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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

2024年6月に観た映画

2024-07-18 16:50:02 | 好きなもの・映画やDVD

6月も映画館へ行ったのは一度だけ。
あとはオンデマンドとテレビ録画でした。

 @WOWOW

たしか視聴期間がもうすぐ終了してしまうから、と
観たような‥

丘の上にある小さな本屋さんの店主と、そこへ
集うお客さんの、小さな物語。
とても美しいところだなーと思いながら観ていて、
あとから「イタリアの最も美しい村」のひとつ
チビテッラ・デル・トロントというところが舞台だと
知りました。

オリジナルのタイトルは(イタリア語で)
私は幸せになる権利がある
店主のリベロがブルキナファソ出身の少年に、最後に
贈る本のタイトルがまさにそれ。

わるい人がまったく登場しない映画にはじめは戸惑う
(皆が、舞台上で「良い人」を演じているように
見えてしまう)が、しだいに、リベロの店を中心とした
交流を心地よいと感じている自分が居ました。

店の奥の壁に掲げられていた言葉もとても良くって。

持ち主が代わり 新たな視線に触れるたび 本は
力を得る
カルロス・ルイス・サフォン『風の影』より





@新宿シネマカリテ

とくにプリンスのファンというわけではないけれど、
ドキュメンタリー映画のことを知ってからは、とても
楽しみ待ってました。

ミネアポリスという街の位置、その街に生まれ育った
こと、(もちろん)黒人であるということ‥。
そのむかし、強制労働させられていた畑で、口ずさんで
いた歌が、黒人のブルースになり、ジャズになり、
プリンスの作る曲に繋がっていった‥という映画冒頭の
件は、「プリンス初心者」の私には、とてもわかりやすく
ココロにすとんと落ちていきました。

生前の友だちや関係者やコミュニティの人々が
彼を思い出して語るという構成は、それはそれで
面白かったけれど、1曲だけでもよいから、ステージ上の
プリンスを観たかったなあ。
(いろんな権利の関係上、ライブ映像は使えなかった
みたいですね)





  @WOWOW

昨年劇場公開されたとき、特に興味もなく
観ることはないだろうなと思っていたのに、
『バビロン』を観て、あのマーゴット・ロビーが
バービーを演じていると知り、興味が‥。そして
今年のアカデミー賞で、ビリー・アイリッシュが
歌曲賞を受賞したし。(授賞式にバービーがバックに
プリント?されたスタジャン着てましたね)

内容的には‥特に感動はなかったけれど、
アメリカでも、日本同様、女として生まれたものへの
「宿命」や「期待」や「役割」は同じで、皆それに
押しつぶされないように必死なのだと、マテル社で
働く女性社員のセリフを聞いていて、思った。

母親になってもいいし、ならなくてもいい。
働いていてもいいし、いなくてもいい。
何でもない自分を受け入れる‥。






 @WOWOWテレビ録画

原作を貸してくれた同僚(男性)が、映画を観て
泣いてしまった!と言っていたので、これはぜひ
観なければと思っていました。

本のときは、そんなに感動しなかったのですが、
たしかに映画ヴァージョンの方が数段よくって、
これは泣いてしまったのもわかるかも、と思いました。

にのと波留を主役にキャスティングしたのが、大正解で
親友役の桐谷と浜野もとてもよかったです。
美しい映像を観ていると、こういう恋愛も、こういう
結末もありかも、と思えてくるから不思議です。



:::    :::


6月は初めて、ブランクーシ展を観に
アーティゾン美術館へ。


日比谷音楽祭の翌週、野音でのSHE'S のライブ。

昨年に続き今年もさいたま新都心のヘブンズロックで
店長のドラム発表会もあり。




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2024年5月に観た映画

2024-06-24 15:51:55 | 好きなもの・映画やDVD

5月も映画館で1本、@WOWOWで2本観ました。
(4月の途中からNBAのプレイオフが始まったので
おもにそれを観てました)





浅田次郎作の「大名もの」は好きだし、主役が
神木隆之なので、ちょっと観てみようかーと。

原作の小説は未読なので、どれくらい脚色があるの
かはわかりませんが、松山ケンイチ演じる、義理の
兄のおばか具合と、義理の父役の小日向さんが
やはりうまいなあと思いました。







@MOVIXさいたま新都心

ボブ・マーリーのドキュメンタリー映画を10年?
12年くらい前に観て、それがとてもココロに残って
いるので(DVDも買ったかも)、なんか他の人が
演じたのを観るのもねえ的な気持ちもあったのですが。

それはそれ。これはこれ。で、映画としてよく
できていたし、曲の演奏も、ほんとのボブ・マーリーが
歌っているのに、その役者さんが歌っているかのように
自然だったので、なんかとても不思議な気持ちで
感動しました。

リタと出会った頃の、まだ幼さが残る二人を演じていた
若い役者さんもとてもよかったし、ロンドンに住んで
いたころ、エクソダスが出来上がっていき、皆で
演奏するところもよかった。


※映画のあと、けやき広場のビールまつりに行き、
スーパーアリーナでやっていたメタルフェスに来ていた
すっごいメイクの方々の写真を撮らせてもらったり
して‥おもしろい日でした。







映画館でたびたび予告を観るうちに、いったい
キングダムとはどんな映画なのかなーと漠然と
思っていて‥来月公開される4作目の前に
ちょっと観ておこうと思いました。

だいぶ豪華なキャストだなーというのが第一印象。
そうなんだ、吉沢亮は二役をやっていたのだなとか
橋本環奈、長澤まさみの役どころもわかったので、
テレビ放映される2作目、3作目を観て、劇場公開に
備えたいと思います。






:::     :::      :::




5月も映画の他にも楽しいことたくさんありました。

久しぶりに三重へ帰省した際、荻須高徳美術館や
名古屋未来タワー 名古屋城へ。





 


母の日にもらったqueのサンダル履いて、
【黄色いハンカチの会】へ娘と参加。












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2024年4月に観た映画

2024-05-02 17:26:53 | 好きなもの・映画やDVD

4月は土日のたびに予定があり、映画は3本‥WOWOW
オンデマンドで2本、映画館で1本観ただけでした。

@WOWOW

滝藤賢一さんがドラッグクィーンに挑戦!的なニュースを
ワイドショーで紹介していたのを、昨年の健診の待ち時間の
時に目にしたような‥。劇場では観ることないかなー、ですが
オンデマンドだと観やすい、です。

真ん中が滝藤さんで、左のちょっとふっくらした方が
前野朋哉さん、反対の隣が渡部秀さん。(←なんか初めて観た
かも?と思ってました。仮面ライダー役とかやってたみたい
ですねーイケメンでした)

後半で、両端の二人が踊るシーンがあったのですが、それが
とっても楽しくて、そして上手で。本物のドラッグクィーンの
方たちのショーもこんなんだったら‥と見てみたくなりますね。

滝藤さんは、映画冒頭で、ひとりで部屋で練習しているシーンが
あって。モリリン(滝藤さんの役名)が自分の中での葛藤に
打ち勝って、また踊りを再開してくれるといいなあと思いました。

急死したなっちゃんのお母さんが岐阜出身で、葬儀にぜひと
請われて、三人で車で向かう展開、なかなか面白かったです。






@WOWOW

オンデマンドでは邦画ばかり観ている気がしたので、
たまには‥と、ベネディクト・カンバーバッチ主演で描いた
伝記映画 を観てみました。
2022年12月劇場公開とありますが、その時はちっとも気が
付きませんでした。

そして、モデルとなった主人公のルイス・ウェインさんに
ついても、恥ずかしながらまったく‥。
調べたところ、ルイスさんは1860年ロンドン生まれ。彼の下には
妹が6人も居て、父親はルイスさんが20歳の時に死去。
母親と、妹6人の生活はルイスひとりの肩にかかっていました。
妹の家庭教師として雇ったエミリーが10歳年上だったこと、
職業を持った女性であることなど、二人の結婚生活は周囲から
祝福されるものではなく‥その上結婚後わずか3年で、エミリーは
病(癌)で天に召されていきます。

死の間際、エミリーはピーターと名付けた猫を可愛がり、妻を
喜ばせるために猫の絵を描き始めるルイス。1886年に発表された
擬人化された猫は大評判になりますが、エミリーの居ない
ルイスの人生は名声を得たのちも決して幸せ色には輝かず‥。
ロンドン郊外の風景は美しく、猫のイラストの先駆けとなった
生涯は興味深くはありましたが、寂しい気持ちが残りました。







@ユナイテッドシネマ浦和

今年の名探偵コナン、妹と観てきました。

毎回、映画のラストで来年の予告が流れるので、今年の
メインキャストは怪盗キッドで、舞台は函館だと知っていて。
わたし、テレビアニメのコナン、放送開始から(たぶん)
観ているので、かなりいろんな知識も持ってるし、好き嫌いも
あるのですが(笑)、正直、キッドが出る回はそんなにテンション
上がらないというか‥。

が、しかし、今年のはよかったですね~映画版の名探偵コナン
確実にレベルアップしてると思います。シナリオが複雑に
なってるし、大人が観て十分楽しいというか、むしろ子ども
では理解できないところ(むかしからの繋がりとかしがらみとか)
たくさんあって、すごく面白かったです。今年のも。

そして、函館。美しかったです。訪れたことがある街が舞台って
それだけでまず嬉しい。エンディングテーマも、昨年を越える
のは無理だよーと思ってますが(笑)、いやいや今年のもなかなか
よかったです。劇場版名探偵コナン、ずっと続いて欲しい。




:::    :::    :::




4月はいろんな場所へお出かけしました。

まず絵本の会@八王子



高校時代の友人と@川越



植物の力展@松戸

はらぺこらぼ さんのオリジナルティー


そしてマティス展@新国立美術館



今回のマティスも、とってもよかった!
5月27日(月)までやってます。

乃木坂へ行ったついでに‥乃木神社へも。






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2024年3月に観た映画

2024-04-09 16:49:00 | 好きなもの・映画やDVD

3月は失速というか、いつものペースに戻ってしまい、
映画館で観たのは2本、家でテレビ録画と、WOWOWの
オンデマンドで1本観ました。

@ユナイテッドシネマ浦和


予告を観てずっと気になっていて‥久しぶりに妹と
一緒に観てきました。

自宅3階から転落死した夫は他殺なのか、自殺なのか、
それとも事故なのかー。
疑われているのは妻で、重要参考人は目に障害を持つ
11歳の息子。すべてを知っているのはこの家の犬だが
彼はしゃべることができない‥。

法廷で、誰に罪があるのかを争い、様々な人が証言し、
判決が出るのだが、なんだかすっきりしないし、
カタルシスが得られない。それは画面のこちら側で
行く末を凝視していた私たちだけでなく、当事者であり
最大の容疑者であった妻でさえも冴えない顔をしている。

なんなんだ?この映画。という気持ちを抱いて帰宅し、
様々なネタバレページを読んだ結果、自分的にいちばん
しっくりきたのは、この夫婦はオートフィクションを
実践していたのではないか説、です。

この映画の最大のポイントは、夫婦ともに物書き
なんだけれど、妻が売れっ子で、夫は作家未満であると
いう点。夫の死亡前日に、夫婦は派手なケンカをし、
それがテープに録音されて残っていたことから、妻が
最大の容疑者になるだが、そもそもその「ケンカ」は
夫の小説のためのネタ造りで行われていたのでは?

二人ともそれを承知で言い合っているうちに、でも、
本音が出てきてしまって‥夫婦として家族として
思い合う気持ちよりも、物書きの「業」が出てきて
しまって、互いにもはや引くことはできず、夫は
窓から身を乗り出す「パフォーマンス」を見せている
うちに、ほんとに外に飛び出してしまったのでは?
というのが私なりの結論。妻は実際に手をくだした
わけではないが、そこまでの「筋書」はすでに
彼女の中に見えていたので、あんな表情だったのでは
ないかなー。こわいこわい、物書きという種類の人たち。





@WOWOW オンデマンド


なんか、観ておこうかなーと思って(笑)。

2013年劇場公開なので、もう10年以上も前なんですね。
キャストの豊富さというか、バラエティに富み過ぎていて
そして、それが皆その役柄にぴったりで、とても
面白かったです。
(私的には、通訳ワクバル役の濱田岳が一番かなー)









テレビ録画

劇場公開の時に気になりつつも、機を逃したので
WOWOWで放送されたものを録画しておきました。

ジャズにひたすらのめり込む若者たちの話。
音楽の監修はジャズピアニストの上原ひろみさん。
なので、音楽はピアノはもちろん、サックスもドラムも
とっても良かったー。
そんなにうまくいくか~?と思いつつも、感動しました。






@新宿シネマカリテ

3月24日に夫と観に行ったのですが、17日日曜日は
東京音楽祭の中のピアノのプログラム(ヴェートーベン)
を東京文化会館で聴き、20日春分の日には、【ひみつ
ストレンジャー展】@渋谷 で、スピッツに浸り、
22日金曜日はズーカラデル@ZEPPダイバーシティ、
23日土曜日『BLUE GIANT』でジャズを聴き‥の音楽三昧
の締めで、レゲエだったのです。

心地よいリズムに誘われて‥寝ないようにするのに
必死でした(笑)。



::    ::    ::


3月は初めて村上春樹ライブラリーにも行き、安西水丸展
観てきました。

とても居心地のよい空間でした。

ふらっとまた行ってみたい場所ですが、4月になって
キャンパスには学生が溢れかえっているのでしょうね。








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2024年2月に観た映画

2024-03-13 17:58:56 | 好きなもの・映画やDVD

2月はたくさん映画を観ました。記録し始めてから
一番たくさん観た月ではないかな。

@WOWOW

公開時に映画館で観たのだけれど、すごく好きな映画
なので、オンデマンドの期限切れにならないうちに、と
また観ました。

ゴージャスな俳優陣も好みだし、オーシャンズ
シリーズの「続き」になってるところも好きだし、
後から種明かしがあるような展開も好き。

これを観たことではずみがついてしまって、
そのあと続けて、オーシャンズのシリーズを@WOWOW
で観てしまいましたよ。




この頃のブラッド・ピットはいいですねー
すごくかっこいい。悪役側にまわったアンディ・ガルシア
も新鮮でした。




舞台はヨーロッパに移って。
むかし観たストーリーはほぼ忘れていたので
新鮮でしたが、少々難解だったかも。




ここまで観たら最後まで観ないとね~。
仲間の敵討ち的な側面と、その為の手段として
11で敵だった、ベネディクト(アンディ・ガルシア)
と手を組むのは面白かったー。




@グランドシネマサンシャイン池袋

ものすごーく楽しみにしていた映画。
1985年日本公開から39年の時を経て、4Kレストア版で
劇場公開されました。せっかくだから、IMAXの
中でも最も大きいところで観てきました。

レーザーディスクで何度も何度も観て、DVDも持って
いるけれど、巨大なスクリーンで観るデヴィッドバーンは
格別によかったです。音の良さは‥まるで自分の後ろに
観客が居て、一緒に騒いでいるようでした。





     
@WOWOW

ちょうど1年前くらいに原作を読んだので、映画も観て
みようかな‥と。
2016年劇場公開なので、8年くらい前。豪華な俳優陣が
皆8歳若くて、なんだか初々しいなと感じる方も居ました。
原作では、とにかく警察内部の力関係や主従や内部の
ごちゃごちゃに辟易しましたが、映画で印象に残ったのは
新聞記者の秋川(瑛太)と、広報室の諏訪(綾野剛)、
被害者の父親の雨宮(永瀬正敏)かなー。
原作とは異なるラストでしたが、映画としてはその方が
よかったのかなーと思いました。





@MOVIX川口

娘が観てきて、とってもよかったーというので
それならば、と観てきました。

結果、出かけて、劇場で観ておいてよかった映画
でした。原作も、ぜひ読もうと決めてます。

帰宅後、パンフレットで知ったのですが‥
「プラネタリウム」に展開していく場面は原作には
ないということ。そして、登場人物ひとりひとりの
生い立ちとか経歴がとても細かく設定されているの
です。何人兄弟の何番目に生まれたとか、かつて
高校球児だったとか‥。それを読んでから映画の
場面を思い返すと、あああそこであの人がキャッチ
ボールをしていたのは、そういうことだったのか、
とか‥監督の作品に対する並みならぬ情熱を感じました。



@WOWOW

何年か前に原作を読んだので、映画化されたときに
ちょっと気になってました。(西島さんも出てるので)

岡田くんと西島さんの二人の主役から愛された篠役を
演じていたのは麻生久美子さん。篠のココロはどちらに
あったのだろうなーと思いました。
ラストに繋がるシーンはとにかく血しぶきが凄くて‥。

岡田くんがクールに見えるように撮られた映画なのだと
感じました。よかったのは篠の妹役の黒木華さんと
弟役の池松君でした。




@恵比寿ガーデンシネマ

友だちのイチオシだったので、小雨降る中
久しぶりに恵比寿へ、娘と出かけました。

自分の気持ちに素直に、生き生きと過ごす人の
毎日と、知人友人と積み重ねてきた時間‥。
気持ちが自然に入り込んでしまって、何でもない
場面でも涙がどんどん流れてきました。

劇中で角野さんが、たったひとつの魔法をつかみ
とって、しがみついて自分のものにした、という
ようなことを言うのですが‥わたしも私らしく居る
ことにしがみついていこうと、と思ったのでした。


:::    :::    :::


2月12日日曜日。
久しぶりに吉祥寺へ【出久根育展】を観に出かけました。
初期の、ちょっとエドワード・ゴーリーっぽい絵も
好きだけど、今回は『もりのおとぶくろ』から始まる
こうさぎのシリーズにぐっときました。
とにかくディテールがいちいち可愛すぎ!





















 

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2024年1月に観た映画

2024-02-20 18:15:34 | 好きなもの・映画やDVD

時間があいてしまうと、正直 書くのが
めんどうになってしまいますが、ちょっと先の
自分のための覚書なので、今年も続けていこうかと‥。



 @WOWOW

11月に2度続けて読んで、たしか返却した後に、
映画があることを知り、うまい具合にWOWOWで
観ることができた。

主演は金城武。私はあまりよく知らない俳優だが、
どこかに、当初映画化には乗り気でなかった伊坂氏が
金城さんが主役なら、とOKしたとかー。
(私の「死神」のイメージはなんとなく、山田孝之
だったが、金城武もなかなかよかった。)

映画は、6つの短編のうちの下記3つをうまく
組み合わせたオリジナル脚本。原作には出てこない
黒い犬の使い方とか面白かった。
それと、富士純子さんはよかった、美しかった。

「死神の精度」
「死神と藤田」
「死神対老女」

内容とは関係ないけど‥悲惨な事故に遭った方のニュースを
みると、本当にその人たちの前後には死神が居たのでは、と
つい思ってしまう。それくらい理不尽に奪われる命‥。
伊坂氏もそんなやりきれない気持ちを、作品に昇華させた
のでは、と思ってみたり。





 @MOVIX川口

リトグリが主題歌「紅」を歌っていることで知り、
コミック原作の雰囲気を損なわず作られていた、とか
想像以上におもしろかった、というレビューを読んで
それなら観てみよう、という気持ちになって。

結論から言うと、観に行ってよかったし、素直に
面白かった。
やくざとカラオケ、中学生合唱部、という組み合わせの
新鮮さに加え、そうそう中学生ってこういう感じだったな
と、高校生とも違う思春期の一面をとても上手く表して
いると思った。(映画オリジナルの、ただ古い映画を観る
だけの同好会がとても効いていた)
そして、「紅」冒頭の英語の歌詞を、関西弁に置き換える
ところは秀逸。こんなにいい歌だったんだ、と実感しました。





 @WOWOW

ブラッド・ピット主演 2023年2月劇場公開。
オンデマンドで観られる期限ぎりぎりになって
やっと観る。(3時間越えの長さにちょっと怯んでた)

ハリウッド映画が、サイレントからトーキーに変わっていく
1920年代後半の物語。それぞれが夢や野心を持って
その大きな映画産業の流れに「巻き込まれて」いく。
何でもあり、のゴージャスで猥雑なオープニング場面で
これを最後まで観続けるのはちょっと勇気がいるかも、
と、思いかけたときに現れたディエゴ・カルバが演じる
マニー・トレスの存在は大きかった。

大きなものに巻かれたい、大きなものの中で
仕事がしたいというマニーは、その意思と持ち前の
気転の良さで、ハリウッドの中で頭角を現していく。
彼の純粋さは、この映画の中の「光」になっていて
彼の眼を通してなら、ブラッド・ピット演じる
ジャック・コンラッドの時代遅れも、マーゴット・ロビー
演じるネリーの醜態も、見ていくことができた。

