きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

冬の京都の旅

2013-04-28 | 近代建築
すっかり春になってしまいましたが
真冬の京都の旅の続きです。

二日目は、南禅寺界隈をぶらぶら。
すこし偉そうに ねじりまんぼのうんちくを友人に…。




トンネルをくぐった辺りは、かつて別荘地で大きなお屋敷が建ち並んでいます。

外から見える楼門に惹かれ金地院に入ってみました。
重要文化財がたくさんあります。


方丈

特別公開中(別料金)で、方丈の茶室八窓席などを見学。
小書院の襖絵に 美術の教科書にも載っている、長谷川等伯の「猿猴捉月図」があります。
茶室は傷んでいますが、趣があります。


東照宮(1628年)




拝殿天井には狩野探幽の筆による鳴龍が描かれていていますが、近寄れずあまり良く見えません。
土佐光起の筆による36歌仙の額が壁を飾っています。






方丈の前庭「鶴亀の庭」(肝心の鶴と亀は写し忘れました)

南禅寺は初めて拝観料を納めて見学しましたが、その都度納めてけっこうな金額になりました。
金地院・金地院特別拝観・三門・天授庵の
全院共通拝観券があれば嬉しいのになあと思いました。
なかでも、金地院の特別拝観はとても素晴らしかったです。



水路閣




三門に初めてのぼりました。
やはり木樹に葉のある季節に来てみたいところです。




東福寺の方丈の庭を見たくて行ったのですが
この日に限り 法要のため非公開。
残念でした。
仕方なく、通天橋を渡って帰りました。
紅葉の景観が素晴らしいところで有名ですが
真冬は人影がありません。







雪舟寺




三十三間堂を拝観。冬の京都の拝観終了時間は早くて、ここでタイムアウト。



最期に 三条通りをぶらぶら。
京都は 雪がちらちら。ことのほか寒くて 体の芯から冷えました。

コメント (2)
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