飲食店や、建築業、自動車修理業などでは、顧客から「ちょっと領収金額を水増しして」と言われることがある。
通常、飲食店ではレシートが領収証になるのだが、二枚複写の手書きの領収証をお客に発行することがある。
2年くらい前、飲食店の税務調査でのやりとりだ。
調査官「この領収金額は5万円になっているのに、帳簿には3万円しか記入してないですね。これは不正です」
私 「領収証の裏を見てください。実際は3万円だが、常連客の強い要望で5万円と書いたんです。
メモしてるでしょう。実際の売り上げは3万円です」
調査官「それは許されません。不正な処理です。修正してください」
私 「処理は不正でも、売上代金としては3万円が正しい。それを言うなら、
実際の売り上げは5万円なのに、領収証に3万円と書いてあったら3万円になるのか」
調査官「それも不正です。正しい処理をしてください」
私 「不正を強いているのはお客であって、あなたが反面資料としてこの領収証をもって
お客の会社の税務調査に行って不正を指摘するのが筋でしょう」
調査官「行ってもいいんですか」
私 「行かれると困ると思って、こちらが修正すればしめしめと思っているんだろうが。
どうぞ行ってください。どうせこんな客は、この店だけではなく、あちこちで似たような
ことをやっているんだろうから。そういう会社こそ、調査すべきじゃないのか」
こういうやりとりがあって、結果、その飲食店は何ら修正申告することも無く調査が終了した。
商売はきれいごとではない。調査官が言うように、正しいことをすべきなのは言われなくても
分かっているが「弱い立場のものから税金を取る」という姿勢が、
一部の調査官から見えるのは残念だ。
こういう税務調査官とは徹底的に戦う。
だが、前提として「この店は絶対に不正をしていない」という確証が無いと、こちらも強気に出られない。
調査官から「こんなものがあるんですけど」と言われ「すみません」というオチになるのは
過去、何度もあった。
そういう時は「なんだ意地悪💓 最初から言ってくれればいいのにー」とか言うしかない。
通常、飲食店ではレシートが領収証になるのだが、二枚複写の手書きの領収証をお客に発行することがある。
2年くらい前、飲食店の税務調査でのやりとりだ。
調査官「この領収金額は5万円になっているのに、帳簿には3万円しか記入してないですね。これは不正です」
私 「領収証の裏を見てください。実際は3万円だが、常連客の強い要望で5万円と書いたんです。
メモしてるでしょう。実際の売り上げは3万円です」
調査官「それは許されません。不正な処理です。修正してください」
私 「処理は不正でも、売上代金としては3万円が正しい。それを言うなら、
実際の売り上げは5万円なのに、領収証に3万円と書いてあったら3万円になるのか」
調査官「それも不正です。正しい処理をしてください」
私 「不正を強いているのはお客であって、あなたが反面資料としてこの領収証をもって
お客の会社の税務調査に行って不正を指摘するのが筋でしょう」
調査官「行ってもいいんですか」
私 「行かれると困ると思って、こちらが修正すればしめしめと思っているんだろうが。
どうぞ行ってください。どうせこんな客は、この店だけではなく、あちこちで似たような
ことをやっているんだろうから。そういう会社こそ、調査すべきじゃないのか」
こういうやりとりがあって、結果、その飲食店は何ら修正申告することも無く調査が終了した。
商売はきれいごとではない。調査官が言うように、正しいことをすべきなのは言われなくても
分かっているが「弱い立場のものから税金を取る」という姿勢が、
一部の調査官から見えるのは残念だ。
こういう税務調査官とは徹底的に戦う。
だが、前提として「この店は絶対に不正をしていない」という確証が無いと、こちらも強気に出られない。
調査官から「こんなものがあるんですけど」と言われ「すみません」というオチになるのは
過去、何度もあった。
そういう時は「なんだ意地悪💓 最初から言ってくれればいいのにー」とか言うしかない。
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