず なんて歌まで歌ってしまいます。
すると‥

 ちいさな ゆきだるまが ふたつ でてきて、
 「ぼくたちを よんだ?」 
 と ききました。

親切なゆきだるまは、その後、しだいに本性をあらわし、危うく3人は
こちこちに凍らせてしまいそうになりますが、おおばあちゃんが持たせてくれた
魔法瓶のおかげで、難を逃れます。


最初はかわいらしかった、ゆきだるまのおおさむこさむが、だんだん姿を変えて
いくところを、保育園児だった娘は、ひどくこわがりました。

小学3年生では、こわがる子はいないだろうなあと思い、そのあたりの場面は
わりと情感をこめて読んでみました(笑)。
どうなるのかな、大きくなるのかな、追いかけてくるのかな、と
ドキドキさせてみたくって。

いつも思うのですが、私は、こういう「おはなしの絵本」を読むのが
いちばん好きです。




きつねのきっこが出てくる絵本は他にもあって。
順番からいくと『おなべおなべにえたかな?』 『やまこえ のこえ かわこえて』
そして、3番目が『おおさむこさむ』 です。
(よく絵を見ると、おおさむ‥のおおばあちゃんの台所に、おなべおなべ‥の
表紙にあるおなべが置かれています)


     


そして、シリーズはもう2冊続いていて、写真はないのですが、
こどものとも2003年8月号『たろうめいじんのたからもの』で
きっこの水着姿が見られます。

最新作は2007年4月号『おべんともって おはなみに』です。


     





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パセリともみの木

2008-01-21 19:32:00 | ひらきよみ(読み聞かせ)

今朝は雪になると期待させられましたが、みぞれさえ降りませんでした。


さて、今学期の「ひらきよみ」は先々週から始まっていて、
行事の関係で、ほかの学年より1回少なかった4年生のクラスからでした。
私が読んだのは↓この本です。

  パセリともみの木
       『パセリともみの木』
   ルドウィッヒ・ベーメルマンス作 ふしみみさを訳



お正月に買い求めたばかりのほかほかの本です。

自分で買って、読んだのは初めてですが、昨年この本が出た時に
何人かの方が書かれたレビューを読んでいたので、
この本のおよそのことは知っているつもりでした。
ベーメルマンスのずっとずっと昔の作品であることや、
訳者がふしみみさをさんであることや、
各見開きページの文章のほうに、花の絵が添えられていることなど‥。

でも、パセリというのが、表紙の真ん中にいるシカの名前だということや、
なぜ、みんなからそう呼ばれるようになったかは、今回はじめて知りました。

そして、表紙に使われているこの絵が、もみの木とシカが出会ったばかりの
互いに若かりし頃だったということも。


 もみの木は ますます おおきくなり、
 あおく しげる えだは、みどりのテントのように、
 じめんを すっぽりと つつみました。
 やがて そこに シカが すみつきました。 
 もみの木に まもられながら、
 シカは はっぱや こけの やわらかなベッドの うえで、
 こどもを そだてました。
 シカと もみの木は たがいに たすけあい、
 なかよく としを とって いきました。





おはなしは、全体の残り3分の1ほどのところから、それまでの、
長い長い年月をかけた物語から、ある一瞬の事件の現場へと急に変わります。
もみの木の機転のきいた行いが、パセリとパセリの一族をたすけ、
最後はめでたしめでたしの感じでおわります。

大勢の前で読むのには、あまり向かない本なのかなあとも、選んだ時から
思っていましたが、「絵本は、こどもの前で、声に出して読んでこそ」を
実践するために、ちょっと冒険の気持ちもありました。

聞いていた4年生はどう思ったでしょうね。

花の絵をひとつひとつ見て、楽しむことは教室ではできないし、
ベーメルマンスの作品がやっと邦訳されたことなど、きっとなんの
関係もないでしょうし…。


その日、私のペアの方が選んだ本が瀬田貞二さんの『きょうはなんのひ?』という
絵本で、その中で女の子が一番好きな本が、同じベーメルマンスが描いた
『マドレーヌといぬ』だという記述があっても、それを「なんて偶然!」と喜んだのは
私だけです、きっと。



