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[CL] Benfica 1 - 1 Manchester United

2011年09月16日 00時02分03秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
まずはジェスス監督の談話:
「我々はいつ守備をするのか、いつ攻撃をするのかをよく知っていた。もし勝者を決めるとすれば、ベンフィカのほうだろう。ユナイテッド相手の1ポイントは完璧とは言えないが、それでも良いものだ。ライアン・ギグスは素晴らしいゴールを決めた。ハビ・ガルシアの後を埋めるべきウィッツェルのポジショニングの失敗があったが、それでも相手のゴールを褒めるべきだろう。」
一方ファーガスン監督は
「私たちのチャンスは1~2回だったが、引き分けは正当な結果だと思う。ベンフィカとの試合が厳しいものであることは想定内だ。彼らがボールを持っていたときは、彼らが上手くプレーし、我々がボールを持っていたときには我々が上手くプレーした。良いチームがやることだ。両チームがそれぞれの役割を果たした試合だった。一番良かったことは、今シーズン使われていなかった選手をプレーさせる機会があったこと。」
また、たぶんポルトガルの記者にベンフィカの選手では誰が目立っていたかを聞かれて、
「たぶんカルドーソ。ゴールへの執念がある。それからガイタンとアイマール。インテリジェンスと個人の技術がある。」
ガイタンにインテリジェンス。間違いなく技術はあるのですが。

↓(小人が疾走しているみたい)


こちらのリンクのブログ記事が興味深いです:~ターンオーバーとノリート~ ベンフィカ対マンチェスター・ユナイテッド 事実関係のところはちょっといろいろありますが、初めてベンフィカを見ただけでこんなにわかるんだなあ、と驚きました。(大量補強? いや、主力が例によって抜けたので、それを埋めようととりあえずいろいろ買っただけ。ノリートに非凡なパスの才能? ないんじゃないかなあ。あっ、今日のノリートは良かったです! ただドリブルやパスはアイマールや、パスはあれですがガイタンもできるので、ノリートに期待したいのは得点なんですよね~。ビッグチャンスのうち1つは決めてほしかったです。特にこのところノリートはこういう決めきれない場面がすごく多いので。)
()が多くなってしまいましたが、そうそう、アイマールがせっかくフリーでいても、なぜかボールが来ない場面が前半に多かったです。絶対パブロは密かにイラついていたはず。そのイライラ、プラス気合入りすぎが、無理なシュート、あと微妙にリズムに乗り切れないことに繋がったかなあと。
Serbenfiquistaでは、もちろん評価は今ひとつで、「ボールを持ちすぎ。」との批判もあります。確かにいつもよりそんな感じでしたが、普段より前目で、かつ相手がユナイテッド。もしかしたら、ワンタッチで回しても取られる可能性が高いから、とりあえずボールをなるべくキープしようと思ったのかもしれません。自信のないときは絶対ドリブルをしないパブロが結構やっていたので、調子自体はいいのかなあと思いました。

ブログ記事に戻りますと、「ハビ・ガルシアもヴィツェルも試合を作れるなーと感心させるようなプレーは少なかった。」 そうなんですよね・・・。ハビ・ガルシアはそういう選手じゃないのでもう仕方ないとして、ウィッツェルはできるはず、というかやってくれないと困るのですが。ウィッツェルとアイマールでゲームメークするというのが、一応今シーズンのベンフィカのベースのはずなのですけれど、今朝の試合では全くできていませんでしたね。それにせっかくハビ・ガルシア、ウィッツェル、ルーベン・アモリムと守備的な中盤にしたのに、あんな風にギグスをフリーにしてミドルを決められたのでは、意味がありません。
ガイタンの守備のしなさ加減も、ほんとにずぅーっとで困ったものです。でも、ファーガスン監督に褒められて、本人はすごく喜んでいる模様。ますます国内リーグ戦では手を抜いて、CLの試合だけに力を入れたりして。
ウィッツェルに関しては、まだ若いし(22歳)、ルスのような大きなスタジアム、相手はマンチェスター・ユナイテッドという状況を考えると、よくやったのでは?という意見もあります。パブロのほうの時間は限られているので、ついつい焦ってしまいます。



