京都文化企画室の学校への出講ー2021年度の第一回目は7月6日の嵐山小学校から始まりました。この日は、雨こそ降りはしませんでしたが京都特有の蒸し暑い日でした。
教育委員会から竹内参与がお越しいただき、校長先生、教頭先生、担任の先生が応援していただき、体育館で6年生を対象に授業がスタートしました。現在6年生は授業の中で「日本のよさ」について学ばれているそうで、外人講師から見た「日本のよさ」についてお話を聞いたりされている一連の取り組みの中で、「日本舞踊」についても学んでみたいとのことでした。
まず「日本舞踊を見たり、やってみたことのある人はいますか?」と聞いてみました。すると、一番前の端にいた女の子が手を挙げてくれました。「どこでやりましたか?」と聞くと「先生のところです。」と。彼女の名札と顔を見て思い出しました。?年か前に「日本舞踊の体験から発表へ」に参加してくれたMさんでした。私の名前が充から鯉へと変わっているのにも関わらず私を覚えていてくれたこと、それよりも過去に日本舞踊を体験したことを覚えていてくれたことに感動しました。
日常生活の中で日本舞踊に触れる機会が殆ど皆無という状態の中での種蒔きは大変ですが、ちらほらと蒔いた種から芽が出かかっているのではないかと感じられ、彼女との再会が無性に嬉しくなりました。
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