まず最初に補足...
前回、ドイツ語の"Mann"には英語の"man"みたいに「人」という意味はない、と書きましたが、実は"man"ていう不定代名詞があって、それは「(一般的に)人(々)」っていう意味なんですよ。つまりドイツ語では2つの言葉で表してるものが英語だと1つだってことですね。どっちが先かは(またしても)知りませんが。"Mann"と"man"は発音も同じだし、文頭では"man"は"Man"になるのでちょっとまぎらわしい?ですが、まあ、実際には文脈というか雰囲気で分かるんじゃないでしょうか(笑)
さてそれでは頭を切り替えて、本日のお題。
実際に文章の中で動詞を使う時の最重要ポイントは
『動詞は2番目』
ってことでしょうか。
つまり、疑問文とか命令文とかでない普通の文(主文の平叙文)では、その文章の中心となる動詞(または助動詞)が、頭から2番目の文節(=単語、または意味としてひとまとまりになる単語群)のとこに来ます。
Ich bin hier! イ'(ッ)ヒ ビ'ン ヒ'ーァ
「私はここ!」
名前を呼ばれたりして、「ここにいるよ~」と返事する時には"Ich bin!"だけでもいいんですが、ここでは種々の事情で副詞のhierを付けてます。
それから↑の文章は、(呼ばれてたところに)「来ました」という意味合いで使うことも。
で、この2番目に来る動詞(または助動詞)が、人称とか時制で変化する(=2番目の動詞を見ればその文章がいつ、誰のことか、だいたい分かる)ってわけです。
Ich war hier. イ'(ッ)ヒ ヴァ'ール ヒ'ーァ
「私はここにいた」
Hier ist es. ヒ'ーァ イ'スト エ'ス
「ここにあるよ(あった!)」
(動詞以外の)語句を並べる順番は、基本的には『強調したい語句が前の方に来る』(日本語と同じ?)と考えていただいてて宜しいかと思います。一番最初には主語が来ることが多いですが、別に目的語とか副詞[句]とかでもok。どれが主語かは、《名詞の格》と《2番目の動詞の人称》を見れば(たいてい)すぐ分かりますしね。てゆーか多分、文脈を読めば、当てずっぽうでも8割方は当たるんじゃないでしょうか(笑)
Es war einmal ein See im dichten Nebel. 《ue=uウムラウト》
エ'ス ヴァ'ール ア'インマール アイン ゼ'ー イム ディ'ヒテン ネ'ーベル
(See=湖 dicht=濃い Nebel=霧)
「むかしむかし、濃い霧に包まれた湖がありました」
Am See traf ein Entchen den Prinzen.
アム ゼ'ー トラ'ーフ アイン エ'ントヒェン デン プリ'ンツェン
(traf=treffen 出会う の過去・三人称単数)
「その湖で一羽のアヒルの子が王子様に出会いました」
ついでに書いておきますと、ドイツ語と同じように動詞の形が主語によって細かく変化するスペイン語なんかでは(動詞を見れば主語が分かるので)主語を省略することができますが、残念ながら(?)ドイツ語では主語は省略できないんですよ。一つにはたぶん、同じ人称変化語尾をとる主語がいくつかあるせい(「あなた[たち]」と「彼ら」とか、「彼(彼女、それ)」と「君たち」とか)だと思いますが、単にドイツ人の性格というか、几帳面な民族性なのかもしれません(笑)
前回、ドイツ語の"Mann"には英語の"man"みたいに「人」という意味はない、と書きましたが、実は"man"ていう不定代名詞があって、それは「(一般的に)人(々)」っていう意味なんですよ。つまりドイツ語では2つの言葉で表してるものが英語だと1つだってことですね。どっちが先かは(またしても)知りませんが。"Mann"と"man"は発音も同じだし、文頭では"man"は"Man"になるのでちょっとまぎらわしい?ですが、まあ、実際には文脈というか雰囲気で分かるんじゃないでしょうか(笑)
さてそれでは頭を切り替えて、本日のお題。
実際に文章の中で動詞を使う時の最重要ポイントは
『動詞は2番目』
ってことでしょうか。
つまり、疑問文とか命令文とかでない普通の文(主文の平叙文)では、その文章の中心となる動詞(または助動詞)が、頭から2番目の文節(=単語、または意味としてひとまとまりになる単語群)のとこに来ます。
Ich bin hier! イ'(ッ)ヒ ビ'ン ヒ'ーァ
「私はここ!」
名前を呼ばれたりして、「ここにいるよ~」と返事する時には"Ich bin!"だけでもいいんですが、ここでは種々の事情で副詞のhierを付けてます。
それから↑の文章は、(呼ばれてたところに)「来ました」という意味合いで使うことも。
で、この2番目に来る動詞(または助動詞)が、人称とか時制で変化する(=2番目の動詞を見ればその文章がいつ、誰のことか、だいたい分かる)ってわけです。
Ich war hier. イ'(ッ)ヒ ヴァ'ール ヒ'ーァ
「私はここにいた」
Hier ist es. ヒ'ーァ イ'スト エ'ス
「ここにあるよ(あった!)」
(動詞以外の)語句を並べる順番は、基本的には『強調したい語句が前の方に来る』(日本語と同じ?)と考えていただいてて宜しいかと思います。一番最初には主語が来ることが多いですが、別に目的語とか副詞[句]とかでもok。どれが主語かは、《名詞の格》と《2番目の動詞の人称》を見れば(たいてい)すぐ分かりますしね。てゆーか多分、文脈を読めば、当てずっぽうでも8割方は当たるんじゃないでしょうか(笑)
Es war einmal ein See im dichten Nebel. 《ue=uウムラウト》
エ'ス ヴァ'ール ア'インマール アイン ゼ'ー イム ディ'ヒテン ネ'ーベル
(See=湖 dicht=濃い Nebel=霧)
「むかしむかし、濃い霧に包まれた湖がありました」
Am See traf ein Entchen den Prinzen.
アム ゼ'ー トラ'ーフ アイン エ'ントヒェン デン プリ'ンツェン
(traf=treffen 出会う の過去・三人称単数)
「その湖で一羽のアヒルの子が王子様に出会いました」
ついでに書いておきますと、ドイツ語と同じように動詞の形が主語によって細かく変化するスペイン語なんかでは(動詞を見れば主語が分かるので)主語を省略することができますが、残念ながら(?)ドイツ語では主語は省略できないんですよ。一つにはたぶん、同じ人称変化語尾をとる主語がいくつかあるせい(「あなた[たち]」と「彼ら」とか、「彼(彼女、それ)」と「君たち」とか)だと思いますが、単にドイツ人の性格というか、几帳面な民族性なのかもしれません(笑)
こちらのサイトがとてもよいので、私のサイトにリンクさせていただいてよろしいでしょうか?
(ばかばかしい内容なので本当に恐縮なのですが)
もし不可の場合はリンクをはずしますので、
どうぞ遠慮なさらずおっしゃってください。
お返事はこちらでも、私のサイトでもかまいません。
勝手で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
allegra
リンクの御連絡ありがとうございます。
私は基本的にリンク制限をしておりませんので、自由にしていただいて構わないのですが、できればリンクをしていただいたページ(サイト)のURLも御連絡いただければと存じます。
また当ブログは、TVアニメ『プリンセスチュチュ』のファンサイトの別館ですので、その話題が中心となります。もしallegra様のサイトがその関係でない場合、内容的にあまり適当でないかもしれませんので、その点を御承知おき下さい。
今後ともよろしくお願いいたします。
Lop Nor
ご丁寧なお返事ありがとうございました。
私のサイトはこちらになります。
http://blog.goo.ne.jp/allegra1943/e/5dfd5ce8799293444f6fa6524f17e5c7
もしお許しいただければ幸いです。
不可の場合ははっきりおっしゃってくださって構いません。
『プリンセス・チュチュ』についても読者のかたに知ってもらえればと思います。
お忙しいところありがとうございました。
適切な説明でとてもわかりやすいです。
それで、もしよろしければで結構ですが、
「いますけど」の「けど」のニュアンスをどういう風に出せばいいのかわからなくて、
もしご存知でしたらご教授いただけると幸いです。
勝手ですみませんがご協力いただけましたら、よろしくお願いいたします。
お返事ありがとうございました。
コメント投稿画面でURLを入力していただいていたようですのに気がつきませんで(システム上、コメントを公開しないと情報が分からないので)、お手数をおかけしてすみませんでした。
これからも当ブログをお楽しみいただければ幸いです。
それから御質問の件ですが、「いますけど」という日本語もいろいろ状況によって意味合いが変わりますので一概には言えませんが、例えば"Na(さあ、ほら)"を使って
"Na, ich bin!"
とすると、「ほら、ここにいますよ」という感じになるんじゃないかと思います。
(一般的に言って日本語の表現はどうとでも取れるような曖昧な言い方が多いですが、欧米ではもっと具体的に言うことが多いような気がしますね)
私もそういった細かい表現についてはよく分かりませんので、きちんとお答えできなくて申し訳ありません。
Lop Nor
ご丁寧にありがとうございます。
わがままな申し出にご返答いただき、助かりました。
最近ドイツ語をサボっていたのですが、またはじめようと思います。
今後もちょくちょくお世話になるとおもいますので、どうぞよろしくお願いいたします。
私のサイトは、元々性犯罪の問題提起の場としてつくりました。もしよろしければのぞきに来てください。
このたびはどうもありがとうございました。
allegra
もともと少ない上にほとんど忘れかけている私のドイツ語の知識を、多少なりともお役に立てていただけたのであれば幸いです。
また、再度のお願いになりますが、こちらのブログはあくまで「プリンセスチュチュ」のファンサイトとして運営しております。したがって、お読みいただいているチュチュファンの皆様の御興味から著しく逸脱するような話題については、(管理人の独断において)コメントを掲載しない等の場合もありますので、悪しからず御了承下さいませ。
それではよろしくお願いいたします。
Lop Nor