今日の観客は63822人。ほぼ満員?! テレビを通しても素晴らしい環境なのはよくわかりました。BENFICAの文字も、おおー、ルスでもこんなことができるんだ!と感動しました(笑)。いつも採点を送ってくださるJoan Carlesさんも今回はルスに観戦に行きました。そろそろバレンシアに戻っている頃でしょうか。というわけで今日は採点はありませんが、パブロはきっと5か6でしょう。

今日のマンチェスターのスタメンに、バルサとのCL決勝をプレーした選手は7人いるそうです:Evra, Fábio da Silva, Carrick, Giggs, Park, Valencia, Rooney
なるほど~、あれほどまでにバルサが大勝した理由が今日わかったような気がします。

写真はまあまああります。パブロ、ようやく髪の毛を切りましたね! ちょうど良い長さでホッ。でも土曜日から剃っていない髭が邪魔です。4日間置くと、これくらい伸びるんだなあということがわかりましたが、そんなことがわかっても・・・。







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2 Comments

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勝ち点1は死守ですが… (エディー)
2011-09-16 13:35:30
こんにちはしおんさん。
パブロイライラがこの試合内容を物語るドローでしたね。
個人的には1.5軍のユナイテッド相手にはドローに持ち込めるだけのチーム力はある事に多少ホッとしてます。
パブロのイライラに関して言えば選手間のプレーの感覚がまだ理解して無いと思います。

格上のチームと対戦する場合特に監督からは普段と変わらずプレーしなさいとアドバイスされますが、実際には普段通り出来なく全体的に萎縮したプレー内容になると僕は思います。

仮に僕がジェスス監督の立場やピッチに居る選手なら普段より大胆にプレーしなさいと声をかけますね。
特に若い選手が多いチームですし経験値の差がプレー内容に現れたと思います。
話を戻しますが、パブロのイライラはきっと普段なら貰える位置に居るはずなのに何故かパスが来ない?
パブロ感覚では約5mあれば決定的なプレーが可能なのに味方選手はあの位置ではまだ出せないと判断されたのでしょう。

それが交代する間で修正されないと流石にイライラしますよ。

最後に最近のエントリーは興味深い記事が沢山あり見ていて楽しいです~♪\(^o^)/
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エディーさん、 (しおん)
2011-09-17 01:03:52
>個人的には1.5軍のユナイテッド相手にはドローに持ち込めるだけのチーム力はある事に多少ホッとしてます。

まったく同感です! ほんと、どの程度の力があるのかさっぱりわかりませんもんね。ただ相性として、プレミアのチームはわりといいのかもしれません。スカパーの放送の最初のほうの画面表示で、ベンフィカの選手たちの国がずらっと出て、ブラジル・アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、スペイン・・・。逆にマンチェスターはイングランド、ウェールズ・・・。ブラジル代表やアルゼンチン代表はイングランド代表より絶対強いはずだから、今日の試合だってきっと大丈夫!とあの画面を見ながら思っていました。逆にバルサ相手だと、ルスでも引き分けは難しそうです。

>パブロ感覚では約5mあれば決定的なプレーが可能なのに味方選手はあの位置ではまだ出せないと判断されたのでしょう。

なるほど~。他の選手はいつもより慎重、パブロはいつもよりさらに強気だったのから、パブロが今ひとつ噛み合っていないような、空回り気味にますます見えたんですね(目から鱗)。とにかくボールに触らないことには調子が出ないので、パブロとしてはかなりフラストレーションのたまる試合だったことでしょう。

いつも読んでいただいてありがとうございます! この1週間はお仕事がなかったから・・・。でも今日から入ってしまって、もともと夜型なんで、ブログも仕事も真夜中にすることに(汗)。
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