きょうはなんのひ?     マドレーヌといぬ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)







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はつゆきトリップ

2008-01-17 17:15:24 | 好きな絵本

ゆうべは東京でも初雪が降ったそうですね。
ちょうど2,3日前から、この本のことを書こうと思っていたのです。


主人公の女の子が赤いセーターを着ていたことと、お話の最初のほうで
こんな記述があったものですから、私は読みながら「あかいくつ」の
お話を思い出してしまいました。


 片足、片足、両足、片足‥‥。

 「おや、元気がいいねえ。」
 と、店番のおばあさんがいいました。女の子は、あらい息をしながら、
 とくいそうに笑いました。おかしやの前では、大きな犬が歯をむきだして
 ほえました。それでも、女の子は、すすんでゆきました。石けりの輪は、
 まだまだつづいていたのです。


赤い靴の魅力に抗えなかった女の子と、この本の中の少女は
設定がまるでちがいます。
この女の子は、偶然、村の一本道にろうせきで描かれた石けりの輪を
見つけ、ぴょんと飛び込んでみただけなのです。
この子が赤いセーターを着ていたのだって、偶然かもしれません。
でも、どこまでもどこまでも続いていく輪で、けんけんぱを
していく姿は、赤い靴を履いて踊り続ける少女と、私の中では
重なっていったのでした。

   初雪のふる日
         『初雪のふる日』
       安房直子 文  こみねゆら 絵


やがて、雪が降り始め、真っ白いうさぎたちが現われます。
 「もう帰ろうかな」
そう思っていた女の子は、前も後ろもうさぎたちに囲まれて
列から抜け出すことができなくなっていました。

どこまで輪が続いているの、という女の子の問いに、うさぎが答えます。
 
 「どこまでも、どこまでも、世界のはてまで。わたしたちみんな、
 雪をふらせる雪うさぎですからね。」


ここまで読むと、「あかいくつ」のイメージは遠のいていきました。

雪をふらせているのるのは、雪うさぎ。
このフレーズがとても新鮮だったからです。
雪は無機質なもの、意志を持たずしゃべらないもの、と思っていましたから。

初雪のふった日。
雪うさぎの列にのみこまれた女の子は、このあとどうなっていくのでしょう…。
うさぎたちの邪気のなさが、かえって、こわいような気がしました。

どこまでもどこまでも、降り続ける雪の場所に住んでいたなら、
清らかな雪の白さがうらめしく思えるときもあるのかな。
そんなことも思いました。


こみねゆらさんの描く女の子。
本物の女の子より、女の子の本質を表していて、なんだかぞくっとします。

次にもし、雪の降りはじめに出会えたら、トリップできる少女ではもはやないので、
せめて雪うさぎのイメージを重ね合わせてみようと思います。

(冷たい雪なのに、血が通っているうさぎ。赤の連鎖はやはり途切れないかも。)




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ブルーノ・ムナーリ展@板橋区立美術館

2008-01-14 00:48:15 | 好きなもの・美術館や展覧会

冷たい風が吹きつける、とても寒い日でしたが、板橋区立美術館の
ブルーノ・ムナーリ展に行ってきました。


明日で(正確には今日)
会期が終了ということもあって、
冒頭の写真でもわかるように、とっーても混んでいました。
(入口の自動扉が閉まると、 「闇の夜に」の中の絵になるのですが、
なかなか閉まってくれませんでした)


絵本作家の展覧会を見たというよりも、ブルーノ・ムナーリさんという方の
一生涯とその全仕事を知ることができた、という印象を持ちました。
切り口もおもしろかったし、とても濃い内容でした。

わたしたち家族が気に入ったのは、最初の方に紹介されている
「ネガティブ・ポジティブ」という作品。おんなじ形でも、色によってこんなに
変わるのだということがよくわかります。

すぐれたデザインの作品は、ほんとうに見ていて気持ちがいいです。



本日、成人式に出席、もしくは付き添う予定のない方は
ぜひぜひ足をお運びください。お薦めの展覧会です。





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手帳2008

2008-01-12 21:29:55 | 日々のこと

昨年に引き続き、今年も「ほぼ日手帳」を使っています。
カバーは、07のディープレッドが気に入っていたので、新しいのは買わずに、
中味とビニールカバーだけ交換しました。

