桒田三秀税理士

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減価償却

2019-06-07 08:04:36 | 税と会計
 減価償却資産としての「楽器」の耐用年数は5年。

 50万円の楽器は、5年間にわたって経費になるということだ。

 ただし、楽器が事業と関係なく個人の趣味に基づくものだと、はじめから経費にならない。

 この度「カレーハウスCoCo壱番屋」の創業者、宗次徳二が取締役を務める資産管理会社

 「ベストライフ」が名古屋国税局の税務調査を受け、約20億円の申告漏れを指摘されていたことが分かった。

 バイオリンなど減価償却できない希少な楽器が問題になったという。

 関係者によると、所有していたイタリア製のバイオリン「ストラディバリウス」など

 約30丁を誤って減価償却して経費に計上していた。

 「ストラディバリウス」のような高価な楽器は、資産価値が落ちないので

 減価償却自体ができないわけだ。

 この「誤って」というのがマユツバものだ。

 税理士が絡んでいたなら、当然気が付くはずだ。

 知らなかったならあまりにお粗末だ。

 

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