きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

竹中大工道具館で匠の技を知る

2016-12-24 | 美術館・博物館・記念館・園
11月に、今年も「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」(略してイケフェス)に参加するため、
チョット早めに出発して、3泊4日の旅に出ました。
新神戸で下車し、向かったのは竹中大工道具館。
旅の荷物を持って歩ける距離です。

建物は、日本の伝統職人技と現代の建築技術が融合したものとHPに書いてあります。
匠の技を肌で感じることのできる空間を
楽しみました。



高さを抑えた、地上1階、地下2階建


大好きな数寄屋建築の壁の秘密が学べました。







唐招提寺金堂の柱や屋根の原寸大復元模型 日が当たると、ノミの跡が見えます。



大徳寺玉林院にある茶室「蓑庵」の復元模型 スケルトン茶室

上がることが出来ます。



組子細工の障子



木目を触ってみよう コーナー




右手奥に見えるのは
スケルトン模型茶室の原型 「一滴庵」。 年2回特別公開されるそうです。

道具を、どう使い分けるのか
想像がつきません。

日本はノコギリを引いて使うけれど、
世界は押して使う。
墨つぼは、大工さんが彫刻の練習などのために
自ら彫った道具だった などなど 初めて知りました。
もっと時間があれば、木工室の体験コーナーに立ち寄ってみたかった。。
カンナ型の鉛筆けずりとキーホルダーをお土産に。
マニアックですが、日本の素晴らしい職人技を知ることができる博物館。
面白いです!

設計施工は、もちろん竹中工務店
神戸市中央区熊内町7-5-1
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする