my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

きっとみずのそば・くうき

2011-10-27 18:34:42 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週の金曜日、2学期になってはじめて、小学校の読み聞かせに行ってきました。

9月は運動会があるので、読み聞かせが始まるのはいつも10月からなのですが、
今年は中学校の役員仕事がとても多いのと、高校説明会にも出かけなくてはならないため
読み聞かせは休んでしまおうかなーと真剣に悩みました。

お休みさせてね、と言うことは簡単ですが、それをしてしまったらいけないような‥
それをするのはまだ早いような(?)気がして、10月は2回お当番を引き受けました。

迷いがあったせいか、5年生のクラスで読む絵本が前日まで決まらず‥色々検討して
みましたが、最終的に、この2冊にしました。


と、

どちらの絵本も、教室で読むのは初めてです。


「きっとみずのそば」     ※過去記事はこちらにあります→

とても好きな絵本ですが、声に出して読むと9分半くらいかかるので
途中退屈してしまうのではないかな、と今まで躊躇していました。
最後のオチも、何年生くらいからならわかるかな?という心配もあり。

5年生のクラスだったので、飽きることもほとんどなく、最後までお話に
ついてきてくれている感じはありましたが、最後の、ワゾーからのメッセージを
見つけるところで、「あーそういうことだったんだ!」と、私が最初に読んだときに
感動したような空気の動きは、あまりなかったような(苦笑)、気もしてちょっと残念。


1冊目が長い話だったので、2冊目に「くうき」を読んでみました。
(10月なので『にぐるまひいて』をいいかなーと候補に入れてあったのですが
そうすると、本の組み合わせ自体を変えないといけないかも、とも思い、
今回は見合わせました)

まど・みちおさんって知ってますか?

と、問いかけると、半分以上の子が「知ってる」と声をあげてくれたので、
そんなことからも、ちょっと興味を持って聞いていてくれたかなと、思いました。



ぼくの 胸の なかに
いま はいって きたのは

いままで ママの 胸の なかに いた くうき


 

‥‥

こんなふうに思ったこと、一度もありませんでした。
とても新鮮。


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吹かれてきました

2011-10-16 18:37:19 | 好きなもの・工房からの風

工房からの風 2011

昨日と今日の開催でした。

私は昨日夫と二人で行き、こちらのブログに感想を残したのですが、
ここにも書いておかないと、あとから見返したときに、あれ、と思ってしまうので
書き残しておくことにしました。

毎年この時期は、rの学校行事と重なったり、PTAの役員仕事と重なって
忙しいのですが、今年はその中でも、チョー×2くらい忙しく、そして疲れていたので
昨日の朝の天気みたいな気持ちでいました。(ソファーに一日座っていたいってくらい)

でも、会場へ向かう友からのメールで、家でぐずぐずしている場合じゃない、と
テンションも上がってきて‥会場へ着いた時には、はやる気持ちを抑えるのが
大変でした・笑。


コルトンプラザ内に移っていた作家さんのブースでは、萩原朋子さん
「鳥とアルルカン」が気になり、染織の田名部亜希子さんの藍の生葉染の布や
ストールに魅了されました。
色味がとても好きなことに加えて、さっくりした糸の感じにすごく惹きつけられ、
手にとって、広げて、あー巻いてみたい、と思いました。
藍以外の糸の色もなんかとても好きな感じで‥いつの日か、私のクローゼット
に入っているような(笑)、入っていたらいいなあ、と願っています。

杉崎陽子さんの革スプーンのペンダントを買って、早速身につけて歩いていたら、
それかわいいですねと何度も言われてたり。
みずあめやさんの万華鏡を、何度も覗かせてもらったり。
トキニワカフェで、会場で会った友たちとお茶したり。
中矢さんの小さな家の形をしたカード立てを見つけて、友に教えに走ったり。
シルクスクリーンで柄を刷って、バッグなどを製作しているアトリエか猫さん
興味深いお話を伺ったり。

そろそろ暮れ始めようかいう頃には、一日、「風」に吹かれた自分の心と頭が、
朝のそれらとは、まるで別物になっているのを感じました。
(体の方は、歩き回ったので、別の意味で疲れていましたが‥)

「風」に吹かれに行って、ほんとうによかったです。


そうそう、ぬくもりを届けようのコーナー。
編む気満々です、と書きましたが、結局、買った毛糸を送ってもらうという形で
参加させてもらいました。1か月くらいのうちに送るという期限に間に合う
自信もなかったし。。。ということで。
参加するともれなくいただける「うーるん」、留守番していたrへのおみやげにしたら
とても喜んでもらえました。(小さな家のカード立ても一緒にあげました。)
 (画像はぬくもりを届けようのサイトよりお借りしました)


作家さんのチャリティのコーナーでは、小原聖子さんの白いタイプのピアスを
見つけ、とてもラッキーでした。


*忘れてならない、トキニワカフェTシャツ2011
 店長のブログに載っていますが、私もアップさせてもらいます。

 今年のも、とってもかわいいです。

 遠くにいても、白+ピンクはぱっと目を引いて‥スタッフやオブザーバーの方だと
 すぐに見つけられました。(左奥に靴の哲氏?も写ってますよね?)




2010 2009 の覚書

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ぬくもりを届けよう

2011-10-13 10:49:44 | 日々のこと

このブログを読んでくださっている方なら、もうご存知かもしれませんが、
今週末行われる「工房からの風」で、ぬくもりを届けよう という復興支援企画が
同時に行われます。

詳しくは、この↓の画像(ヒナタノトオトさんのサイトからお借りしました)を
クリックして特設サイトをご覧いただければ、と思います。







なにかできることを、と、ディレクター氏が言っていたのを、何度か聞いていたので
どんな「かたち」にして私たちに見せて(参加させて)くれるのだろう、と
実は秘かに、ちょっと楽しみにしていました。

ざっくり言うと、方法は2つです。

*ひとつは、当日販売されている編み物キットを買う
                              
                               →編む楽しさを贈るということ

*もうひとつは、当日販売されている編み物キットを買って帰る

                               →自分で編んだものを届けてもらう



コルトンの母体でもあるニッケ、ニッケといえば、毛糸の代名詞のような会社‥
そして、ただ毛糸を買ってもらって送るのではなく、ニッケ特許による
とても優れ物の編み棒付!(1本で鉤編みと棒編みの両方ができるらしいです)
というのが、とてもいいですよね。

さらに、キットを自分で買って編んだものを届けてもらえる、というのも
とてもいいなあと思います。

実際に手を動かすことで、糸のぬくもりに触れることで、出来上がった品物を
送る側になれるばかりではなく、その作っているひとときの時間を、私たち自身が
最初にいただくことでもあるのですから。
(ターシャさんがそうおっしゃっている通りだなあといつも思うのです。
贈り物は、それを作っている人が、その時間そのものを贈られているって‥)

そうやって、贈られた時間‥ 
この7カ月のことに思いを馳せて、いつまでも忘れないように、いろんな想いを
何度も何度も思い出す時間に当てられたいいなあ、と思っています。
(そう、編む気満々です・笑)


ぜひぜひ、リンク先をご覧いただき「主催者からのお知らせ」を読んでみてください。
とてもわかりやすく、説明されています。

コメント (2)
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読んでる本、これから読む本

2011-10-07 11:40:24 | 日々のこと

読書が思うように進まないので、プレッシャーかけておきます・笑。


もうすこしで読み終わりそうなのは、この本。

グレイス・ペイリーというアメリカの
女性作家の最初の短編集を、村上春樹氏が訳したものです。

邦訳は、2冊目の短編集 
こちらの方が先に出ていましたね。


その昔だったら、春樹氏の訳したものも、出版されたらすぐに買って
読んでいました。でも、いつ頃からか、そういうこともなくなって‥
この2冊も、装丁が素敵だったので、発売された時は、気にはなっていたのですが、
ここしばらくは忘れていました。

で、読んでみてどうだったのかというとー

不思議な感じです。
住んでいる場所も、時代も、話している言葉も違う人たちの中で起こる
ちょっとした家族の話を、なんで私が今読んでいるのかなーという気持ちに
なったり。
でも、遠いところの他人事とも言いきれず、つい昨日、それは私が味わった
気持ちなのでは?と思えたり。

そういうことが、小説を読む愉しみであるわけですが‥残っている短編あとひとつ
読み終わったら、もう1冊の方も、借りて読んでみよう、と思うような気がしています。



図書館の棚から、このときに一緒に選んできたのは、



去年の手帳に、2回もこの本の題名が記しされていたのを発見したときには、
思わず苦笑してしまいました。

そんなに読みたいと思っていたのなら、早く読んでしまえ、です。




この本も借りてあります。

恩田さんて、『ユージニア』の方なんですね。
全然知らずに借りてきました‥。

ミステリーなんですよね、この本も。
ユージニアは、昨年の夏、帰省する前に本屋さんで文庫を買って、
四日市に居る間、2回続けて読んだのですが、実は、とってもこわかったのです。

こわいので、帰ってきてから一度も表紙を開かず、本棚のどこかに置いて
しまいました。
こわいくせに、2回読んだから、ストーリーを結構覚えていて、時々思い出しては
怖いなあと思っています。
(そういう自分が、コワイです)




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スコップ団 ご存知ですか?

2011-10-04 19:38:23 | 日々のこと

もう何度も何度も書いていますが‥
私はほぼ日(&糸井氏)のファンで、毎日のようにいろんな記事を読んでいます。

スコップ団のこと、ご存知ですか?


今日の手帳に書き記したのは、スコップ団の団長さんの言葉です。

自分たちは、世界を変えることはできない。
だけど、こうして誰かの世界を変えることはできる。
簡単なことだ。
あきらめなければいい。


なになにそれ。何のことかこれじゃさっぱりわからない、という方は
どうぞリンク先を読んでください。


じんわりと、泣いてる場合じゃないですけど、
この言葉、いろんな局面で思い出して、いろんなこと頑張れる、と思いました。



わたし‥Tシャツ屋でもあるので、スコップ団の記事を読む時に
お揃いのTシャツも気になって、見ていました。

背中にある文字は、そうか、そう書いてあったのか、と、今日知りました。

やっぱり、Tシャツって、そういうもんだよね、と思います。
同じ気持ちで、同じことに取り組む時に、Tシャツ以上によいユニフォームって
あるのかな。

 

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