トビー・マグワイアが、残り5分の2くらいのところで
少しだけ登場するが、えーこんな彼観たことない、という
狂気を帯びた役、見ごたえあったな。



映画ではないのだけれど、配信で演劇を観ました。
清原果耶さん主演の『ジャンヌ・ダルク

舞台は初だったらしいけど、まったくそうは思えなかったし、
何より、ジャンヌダルクのイメージに果耶さんはぴったりで
彼女のための書下ろしなのでは?と思ったほど。
音楽のライブとも、映画とも違う、舞台ならではの演出に
いちいち感心し、一つの空間(場所)が、城の中にも、
戦場にも、裁判や留置場にもなるんだー舞台って面白いかも、
ととても新鮮な気持ちで思いました。






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2023年12月に観た映画

2024-01-10 17:41:23 | 好きなもの・映画やDVD

2023年12月も、終わってみれば、2本しか観られませんでした。


2022年11月に劇場公開だったので、
新しい映画ですよね。WOWOWで観ました。

井上荒野原作。
父である作家の井上光春と瀬戸内寂聴、作者の母との関係を
書いた同名小説の映画化。
本は読んでないので、原作に忠実がどうかはわかりませんが、
『荒地の恋』からのトヨエツ繋がり(しかも職業も文筆業)で
観てみようと思ったのでした。

寂聴さんがまだ瀬戸内晴美さんだったころ、その著作や、経歴を
知り、とても激しい生き方をしている人なんだなーと思った
自分の若いころを、まず懐かしく思い出しました。
そして、その想像の中の「瀬戸内晴美」より、この映画の中の
寺島しのぶさん演じる「長内みはる」の方が、穏やかだし、
せつなさややるせなさみたいなものをあまり感じなかったのは、
ストーリーや役者のせいではなく、私自身の年齢が、そのころの
瀬戸内さん=長内さんを越えてしまったからではないか、と
思っています。

あちらにいる鬼 のあちらは、どちらを指しているのかー。
そのどちら側にももう立たないであろう自分を知っているので
遠くの方からただ眺めているだけだから、気持ちは落ち着いて
いるのでしょう。

それにしても、トヨエツ演じる作家の白木。
女の人がほんとに好きな、困り者ですね~(笑)。
ああいう人の妻は、わたしは嫌だな。





 浦和パルコのユナイテッドシネマに
公開の翌日に観に行きました。

ヴィム・ヴェンダース監督が、役所広司さん主演の映画を
撮るそうな。というのを知ってから、いつ公開されるのか、と
楽しみに待ってました。

わたしの、好き!が満載の映画でしたが、最も惹かれたのは
音楽と、主人公の平山が毎朝必ず空を見上げるところ。
クルマで聴くカセットテープの曲はどれも懐かしく、中でも
ルー・リードのPERFCT DAY ! そうだよね、この曲から
この映画のタイトルは来ているに違いない、とひとりで、
画面観ながら盛り上がってました。(姪っ子の名前だって
ニコなんですよー)


淡々とした毎日、繰り返されるルーティン。。。
でも小さなドラマは日々の中にあって、それを見逃して
しまうか、記憶しておけるかは、自分次第なんだなーと
思います。

石川さゆりさんの歌。三浦友和さんとのくだり‥とても
よかったし、麻生祐未さんへの、ハグも。
1月10日現在公開中なので、ぜひお薦め致します。



***    ***    ***




12月は、石津ちひろさん講演会@石神井図書館
夏に横須賀で見はぐってしまった、荒井良二展を観に
ひとりで千葉市美術館へ。

12月の恒例になりつつある東京国際フォーラムでの
コンサート。今年は上原ひろみさんのバンドヴァージョンの
ジャズを楽しみました。



 

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2023年11月に観た映画

2024-01-09 17:02:25 | 好きなもの・映画やDVD

2023年11月は、映画館に行くこともなく、家でも
ほとんど観ていませんでした。


@WOWOWで放送した『チケットトゥパラダイス』を
録画したものを観たのと、同じくWOWOWドラマの
『荒地の恋』
全5回を11月の終わりから12月にかけて、だけ。


 往年のスターといいますか、
慣れている人を観たかったというか‥そんな気持ちで
録画したわりには、(素直に)面白かったです。
忘れてましたが、オーシャンズのシリーズで、夫婦役だった
のですね、このお二方~そうでした、そうでした。

この度は優秀な愛娘が卒業旅行先のバリ島で出会った現地の
男性とスピード婚することになり、それを阻止するために
タッグを組むことにした「元夫婦」という設定。

愛し合って結婚したのも遥かむかしのことで、二人は何かに
つけて対立し、いがみ合ってばかり。(その様子が面白い)
バリ島の自然は素晴らしいし、愛娘の結婚となれば、立場的に
感動ポイントは随所に現われ、という感じでした。





『荒地の恋』は、前に友人に会ったときに、ちょうどドラマのTV
放送が終わった頃で、トヨエツがとてもよかった、という話を
聞き、せめて原作だけでも、と思って読んでました

けれど、大枠だけ覚えていて、観始めてもその先の展開は
さっぱり思い出せず。原作とドラマはだいぶ違うのでは?と
あらすじを読んだり、自分の感想を読み返したりしてみましたが、
北沢と明子と三田村の、三角関係や、北沢が家を出ていくところ
ばかりが鮮明に思い出され‥そのあとにもこんな色々な展開が
あったなんて、と今回のドラマを新鮮な気持ちで眺めました。

主人公が詩人だということが、大きな、とても大きなポイント
ですよね。平穏で、あたたかく、満ち足りていては、よい詩は
書くことができないのかーと、いうところに、だいぶ自分自身が
ひっかかったことを思い出しました。

荒地ですものね。。。



***    ***    ***



映画も観に行かず、読書もあまり進まず‥の11月に
何をしていたかと言えば‥11月はスピッツのアリーナツアーに
二度行ったのでしたー。


Kアリーナ横浜
マリンメッセ福岡

どちらも初めての場所で、しかも九州初上陸でしたーー




 

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2023年10月に観た映画

2023-11-29 17:33:54 | 好きなもの・映画やDVD

10月が一度も映画館へは行かれず。WOWOWとテレビで
3本観ました。




10月からテレビドラマのseason2が始まったので、その前に
劇場版の放送があったのを録画して観ました。
もちろん公開時に映画館で観ましたが、主題歌の「大好物」が
いつ流れるのかが気になって、ラストシーンの記憶があいまい
だったので。

(映画の話からはそれますが‥「何食べ」は、ほんとうに好き。
昨日見逃し配信で、第8話を観たのですが‥なんかとっても
身に沁みましたよ。しろさんのご両親の、しろさんを思う
気持ちとか‥私も見習わなくてはと思ったし。離婚してしまった
夫婦と、離婚をやめた夫婦の、どちらの「場合」もなんか
わかるなあ、だったし。玉ねぎを買いに走ったケンジを
覚えていたいしろさんにもぐっときたし。。)





知り合いの(友だちの、って言ってもいいのかな?)
旦那さんの監督作品。公開時に観に行かれなかったので、
WOWOWで見つけて嬉しかった。

お母さん役の常盤貴子さん、いつからかいいなあと
思う俳優さんのひとり。もちろん、母目線ですべてを
みてしまったけど。。娘千夏役の、吉田美月喜さんも、
透子さん役の前田敦子さんも、みんなそれぞれよかった。
ロケ地はどこだったのだろう?古い家も含めてすごく
リアリティがあった。






