仮想通貨が揺れている。
何十倍儲かったとか、暴落して大損したとか。
昨年までは「実はね、ビットコインですごく儲かってるんですが、どうしましょう」
という声をチラホラ聴いていた。
年末から暴落したり、先日のNEMのように流出して丸損の危機に陥ったりしたが
「実はね、大損してるんですが」という声はまだ聴かない。
確定申告が近づいているが、税理士仲間も仮想通貨の仕組みについては
分からない人間が多い。
仮想通貨は換金して利益が出たら「所得」として確定し、他の所得と合算して申告する。
税務当局も仮想通貨には目を光らせていると思われる。
申告をしていないことで「逃れられた」と思っても、時効は7年なので
遡って課税されることは間違いない。
同一年の仮想通貨同士の損益は相殺できるが、同一年の他の所得と仮想通貨の損失は
相殺(損益通算)できない。
考えられる悲惨なケースは例えばこう。
29年に仮想通貨で大もうけした。
30年にそれを上回る大損した。
29年は、他の所得と合算して課税される。
30年は、他の所得と相殺できないし、株の損失のように翌年に繰り越しもできない。
多額の税金に堪えかねて自己破産しようにも「租税請求権」は免責の対象外なので
自己破産後も支払い義務が残ることになる。
こんな人が増えなければいいが。
何十倍儲かったとか、暴落して大損したとか。
昨年までは「実はね、ビットコインですごく儲かってるんですが、どうしましょう」
という声をチラホラ聴いていた。
年末から暴落したり、先日のNEMのように流出して丸損の危機に陥ったりしたが
「実はね、大損してるんですが」という声はまだ聴かない。
確定申告が近づいているが、税理士仲間も仮想通貨の仕組みについては
分からない人間が多い。
仮想通貨は換金して利益が出たら「所得」として確定し、他の所得と合算して申告する。
税務当局も仮想通貨には目を光らせていると思われる。
申告をしていないことで「逃れられた」と思っても、時効は7年なので
遡って課税されることは間違いない。
同一年の仮想通貨同士の損益は相殺できるが、同一年の他の所得と仮想通貨の損失は
相殺(損益通算)できない。
考えられる悲惨なケースは例えばこう。
29年に仮想通貨で大もうけした。
30年にそれを上回る大損した。
29年は、他の所得と合算して課税される。
30年は、他の所得と相殺できないし、株の損失のように翌年に繰り越しもできない。
多額の税金に堪えかねて自己破産しようにも「租税請求権」は免責の対象外なので
自己破産後も支払い義務が残ることになる。
こんな人が増えなければいいが。
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