主力を放出したビエイラ会長に怒り爆発していたんですけど、ヴィッツェルがA Bolaに話したインタビューを読んだら、うーむ・・・。にわかには信じがたいですけれど、ヴィッツェル自らがこの移籍を望んだんですね。
「これは僕の人生の中で重要な瞬間だと感じている。僕はハッピーだよ。ベンフィカの会長は僕をクラブに引き留めるためにすべてのことをしてくれた。契約更新と年棒アップをオファーしてくれたんだ。でも僕はこの決定をして、だからもう他にやることはなかった。はあ~。ビエイラ会長はちゃんとヴィッツェルを引き留めようとしてくれたんですね。そりゃ会長だって馬鹿じゃないですもん、ヴィッツェルが抜けたらチームがどうなるかはわかっていたはず。でもヴィッツェルはゼニトを選んだと。「ロシア語も学ばなくちゃいけないし、僕にとっての新しい冒険だ!」とすごく楽しみにしている様子で、いやいや、全くヴィッツェルの気持ちが理解できません。あと1年ベンフィカで頑張れば、もっと良いところからオファーが来たのでは?? ゼニトが悪いクラブだと言うつもりはありませんが、リーグ・レベルはポルトガルと同じくらい、リーグの中のポジションもベンフィカとそんなに変わらない、気候などは圧倒的に悪い(何度も書いていますが、2月に行ったことありますけれど洒落にならない寒さでしたよ!)、違うのは年俸だけじゃないですか・・・。そりゃお金のためだと言われても当然ですよ~。ヴィッツェルには失望したというか、本当にがっかりだなあ。
誰もが僕はお金のためにベンフィカからゼニトに移籍したと言うだろう。それはわかっている。もちろんそれは重要な要素だ。ベンフィカの会長は契約更新を申し出てくれたけれど、ゼニトがオファーしたものと比べてその差は大きかった。それは認めなければならない。でも僕が決断したのはそのためだけではない。ゼニトのプロジェクトが僕を惹きつけたんだ。」