Living with a season! ~季節のある暮らし Vol.1~

福岡県で、料理&テーブルコーディネートの教室「Coordinare」を主宰するLEAFが綴る、暮らしを楽しむコツ。

2010年12月のレッスン 2

2010-12-19 23:06:20 | レッスン 料理
今月のお料理は、クリスマスを意識したお料理です。

↓ホタテのタルティーヌ
ワインに合う一品です。ソテーした紫玉ねぎ+さっとソテーしたホタテの組み合わせ。アクセントにカレーパウダーを少しあしらって。


↓カボチャのポタージュ カレー風味
カボチャのポタージュは、結構と甘めのモノが多い気がしますが、これは、さらっとしていて、ほんのりとカレーのスパイシーな香りを感じてもらえるポタージュ。デミタスカップで、少量召しあがって頂きました。


↓中華風ホットサラダ
ラー油、花山椒が利いた、ピリ辛のドレッシングをたっぷりかけたサラダです。結構と、お野菜がモリモリ食べれます。


↓ローストチキン
ルクルーゼのお鍋の中で作る、ローストチキン。思っているよりも、簡単に作れます。個人的には、お肉よりも、お野菜が甘みが増して、おいしいなと思っています。やっぱり、クリスマスにはチキンがあると、食卓が華やぎますね。


↓リンゴのケーキ
小さく角切りに切ったリンゴが、たっぷりのっている素朴なケーキです。ホイップした生クリームを添えて、召し上がっていただきました。


以上6品が、今月のお料理でした。

2010年12月のレッスン 1

2010-12-19 23:05:21 | レッスン テーブルトップ
今年最後のレッスンは、クリスマスです。
今年も、昨年に引き続き、素朴な雰囲気のテイストが流行しているようです。

今回お出ししているお料理も、ローストチキンや、素朴なリンゴのケーキなどの「家庭的」な雰囲気のお料理が多いので、セッティングも、そういう雰囲気にしました。
アクセントカラーは、クリスマスによく使う色でもある、レッドです。赤という色は、「キリストの血の色」や、「ケルト人が喜びの日にかぶっていた赤い三角形の帽子の色」を意味している、と言われています。
デザートのリンゴのケーキを連想させる、小さなリンゴをフィギアとして飾って。
当日のお料理に使う素材を(たとえば、キノコをたっぷり使う料理をお出しする予定なら、カタチが可愛いマッシュルームとか)、テーブルまわりに飾ったりすると、「どんなお料理が出てくるのかな?!」と会話の糸口になったりするので、おススメです。
今回、テーブルクロスや、食器は、白にしているのですが、白には、「純白」という意味が込められています。
また、テーブルのお花は、常緑樹を使ったアレンジで、松笠やオレンジなどのドライのモノと、香りのモノを加えています。常緑樹は、一年中枯れないことから「永遠の命の象徴」とされていて、松笠などのドライのモノは「キリストが誕生した馬小屋」を、オレンジやシナモンの香りのモノは「三人の博士からのプレゼント」を意味しているといわれています。
カトラリーも、デコラティブなモノよりも、シンプルなモノを選びました。そして、グラスは、昔Rさんと出席したクリスマスパーティーで、お土産として頂いたグラスです。
高価なものではないかもしれませんが、このグラスを見るたびに、「あの時のパーティーは、楽しかったね」とか、色んな事を思い出す、そんなグラスであります。
このグラスのように、それぞれの家庭に、それぞれの思い出の食器というのがあると思います。「このお皿は、お正月には絶対に使うよね」とか「特別な日は、このティーカップを使うよね」とか、そういう思い出の食器。そういう食器を使うことで、テーブルには、その家庭の特別なストーリーが生まれてきます。食卓を通して、その家庭のストーリーを感じることができる、というのも、テーブルセッティングのおもしろい点の一つだと思います。

ぜひ、自分のご家庭の「ストーリー」が感じられるような器使いに、挑戦されてみてくださいね。