10月が終わる前になんかもう1本と思い、
タイトルに、94歳のニューヨーカー。
80分。ドキュメンタリー。に惹かれて観てみました。

アイリス・アプフェルというのが、画像の女性の名前。
2014年の映画の時点で94歳!
初めてきいた(知った)人でしたが、その人のファッションや
生き方が好きかどうか、の前に、お年をすこしも感じさせない
話し方、ユーモアセンス、姿勢の良さ、人との関わり方
(年寄であることを前面に出して、労わってもらおうとか
まるでなし)に学ぶべき点が多かったです。

インテリアデザイナー、実業家、服や雑貨の収集家。
2005年にメトロポリタン美術館でピンチヒッターと
して展示をまかされ、大成功したことで一躍人気者に。
ハイブランドの服も、フリーマーケットの服も、同じ
テンションで、買い物を楽しんでいる様子は、見ている
こちら側も楽しい気持ちになりました。
自分の好き、には、(わたしも)忠実でありたい。



10月は(も)楽しいお出かけ満載でした。

ヒナタノオト展@銀座三越 の前に、パンツをオーダーして、
展のあとには久しぶりに銀座ライオンでビール。


リトグリ@神奈川県民ホール に、娘と二人で出かけ、
遅いランチで台湾料理をカウンターで食べた。


名古屋の近くで新しい暮らしを始める姪っ子に贈る食器を
百貨店に買いに行き‥その前には母も交えてゆず庵で昼ごはん。


ずっと楽しみにしていたデイヴィッド・ホックニー展@現代美術館
観る前に、清澄白河でベトナム料理を食べ、観たあとで
ヒナタノオトへ、RIRIさんの個展を観に。

武蔵小山でレッスンのあと、リアルシトロン@阿佐ヶ谷。
この日のランチはたしかパスタ。

そして10月最後の週末は今年も「工房からの風」
すずきみきさんのウールガーゼのスカートを一番にみに行き、
今、愛用しています。






 

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2022年9月に観た映画

2023-10-27 17:25:17 | 好きなもの・映画やDVD

9月は@WOWOWで2本。映画館で2本観ました。


予備知識もなく、原作も知らず(ポール・ギャリコ作だと
後から知りました)、軽い気持ちで観始めたのですが、
思いのほか良い映画でした。

舞台は1967年のイギリス。主人公は夫が戦地に行ったきり
消息不明の60歳ちょっと前の女性。家政婦として働いています。
仕事先の御屋敷でクリスチャン・ディオールの美しいドレスを
見たことで、所有欲がむくむくと‥。
なんとかお金を工面してパリに行ってはみたものの、オーダーで、
ドレスを作るしくみもわからず。労働者のストライキ中で
パリの街はごみだらけ。でも、持ち前の性格と、周りの助けで
なんとかドレス注文に成功。それでお話は終了、と思いきや、
そのあとの展開がとてもよかったです。

チラシの中で彼女が来ているグリーンのドレスは「最初の」
もの。それほど似合ってるとは思わないなーと思っていたら、
思わぬことから「次の」が手に入ることに!
めでたしめでたしでした。






ウェス・アンダーソン監督の映画!ということで、
家族三人で、映画館へ。

色のトーンが揃っていて、とても美しかったというのが
一番印象に残っています。

お話は、難しいのか難しくないのか、面白いのか
そうでもないのか、正直よくわからないかな(笑)。








ケイト・ブランシェット主演!ということで、
とても楽しみにして、一人で観に行きました。
(ラジオの映画紹介コーナーで知ったのでした)

5月に観た『ター』よりも、こちらの方が、アメリカでの
公開は先だったようです。オリジナルタイトルは
Where'd You Go, Bernadette 

周りと上手くやって行かれず、家を突然飛び出して
行方不明になった、というよりも、仕事を辞めて、
シアトルへ来てからの20年間の自分を、自分で探していた
という意味がタイトルに込めれているのかなーと
思いました。

あなたはいったいどこへ行こうとしていたの? と。

コメディ映画のジャンルでも、ケイト・ブランシェットは
とても魅力的で、子供のために生きよう、子供の為なら
どんなことでも我慢する、という母のせつなさもとても
上手く演じていた。車の中で一緒に歌ったり、犬を助けたり、
苦手な旅行にもOKを出したり‥。
そんな母親の気持ちを娘も感じ取り、「ママが一番の親友」
と言い切るシーンでは不覚にも、泣きそうになり、
それ以上の誉め言葉って存在するかなーと思いました。
ハッピーエンドの、ケイトの映画、全然ありでした。






@WOWOW で放映があったのをテレビ録画で
観ました。(映画館で予告観たときに気になってたので)

「ある男」って、いったい誰?

原作は平野啓一郎氏の小説だそうですが、まったく知らず。
亡くなってから自分の夫の身元がまったくの別人のものだと
わかり、ミステリーを読み解くような気持ちで、追っていると
それを追っていた弁護士自身にも、自分はいったい誰なのだ?
という疑問が自分の中に芽生え始める‥とてもせつなくて、
とてもうまく出来ていて、出演者の方々の演技がとても素晴らしい
映画でした。
冒頭と、ラストに、出てくる絵画はルネ・マグリットの作品
「複製禁止」なんとも意味深。

細かいストーリー忘れたときの自分と、ネタばれOKの方には
こんな記事



9月は、@川口リリア「リトグリコンサート」あり、
@大阪城ホール「ロックロックこんにちは」からの、
神戸旅行あり、で、とても楽しい思い出がたくさん♬




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2023年8月に観た映画 ※画像と追記あり

2023-09-06 18:22:57 | 好きなもの・映画やDVD

8月は映画館で1本、あとはWOWOWのテレビ録画と
オンデマンドで観ました。

 ミッション:インポッシブル 
デッドレコニング PART ONE

トム・クルーズが特に好きなわけではないのに、またまた
トムが主役の映画を観てきました。このシリーズがけっこう好きなので‥。

前作までがどんな感じだったかよく覚えてないのですが、
ずっとイーサンを支えてきてる「チーム」の存在がいいですよね。

そして副題 デッドレコニング
移動経路や距離などから位置を割り出すことで航行する“推測航法”という意味
だそうで、転じて、情報のない中で推測や結果を出すことを指す言葉でもあり
イーサンだけでななく、何人かの人物のメタファーにもなっているのだとか。

冒頭で最新テクノロジーの潜水艦とその中枢部を管理する場所が出てくる
のですが、そのカギが本当に文字通りの「鍵」だったことと、AIの暴走に
驚きつつも、結局は力づくでその「鍵」を奪い合う‥という、オーソドックスな
展開がおもしろかったです。カーチェイスあり、変装あり、ハラハラありで。

今回のPART ONEは、始まりに過ぎず、登場人物のお披露目的な役割だった
と思うので、「鍵」がすべてを明かしてくれるPART TWO を楽しみにしたいと
思います。





