南斗屋のブログ

基本、月曜と木曜に更新します

弁護士の質の低下にご注意

2016年10月01日 | 法律事務所(弁護士)の経営
以前に比べるとインターネットの普及などで、弁護士へのアクセスはかなり容易にはなってきました。
弁護士数もかなり増えてきています。
増えれば、質というものは低下してくるもの。
質の低い弁護士にひっかからないようにご注意下さい。

先般、弁護士会からお知らせがきていまして、これはかなり驚きものでした。
弁護士というものは、弁護士会への登録というのが法律上義務づけられているので、登録申請手続きをまずしなければなりません。
その手続書類の書き方についての注意でした。
弁護士会が指摘していたのはこんなことです。
① 登録手続きの注意書面をよく読んで手続きをするように。この書面を読まないで申込書類を書いていると思われるものが多数散見される。
② 必要書類に不備がある事例、多数。必要書類が揃っていないとそもそも審査すら受けられませんよ。
③ 書面に記載された文字が判読不能である事例、多数。社会常識に照らし、楷書で分かりやすい文字で記載して下さい。
④ 期限には間に合うように提出して下さい。

いやはや、こんな例があるのですね。しかも多数とは。注意書をよく読んでいないとか、必要書類が揃っていないとか、ましてや読めない字で書いてあるとか・・・。こういう例が弁護士(となろうとする者)の中にいるということだけでも驚きですが、それが「多数散見される」というのでは、何をかいわんやです。

こんな注意が来るのは、おそらく弁護士会始まって以来かと思いますが、会の方としても言わないではいられない状況なのでしょう。
皆様もくれぐれも、このような弁護士にはひっかからないようご注意下さい。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする