きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

上野散歩と上野松坂屋 屋上

2013-02-10 | 屋上
上野をぶらぶら。



小高い山の上に、上野大仏があります。

上野の森の中にある韻松亭。
創業は明治8年。
いつも混んでいて、入ったことがありませんが
この日は席があるというので、昼食を。
風情ある建物の3階に案内されました。
大きく開いた窓からは、上野公園の桜並木が見えます。
桜の季節は、さぞ見事でしょう。




花籠膳雪を注文。
冷酒を注文したら、目の前で朱塗りの入れ物?に注いでくれました。
手が滑りそうで、怖かったです。
お料理は、つくりおきしてあるのか すぐに運ばれてきて
ヘルシーな品が並んでいます。あとで茶碗蒸しが熱々で運ばれてきました。
塩気のある豆ご飯は、大豆の歯ごたえが食べたことのない食感でした。
赤だしと豆ご飯はおかわりがができます。
お料理のボリュームがないけれど、ご飯をお代わりしたらお腹がいっぱいになりました
どちらかと言えば 雰囲気が ごちそうかな~。



老舗デパートの屋上には、神様がいるはず。
そう思って、上野松坂屋へ。
新館のエレベーターで屋上遊園に行き、探しました。
おきまりの遊具が並んでいて、上野の土地柄か
パンダの模様がついています。
くるくる観て歩きましたが、見つかりません。







実は屋上は本館とつながっています。
本館8階のエレベーターに乗ろうと待っていて
ふと左手を見たら、神社の看板と入口の扉があって びっくり。
説明板を読むと、東日暮里の
かく護稲荷神社(かくごいなりじんじゃ)の神霊を王子稲荷社司から分霊してもらい  
松坂屋竣工時(昭和4年 1928年)に祀ったと記されています。
「かく」は、雨かんむりに鶴と書きますが、文字化けして表示できません。
銀座松坂屋屋上にも、同じお稲荷さんがあるのを思い出しました。

ここは他のデパートのように、屋上遊園(庭園)の一角ではなく
仕切られた、神社だけのための屋上空間。
大切にされている様子が伝わってきます。











上野、御徒町に来たら、ぜひお参りを。



帰りは、本館のエレベーターで。
レトロで 素敵。

2013.2.9
コメント (8)
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