   
何年か前に原作を読んだのに、肝心のところが抜けて落ちていて。
なので、映画を観て、ああそうだったのかーと思いました。

本を読んだときに印象的というか、忘れられなかったのは、
主人公ココロが同級生からのいじめに合う場面。そんなつまらない
ことで、グループやクラスからはじき出され、居場所を失くして
しまうなんて!でした。
映画でもそのあたりのことも丁寧に描かれていましたね。

ラスト近くで、孤城の秘密が解き明かされるところでは、
何度か録画を止めて確認したり‥。時間は流れ、時代は移り変わっても
(いわゆる)いじめの連鎖は途切れることがないので、自己防衛策
として、自分の思っていることははっきりと自分で言う。
嫌なことは嫌だと言う。それが自分自身を保つ(もしかしたら)
唯一の方法なのかなと思いました。




   ワンスアポンアタイム イン ハリウッド

レオ様はそうでもないけど、ブラピは大好きなので、劇場公開の時に
観たいなーと思っていて‥でもタランティーノ映画は、グロい(もしくは
えぐい)場面が多いかも?とも警戒(笑)していました。

この映画には元ネタというか、下敷きになっている事件があって、
それを踏まえた上で観るのと、ただ漠然と観ていくのでは違うという
ことに、1度観終えたあとに気が付き、1969年のシャロン・テートという
女優さんがカルト集団チャールズ・マッソンファミリーに殺害された
ログ
を読んでからもう一度観なおしました。

ふむふむ、なるほど~そういうことだったんだ、と非常に納得。
そして、そのシャロン・テートの隣の家に、レオ様演じるリック・ダルトン
という俳優が住んでいて、彼のスタントマンであり、親友でもあるクリフ
(ブラピが演じてる)が大いに絡んでくるというわけです。

全体からしてみれば、五分の一くらいのラストに面白さをすべて注ぎ込む
ために、他五分の四を、丁寧に作り込んでいたのだなーと思いました。
クリフの最後の言葉 I will try  よかったな。






 
オリジナルタイトルは Misbehayior ( 直訳すると 非道徳な行為)

こちらは、「ミス・ワールド」の1970年ロンドン大会で
実際に起こった騒動を、キーラ・ナイトレイ主演で映画化した作品。
1970年代って私が小学生の頃ですが、テレビでミスユニバース
世界大会とか、その日本予選とかを観た記憶があり‥王冠乗せた
きれいな人に、子供心に憧れましたねえ。

女性解放運動とか、その活動をしている人とか、もちろん当時は
考えてみたこともなく、今回この映画を観て、そういう運動って
そんなに昔のことじゃないんだ、と軽く驚いた次第です。

国の代表として「ミス・ワールド」出場のためにロンドンまで
来た女性にも、もちろんそれぞれの背景があるわけで‥ミス・ワールド
反対派の女性たちと、出場側の女性たちの「視点」が交わるところと
実際にこの「騒動」に関わった人たちのその後の人生を、ラストで
紹介しているところにじんとくるものがありました。







オリジナルタイトルは、チラシの下に載ってる
MIlitary Wives

基地の中で共に暮らす軍人の妻たちが、夫が出征したあとに
秩序とメンタルを保つための活動の一環として結成した合唱団の話。
こちらも実話に基づいてます。

最初ばらばらだった気持ちと歌声が、最後みごとにまとまって
行くのはとてもよかったし、彼女たちが「練習」していた歌が
80年代のヒット曲で‥ああそういうことをうたっていたんだ!と
今更ながらに知ることができました(笑)。



8月は、とても久しぶりに電車で川越まで。
作家さん5人展のギャラリーでお買い物して、コエドビールブルワリーへ。
 手前のが私ので確か「伽羅」という
名前が付いていたと思います。。美味しかったなー


「植物と歩く」@練馬区立美術館 からバスで荻窪へ出て、友人と
ハンバーガーショップで夕方ビール。
 「らんまん」モデルの
牧野博士が実際に作った植物図鑑が観たくて行ったのですが、
他の絵画や彫刻も見ごたえありました。



「ピーター・シス展」@八王子夢美術館 から調布で夫と待ち合わせて
友だちの絵画展へ。そしてこの日はエビスビールのお店へ。




後半は@渋谷でSTOMP観ました。この日のために店長が製作した
Tシャツを、家族三人で着て行って。(でもビールは家に帰ってから)


  



娘との合同誕生日会では、今年もシャンパン飲んで‥
楽しい8月も終わっていきました。








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2023年7月に観た映画

2023-08-22 16:15:07 | 好きなもの・映画やDVD

7月は一度も映画館へ行かず‥『怪物』以来
観たい映画が見つからず‥@WOWOW で4本観ました。



原題: Trouble with the Curve(←映画観たあとだとすごく納得)

特別クリント・イーストウッドが好きなわけではないのに、
なんか気が付くと、おじーさんになってからの
彼主演、彼監督の映画をよく観ているように思えるのは
気のせいなのかー。それとも、老いてゆく、あるいは
老いてしまっても尚、何かにこだわる人生を見てみたいのかー。

メジャーリーグの伝説的なスカウトマンと、長年確執を重ねた
娘との関係修復が、そうだよね、こうなるよねと思う通りの
展開で、でもハッピーエンドだったのがよかったです。


覚書
2004 ミリオンダラー・ベイビー
2008 グラン・トリノ
2009 インビクタス(出演なし)
2012 人生の特等席 
2016 ハドソン川の奇跡(出演なし)
2018 運び屋
2021 クライ・マッチョ






映画館で一度予告を観て‥西島さん出てるなら
ぜひ観たいなーと思ってて。
早々に@WOWOW で放映されたので、録画して観た
のですが‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

久しぶりに挫折、というか、もうここでやめてしまおうか
と(何度も)なりました。
やめずに全部観終えたのは、こんなセカイにほんとに
この方たちは、「グッバイ」が出来たのか!が知りたかったから。

どんどん人が殺されてしまう映画でも、『ブレット・トレイン』
のような軽快さがないせいか、グロく重く感じられてそれが
辛かったのだと思いました。

余談ですが、監督の大森立嗣さんと、悪に染まった刑事役の
大森南朋さんはご兄弟なんですって。知らなかったーー。






2021年に原作を読んでいたので、映画化されたと知って
映画館で観るつもりでしたが、短い期間で、気が付いたら
終わっていて‥でも早くも@wowow に登場。

夢中で読んで、湿地に住む人たちとか生き物に思いを馳せた
のに、肝心のチェイスの真相はなかなか思い出させず。
でも、映画を観ているうちに、(映画の)カイアへの
違和感が薄れると同時に、チェイスとのあれこれも、色々と
思い出すことができ、観終わったときに流れる
テイラー・スイフトの主題歌がとても染み入りました。
(原作と映画とでは、真相に迫る描き方と、テイトが最後に
辿り着く、カイアの秘密が少し違っていたけれど、映像的
にはその方がわかりやすかったかなと思いました)

オリジナルのタイトルは Where the Crawdads Sing
「鳴く」ではなくって「sing 歌う」なんですね‥。








ソングライターであり歌手である福山さんより、
俳優としての福山さんの方がいいなあと思うのですが、
今回気が付いたのは、ガリレオシリーズの湯川博士役の
福山さんが好きなのだということ。