けれど、まったく去年とおなじなのもちょっとね、と思い、私なりの
2008年版カバーにしてみました。
大好きな柄の布の上に、「walking fireworks can」の絵です。


並んでいるのは、昨年の手帳。
それのカバーは、06年まで、MUJIの6穴システム手帳を
使っていたときに、自分で作ったものです。

とっても気に入っている布だったので、手帳をほぼ日のに変える時に
一番悩んだのが、このカバーを使えなくなるということでした。
でも、またこんなふうに復活できて、しあわせ。

去年の手帳には大事なことがたくさん書いてあるので、いつも
2冊並べて置いてます。

ちょっと目がチカチカしてしまうけど…飽きてきたら、またシンプルな
ディープレッドに戻せるので、なんとなく安心です(笑)。




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メリーゴーランド詣で

2008-01-09 16:28:38 | 日々のこと
夫の実家に帰省した際に必ず寄るのが、三重県四日市市にある
子どもの本 専門店 「メリーゴーランド」です。

新春は1月3日から開けていて、しかも店主である、ひげのおっさんこと
増田オーナーが自ら店番をしていると書いてあったので、ぜひ生おっさんに
お会いしたいと思い、出かけてきました。

やはりオーナーをひと目見たい、と思った方が多いのか、それとも
四日市には、絵本好きの方が多いのか、店内はわさわさと賑わっていました。

ひげのおっさんは、「メリーゴーランド新聞」に載っているイラストよりは
何歳か上に見えましたが、絵と実物と、それと喋り方に喋り声‥
みごとに一致していました。

初めて会ったのに、初めてのような気がしないばかりか、
こういうお顔の方は、こんなふうにお話になるのではないか、
というところまでぴったり。
それは、お店で発行している新聞の、おっさんのコーナーを
読んでいたからそう思ったし、感じたのでしょうが、
そこから転じて、やはり、文は人なり、というか、
文章にはその人自身が、どうしても滲み出てきてしまうのだという事実を再確認し、
じわっとこわくなったのでした。


おっさんは、常連さんとイベントのことを話したり、
小学生の読み物の相談に乗ったりととても忙しそうでしたが、
せっかくなので、私も何かお話してみたいと思い、
メモしてあった本の場所を尋ねてみました。
それは、昨年のお店の新聞で、おっさんが紹介していた本だったのですが、
それだけが品切れになっていて‥んー、残念。



探していたのはこの本でー
 エミリ・ディキンスン家のネズミ

     『エミリ・ディキンスン家のネズミ』


買って来たのは、この本です。
  パセリともみの木
      『パセリともみの木』



いつもは、メリーゴーランド新聞や、イベントの案内などを買った本とともに
入れてくれるのですが、お正月でまだできていなかったのか、
何も入っていなくて‥こちらも残念。

今年のレクチャーで今のところ決っているのは、1月のいしいしんじさんと
2月の菱木晃子さん+はたこうしろうさん までみたいです。
(年間予定を知ったところで、私が行くのはお正月とお盆休みだけ
なのですが)


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あけましておめでとうございます

2008-01-01 19:46:52 | 日々のこと

2008年の第1日目。
きれいな青空が広がって、とても気持ちのよい朝でした。

今年はねずみ年ですね。
うちには年女がふたりも居ます。ひとりは娘で、ひとりは私の母。

誕生日が来たら、満12歳というのは、なんだかちょっと感慨深いです。
(たぶんこの先、娘が何歳になっても、毎年感慨深くなると思うのですが…)



絵本界でネズミといえば、このふたりですよね。
ぐりとぐらは、なに年生まれになるのかな?
最初に本になったのがたしか1963年だったと思うので、うさぎ年でしょうか。

ぐりとぐらのうたうた12つき (日本傑作絵本シリーズ)

やってくる12のつき。
いつも、歌うような楽しさばかりじゃないかもしれないけど、
口ずさむことだけは忘れずに、過ごしていきたいです。

どうぞ今年もよろしくおねがいします。



P.S. 年末のゆずジャムは、とてもおいしくできました。
    1月2日から6日まで、三重県へ帰省旅行へ行ってきます。


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