警察が行き詰まってしまった事件解決の糸口を、えー
こんなところから?!という角度で見つけ出し、そして
するすると解き始める‥んん?何かに似ている?と
思ってたら、名探偵コナンくんと一緒ですよね。

そう、私はやはりああいう感じが好きなのだと再確認。
それと柴咲コウさんも好きなのです。



7月はずっと楽しみにしていた、マティス展@東京都美術館へ。
マティスの作品はどれも本当に好きなのですが、今回感銘を
受けたのは、初めて観た3章にある「背中Ⅰ‐Ⅳ」という彫刻作品。
20年という時間をかけて等身大の女性の背中が4点製作されて
いて‥それを観ていると、最後に切り紙作品に辿り着いたのが
なんとなくわかるような気がしました。
そして、近頃の展覧会は観終わった後にグッズを見るのも
楽しみの一つですが、マティス展のもかなり充実してました。

他にも、7月は、高校時代の友達に久しぶりに会ったり、
娘のピアノ発表会があったり、久しぶりに清澄白河や表参道へ
行ったりもして、なかなか充実してました。

最後の週には早起きして6日連続で、3つの瓶の梅を干しました。














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2023年6月に観た映画

2023-07-25 17:28:58 | 好きなもの・映画やDVD

6月は映画館に3回、ライヴにも2度行き、
楽しくて忙しいときを過ごしました。


♬    ♬    ♬



劇場版 優しいスピッツ a secret session in Obihiro

以前WOWOWで放送されたときに何度も観たし、
録画もしてあるのですが、やはり劇場で観るのは格別でした。
スピッツのコンサートツアーに合わせて、日本各地の
映画館で順次公開というしくみになっていて‥。
私と娘はTOHOシネマズ日本橋で、プレミアムシートを
わざわざ購入して臨みましたよ。
すぐそばで、自分のために演奏してくれているような
錯覚に陥るというレビュー通り、幸せな時間を過ごしました。




  @MOVIX川口

この映画もスピッツが主題歌を担当しているので、公開を
待って娘と観てきました。
コミック原作とのことですが、まるで内容は知らず‥
でも、広瀬すずさん、きれいな大人の女性になったなー、を
堪能しました。劇中で使われている小物(服や部屋の中の
置物など)も好きな感じで‥そうだよね、細部を描き込むことは
大切だよね、と思いました。

ちょっと年の離れた主人公二人の、これから始まる恋の予感、
の裏側には両親のかつての不倫関係が大きく影を落としていて。
その「両親側」に(年齢的にね)、自分は居るんだな。
こんなふうに子どもに苦しみを背負わせてしまうことに
なるんだなー(くわばらくわばら)と思ってみたり。。






  @ユナイテッドシネマ浦和

近くのMOVIXでは時間が合わなかったので、
久しぶりにひとりで浦和へ。

予告を観て気になっていたのと、坂本龍一氏による音楽を
映画館の広い空間で聴いておきたいと思ったので。

ひとつの事柄を別の視点から見ると、浮き上がってくる
ものがあると同時に沈んでしまうものもあって。
人は自分の見たいことしか見ないし、聞きたいことに
しか耳を傾けないから‥。思い込みの中で、気が付かない
ふりをして生きていきたくはないけど、そういうふうにしか
守れないものもあるのかも‥。

印象的な場面はいくつもあって。
なぜ家に帰るやいなやミナトが髪を切り始めたのかー。
ブタの脳ってそういう意味だったのかー。
なかでもトロンボーンとホルンを吹き合うシーンは
この映画のタイトルを象徴しているようで、とっても
よかった。。。

思春期入口に立っている少年のココロと体はあまりにも
デリケートで、映画の終りが近づくにつれ、どうか
死なないでとそればかりを祈ってました。
嵐のあとに、突然10年後の二人が現れて、仲の良いまま
大人になっていてくれたらなーと。








@WOWOW

地味に(私の中の)伊坂ブームは続いてて、
映画化作品があると、やはり観ておきたい気持ちになって。
原作は『フィッシュストーリー』という短編集の中の
「ポテチ」という中編小説。

同じ年、同じ日、同じ街(仙台)で生まれたプロ野球の
スター選手「尾崎」と、空き巣を生業とする凡人の「今村」
そして伊坂作品ではおなじみの、黒澤がここでも登場し、
いったいこの話はどこに向かっていくのだろう?
なぜポテチ?と思いながら、小説を読んでいたことを
思い出しながら映画を観ました。

伊坂作品の映画常連者の濱田岳さん。この作品での
「今村」役がいちばん私の中でしっくりきました。
木村文乃さん、石田えりさんもよかったな。






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2023年5月に観た映画

2023-06-23 17:49:05 | 好きなもの・映画やDVD

5月は映画館で2本、@WOWOWで5本 観ました。

 2回目の名探偵コナン!

今回は妹と一緒に観に行きました。@MOVIXさいたま
ひとりで観たときは、最後のシーンにあっけにとられて
いるうちに♬美しい鰭のエンディングが始まってしまって‥
わぁと思っているうちに終わってしまったので、今回は
曲の始まるところからきちんと聴こうと思ってました。
初回と2回目の間に、いろんな布石とか、過去の因縁とかも
「学習」していたので、さらに楽しめました。
やっぱり「コナン」って面白い。

※映画のあと、けやき広場でビールを飲んで、
ビバラの野外ステージも楽しみました。




去年だったか一昨年だったか原作を読んで‥
でもその時は自分のとっての初めての伊坂作品だったので
とても戸惑い‥このたび@WOWOW にあったので観てみました。
アイネクライネナハトムジーク 
ドイツ語で「ひとつの、ちいさな、夜の音楽」という意味だ
そうで‥ナハトムジークは多くの場合親しい相手から贈られる
ものとありました。
それを知ってから物語を思い返すと、繰り返される
仙台駅前のデッキの場面の特別感が増す気がします。







久しぶりに夫と二人で日本橋まで観に行きました。
(電車に乗ってから眼鏡を忘れたことに気が付き、
川口駅まで戻り、母に頼んで持ってきてもらう、という
ハプニングを乗り越え、開始時間に間に合いました)

TAR というのは、ケイト・ブランシェット演じる
実在しない天才指揮者の名前。
土曜日朝のラジオの映画解説で「リディア・ターという人は
嫌な人だなこういう人嫌いだと思ったけど、ケイト・
ブランシェットの演技はものすごく、本当に素敵でした」を
聴いて、これはファンとしてぜひとも観なくては、と思いました。

頂点に居た彼女の周りから、少しづつぽろぽろと「何か」が
欠けていき、気が付いたら堕ちていた、という映画‥。
(前に彼女が演じた『ブルージャスミン』のジャスミン
を少し思い出しました。)
その原因は自分自身にあったと気づいたか気づいていないのか、
反省しているのかいないのかー。判別が私にはつきませんでしたが、
なにはともあれ、わたしには音楽があるの、という彼女の力強さは
魅力的に映りました。

※エンドロールが初めに流れるという趣向。バックの音楽が
効いてました。








去年劇場公開されたときになんとなく気になってたので、
@WOWOW を録画してテレビで観ました。

原作は2020年本屋大賞を受賞した凪良ゆうさんの小説。
未読なので、こんなに苦しくやるせない話だと
知りませんでした。
更紗の少女時代を演じていた白鳥玉季ちゃんが、とても
透明でかわいらしくせつなかったし、大人になって
自分らしさを奥に隠した更紗を演じた広瀬すずさんは、
すずさん自身も大人になったんだなーと思って観てました。

大切な人が罪に問われるということがわかっていても、
どうしても自分からは口に出せない事実ってあるかな。
あるかな。やっぱりあるよね。。。
桃李さん演じるふみにも、どうしても言えないことが
あったので、互いを互いの「月」のように思え、許せたの
かなーと思いました。













『らんまん』を楽しみに観ているうちに、神木君が
出ているものを何か観たいような気になってきて‥(笑)。
作品閲覧期限切れで観られなくならないうちに、がんばって
2本続けて観てしまいました。

将棋は、将棋をテーマに扱った作品を読んだことがあるだけで
まるでルールがわからず‥この映画もマンガ原作ということ
しか知らなかったので、はじめの場面がお葬式であることに
面食らい、将棋を中心に毎日や、家族や、生活すべてがまわって
いる人たちが居ることに驚きました。

桐山くん(神木君)が住んでいるマンションと、川本家の
三姉妹が住んでいる下町が「赤い橋」で繋がっているところが
とてもいいなあと思いました。三姉妹は三人とも可愛かったな。

タイトルの3月のライオン
かっこいいと思って、調べてみたら、イギリスの諺。
3月はライオンのようにやってきて子羊のように去る
から来ているとのこと。
映画のタイトルには前編は「ライオンのようにくる」
の部分だけが英語で書かれ、後編には「~子羊のように
去る」まで加えられているらしい。主人公が自分の道を
平穏に進んでいかれそうな暗示(願い?)が感じられて
なかなかいいなあと思いました。

それにしても、将棋のセカイって!
名人になった藤井くんのニュースを思わず追って
しまいました。







勢いづいてもう1本、オンデマンドで観たフランス映画。

『最強のふたり』で話題になった俳優が主人公。
コメディという位置づけだが、決して笑えない
移民問題を扱ったものでした。相手役の女優さんは
ゲンズブールの娘さん。

タイトルのサンバは主人公の名前。ダンスがすごく得意
というわけではなく‥フランスで料理人として地道に
働いていたのに、ビザ更新で問題発生、施設送りから
最後には強制送還になる寸前で、偶然からの奇跡!の
ようなことが起こり、ラストはシェフとして働く姿で
終わります。。ハッピーエンドのようだけど、IDって
なんなんだろう?と気持ちはぐるぐるしたままでした。
もちろん、法律をはじめ、遵守しなければいけないこと
たくさんあって、それが大切だってわかるけど、その
紙1枚が、仕事や家や名前さえも奪ってしまうことも
あるわけで‥思えば思うほどぐるぐるします。。。


5月は、3回目のビバラも楽しんだし、高速バスに乗って
『舟越家の人々』@市原湖畔美術館にも行ったし。
数年ぶりに@けやき広場のビールまつりにも行きました。
5月17日発売のスピッツnewアルバム『ひみつスタジオ』!
スピッツまつりが私の中でずっと続いています(笑)。






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2023年4月に観た映画

2023-05-18 16:17:36 | 好きなもの・映画やDVD

4月はWOWOWで3本、映画館で1本観ました。

 昨年の5月末から劇場公開だったので
1年待たずに@WOWOW で観られるのはだいぶ早いですねー。
とっても面白かったという人と、どこがおもしろいのか
わからないよーという人に二分されるのが、ハリウッドトツプ
スター主演映画の常なのかなーと思いますが。。

わたしは‥どちらかと言えば前者かな。
特にトム・クルーズのファンではないけど、彼が、自分のための
映画で、えーそんなことできるはずないよー!とか、そんな
都合よくそんなことが起こる??!!という映画を観るのは
けっこう好きなので(笑)。

アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校「トップガン」
シナリオにあったみたいな任務がセカイのどこかで、今も
行われているのでしょうね。。。それを思うとなんだか
凄いです。






一度予告を劇場で観てなんとなく
気になっていたら‥@WOWOW で放送があったので。

「マエストロ!」のさそうあきら氏による同名音楽マンガの実写映画化。
井之脇海と山崎育三郎が異母兄弟役で、他に松本穂香も出ています。
京都にある芸術大学が舞台になっていて、河原で奏でる音楽やその
景色がとても美しかったです。タイトルの「ミュジコフィリア」とは
「音楽に情熱を注ぐ者たち」を意味してるそう。








劇場公開は2018年4月末~もう5年も前
なのですねー。@WOWOW

ティモシー・シャラメの名前と評判をこの映画で知りましたが、
見逃していて‥その間に、『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』とか
フレンチディスパッチ』に出ているシャラメを先に観てしまったので
なんか、素直な気持ちで、瑞々しい彼の演技と美しさを楽しめなかった
ような気もしつつ。

舞台は1983年のイタリア郊外。原作の設定は1987年だが、「エイズ
以前」を描きたかったので、映画では83年にしたとのこと。

自身の過去の苦い思い出を息子に語り、その痛みも苦しみも
喜びと共にすべて受け入れて、決して忘れるなと語る父親の場面は
とてもよかったです。
美しい風景の合間に描かれる、ハエ 桃 鼻血 嘔吐等が、物語に
奥行を与えていたと思いました。







公開された週に、ひとりで
MOVIX川口 に観に行きました。

ここ数年は劇場版を欠かさず観ていて、昨年の予告で
今年のキーは哀ちゃんと黒の組織だと知っていたのですが‥
それに加え、主題歌をスピッツが担当するということで、
楽しみは100倍膨れ上がり(笑)、そして私の期待を軽く
越えたストーリーであり、主題歌でした。
(曲の方は映画公開週の月曜日から解禁になったので
夜中に目が覚めたときにひとり暗闇で聴いてみたのですが、
予告で聴いていたサビの部分からは想像できない始まり方で、
スピッツ恐るべし‥と思っていたのです)

前にもどこかで書いたかもしれませんが、コナンのアニメが
テレビで放送され始めたほぼ最初から、なんとなく観ていて。
(もともと探偵ものとか好きなんです)
ずっと好きなもののと、同じくずっとずっと大好きなスピッツ
のコラボが実現する日が来るなんて!とひとり感激し続けてます(笑)



4月は初めて「東京ガーデンシアター」で、ボブ・ディランの演奏を
聴きました。会場が大きかろうが、聴いてる人がどこの国の人たち
だろうが、俺らは俺らの演奏をただするだけ。と言われているような
コンサートでした。(まるでジャズのライブハウスのようなセットで)
ギターのかわりに、ずっとグランドピアノの前に居て、彼の周りを
かこんでいるギターやドラムやホーンに紛れることなく、終始ピアノと
歌声が響き渡っておりました。





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